Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

言葉で語れないもの

2010年12月19日 | 家・わたくしごと

 ぼくは、ガムランとは何なるかと「薀蓄(ウンチク)」を語ったりはしません。語れるほどの「薀蓄」なんてないし、だいたいガムランは言葉なんかじゃ語れるはずはありません。
 時間をかけて、新しい仲間やそれまでの仲間との信頼関係の中で、言葉なんかではなく音で築きあげられていくものがガムランの音の世界だと思います。ちょっぴりガムランの先輩として皆を引っ張っていくのが私の役割。そういうぼくも、りっぱに育った仲間たちに引っ張られることだってしばしば。でもそれはとても素敵なことだと思っています。
  新しい仲間たちとガムランを初めて1ヶ月半。今度、皆に会うのは来年です。時間はかかるかもしれませんが、ぼくは新しい君達と、そして長いこと仲間として演奏をともにしてきたあなたたちといっしょに大編成のガムランで、来年、また舞台に立てることを楽しみにしています。みんな、ありがとう。