Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

地消

2014年11月05日 | 浜松・静岡
 浜松駅の近くに浜松産の野菜や加工品を売るアンテナショップがあり、そこで浜松の細江地区のみかんを買う。特に高いわけではないが、とても甘くておいしい。産地がわかるというのは安心でもある。沖縄では季節になるとよく「たんかん」を食べたり、送ったりしたが、静岡はやはり温州みかんである。しかもそれほど遠くない場所でみかんがとれるのはうれしい。
 地元のものを食べる、いわゆる「地消」。地産地消という言葉があるが、私は農家ではないので「地産」はできないが、できるだけ浜松で採れたものを食べるようにしている。三方原のジャガイモとか、大根とか、最近はイチジクも見つけた。だからといって、お金をかけてまで地元産にこだわっているわけではない。
 少なくても浜松がいろいろなところで身近になってきている気がしてならない。ここに住み始めたころは、浜松産なんて野菜には気づきもしなかったし、だいたい浜松で何が採れるのかなんてよく知らなかった。その土地の人々、香り、そして味、いろいろなものが住む街を「身近」のものへと引き寄せてくれるものだ。