浜松祭りのとき、街を歩いていてトチの木にたくさん咲く花を見つけた。それにしてもトチの花がこんなに美しいものとは全く知らなかった。そんなことも知らなかったのかと、植物に詳しい父にお小言をいわれそうである。 しかしトチというのはやはり花より実の方が有名な気がする。たしか「栃餅」というのはこの実を加工するのではなかったか?
いろいろ調べてみると、この花の蜜を集めたはちみつもかなり美味らしい。なんだかそんなことを知るとこの写真を見るだけで、口の中に甘い感覚が広がるではないか。それにしてもこの写真を見ていると、浜松で撮影したのではなく、インドネシアで撮影した花の写真のように色彩が鮮やかである。
ちなみにトチには、日本でもともとあるトチとヨーロッパ原産のセイヨウトチの二つがあるそうで、後者はフランス語でマロニエである。これはどっちだろう?ちなみに木にかけられていた標識には、トチの木とだけ書かれていたが…。