Pの世界  沖縄・浜松・東京・バリ

もの書き、ガムランたたき、人形遣いPの日記

テレビニュースに登場

2017年08月27日 | バリ

 今日の朝のできごと、テレビでBaliTVのニュースをつけて新聞を見ていたら(どちらも日本ではやらないのに、バリでは定番の朝の儀式)、「日本」「スンドラタリ・ラマヤナ」という言葉か聞こえてきた。ふとテレビの画面を見てみると自分たちの舞台の話ではあーりませんか?さてここからが大慌て。カメラどこ?そうだカバンの中だよ、って一人であたふたしてやっと見つけて画面を撮りはじたときはもう後の祭り。残念ながら10枚しかとれず、3枚はピンボケでした。みなさん、ごめんなさい。今日の朝に放映されたってことは、昨晩のニュースでも放映されたんだと思います。たいてい夕方と翌朝は同じニュースが使われます。
 自分をインドネシアのテレビ画面で見る、というのはなんとも不思議な気分がするわけですね。もちろんこういう経験は何度かあるんですが、たいていは「見たよ」と誰かに言われるだけで直接見たことはほとんどありません。でもおかげでご挨拶にいけないバリの知人たちに「私は元気にバリ芸能に取り組んでいます」という報告になったかもしれません。見ているかどうかはわからないですが。
 あの一日が夢だったように、今はすっかり切り替えて調査に取り組んでいます。なんだかテレビを見たらまるで昨日のできごとのように蘇って来てとてもステキな気分です。


ライスフィールド~バリ11日目

2017年08月27日 | バリ

 バリの観光ガイドに出ているようなライスフィールド。宿泊したホテルの部屋から見えた風景です。考えても見ればどこにでもある田んぼの風景なんですが、なぜバリのライスフィールドだと思うと特別感があるんでしょうね。
 そんなライスフィールドの一角に3階建ての小さなドメスティック向けのホテルができていて、そこに宿泊しました。宿泊客はそんな風景を堪能できる一方、この風景を日々ながめている地域住民にとってはこのホテルが田んぼの中に建ってどんな思いを持っているんだろう?と考えたりしてしまいます。
 観光客の満足と地元の人々の満足が、ともに大きなものになるのが「観光」の理想なんでしょうが、やっぱりそういう図式は簡単ではないのでしょうね。開発と伝統は観光にとっての大きな課題なのです。