5年ぶりのジョグジャ。しかしマリオボーロ通りはあいかわらず、所狭しと衣装や民芸品を並べる出店がずっと続いていて、昔とちっとも変わらない街という印象です。なんだかここだけは時間がとまっています。インドネシア各地からの観光客であふれかえっているもの同じです。以前よりももっと増えたのかもしれません。
雑然としていて落ち着かない街にも見えますが、私は結構このジョグジャの風景が好きなのです。のんびりした田園風景は素敵ですが、この雑踏にもなんだか不思議と惹かれるものがあります。この街にはインドネシア各地から観光にやってきます。かれらは、古都に来て古のインドネシアの姿を見つつ、お土産を売るこの通りに集まるのです。日本でいえば、国内各地から京都に来て古都を味わいつつ、新京極か寺町通のお土産屋をひやかしながら歩くようなそんな感覚なのかもしれません。
次に来るのはいつかな?きっとそのときもこの風景だけは変わらないんだろうな、と思っています。