
ナンキンハゼの実が実りスズメが群がって食べに来ていた
ナンキンハゼ
トウダイグサ科の落葉高木で 10m以上にはなる中国原産の紅葉の美しい木
11月頃に褐色に熟して裂開し3個の種子を出す
種子は白いロウ物質の仮種皮に包まれていて 指先でこすると簡単に取れ黒い種子が顔を出す
かっては種子からロウや油を採った
小鳥(スズメ)
小鳥たちは虫が少なくなってきたこの時期から種子をよく食べる
種子が選ばれる順番は クスノキが最も早く 次いでトウネズミモチ ナンキンハゼそしてクロガネモチ
実に最も多く脂肪分が含まれているのがクスノキであり最も少ないのがクロガネモチである
つまり小鳥たちは脂肪分の多い実を選択的に選んでいる
脂肪分が少ないクロガネモチ マンリョウ ピラカンサなどは他の果実が食べ尽くされた後に食べる
ナンキンハゼであるが人には有害と言われているが小鳥は平気で食べている
毒に強いのか?毒を中和するような酵素を持っているのか?不明