木立の中にキイロスズメバチの巣が有った
スズメバチ類の巣はパルプ性で丈夫な巣だ
材料は枯草の繊維をかじり取ったり木くずを唾液でよくこねたものを薄く伸ばして作られている
これは和紙と同じ原理でとても丈夫
外観はウロコ模様の壁で覆われて出入り口が一つ空いている
この壁はパイ皮のように何層にもなっている
スズメバチの仲間は1cmほどのクロスズメバチから4㎝程にもなるオオスズメバチまで16種類もいる
キイロスズメバチは25mmほどで中型のスズメバチ
冬になると女王蜂だけが生き残り枯れ木の隙間などで越冬する
この時期の巣は放棄されて空っぽで使われるのは1年限り
成虫はほかの昆虫類 ハエ アブ セミ クモなど数十種類 何でも狩り又樹液などを食べる