
石の下などに良く居るハサミムシ
子供の頃は家の周りにもそこらじゅうに居てこの虫とよく遊んだ
鶏の前に投げてやるとあっという間に食べてしまう
ハサミムシの仲間は20種ほどいて 名前の通り腹の先にハサミを持っている
このハサミは交尾や巣作り 威嚇や害敵と戦うときの武器にもなる
脚は黄色い明るい色をしていて 一部の種を除いて翅は無い
食べ物は植物の葉 果実 小さな虫の死体や腐敗した食物など雑食性
ハサミムシは子育てすることで有名
メスは石の下などに小部屋作って産卵し 卵にカビなど生えないように一粒ずつ舐め回したり 並べ替えしたりと世話をする
孵化した幼虫はしばらく巣に留まるが 種類によっては母親が虫を捕まえ子供と一緒に食べるそうだ
中にはコブハサミムシやキバネハサミムシのように巣から一歩も出ず 飲まず食わずで世話をし 最後には自分の体を子供の食べ物として与えてしまう と言うのもいる