トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ミヤマカワトンボ

2015-06-27 | 虫類


山の清流の葉の上で可愛いハートのミヤマカワトンボの番だった
前の方がオス 腹の先(尾部付属器)をメスの襟首に差し込み メスは腹の先をオスの副性器に付けている
他の動物と比べるとかなり変わった番の形だ
子供の頃はこの形を 「ほかけ(船)」と言って追いかけ回した

ミヤマカワトンボは均翅亜目中最大の種 7cmほど有る 日本固有種
オスはメスに対して求愛行動ともとれるセレモニーをする数少ないトンボの一つ
産卵はメスが単独で水中の木の根や朽木に産み付け 時には潜水もする

トンボは大きく3グループに分けられている
均翅亜目・・前後の翅が同じ大きさ・・イトトンボ類など
不均翅亜目・・前バネより後バネの方が大きいグループ・・トンボ科 ヤンマ科など
ムカシトンボ亜目・・均翅亜目と不均翅亜目の中間型・・ムカシトンボのみ