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シダレザクラ

2017-04-08 | 樹木 草花


シダレザクラはエドヒガンのうち細い枝が枝垂れるものを言う
それ以外はエドヒガンと同じだが 優美な風情から古くから栽培され色々なクローンがあり 花の色や大きさに変化が多い
春風にユラユラとたなびく姿は風情がある

ハクベニシダレ(白色) ウスベニシダレ(淡紅色) ベニシダレ(紅色) ヤエベニシダレ(紅色八重)などに分類される
栽培品種では 雨情枝垂(野口雨情に因む) 盛岡枝垂(オオシマとの雑種で盛岡市龍谷寺のものは国の天然記念物) 枝垂染井吉野 等々

枝垂れる理由:サクラ等被子植物の枝は上半分が発達し引っ張る形(引っ張りあて材と言う)で支えられている
枝垂桜は上側と下側で差がない 引っ張りあて材が発達していないので枝垂れてしまう 植物ホルモンの「ジベレリン」を処理すると引っ張りあて材が発達して枝垂れなくなる