トチュウの実が落ちていた 実を引っ張ると糸を引いて面白い
トチュウ(杜仲)はトチュウ科トチュウ属の一科一属一種の中国原産の落葉高木 10~20m程になる
雌雄別株で4月に花が咲く 雄花も雌花も花被は無い
雌花はメシベが一個ありヘラ型の子房の先端に短い花柱がある
果実と似た形をしている
果実は翼果で中に楕円形の種子が一個入っている
樹皮や枝 葉 実を折ると白い乳液が出てくる
これはガタパーチャ(グッタペルカ)と呼ばれ天然ゴムとして利用されている
樹皮は漢方薬として利用され 腰痛 頻尿 肝・腎機能 高血圧に効く
葉は血圧降下 肝機能の向上に効果あり 杜仲茶としてブームにもなった