
茎の先に付く花の様子を筆に見ててフデリンドウと言う
リンドウ(竜胆)は漢方の名前から転じたもの
リンドウ科の山野の日当たりに良い所に生える2年草
茎は高さ8cm程と小さく、上半部に葉が密生する
3~5月にかけて茎の先に青紫の花を付ける
花冠は2cm程の鐘形で陽が当たっている時だけ開く
花冠は5裂し、裂片と裂片の間にリンドウ属の特徴の副片があり、裂片が多く有るように見える
リンドウ科の花はオシベ先熟で、 出会ったのは咲き始めで雄しべが見えている
同じリンドウ属のリンドウは花期が9~11月で、茎の高さが20cm~1mと大きい
リンドウの根を粉末にして服用すると、苦味が舌を刺激し大脳反射により胃液の分泌を盛んにして胃薬として効果がある