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アマドコロ

2021-05-07 | 樹木 草花


黄白色の太い根茎がオニドコロ(サトイモ科)に似ていて、甘くて食用になることからアマドコロの名がある

ユリ科の山野の草地などに生える多年草
茎には稜があり、上半分は弓状に曲がる
葉は互生し、5~10cmの長楕円形~狭長楕円形でほとんど無柄

花は4~5月に咲く
葉腋に白い筒状の花が1~2個ずつ垂れ下がってつく
花は2cmほどで、先の方は緑色を帯びる
花被片は6個で、先端部を残して筒状に合着している
果実は液果で1cmの球形、秋には黒紫色に熟す

根茎は刻み、乾燥させて焼酎に付け込んで飲むと、滋養強壮、老化防止に効く
若芽、地下茎、花、共に甘みがある さっと茹でて、おひたし 各種あえ物、てんぷらなど美味しい