トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

オリーブ

2013-11-15 | 樹木 草花


最近は庭木や公園でオリーブの木をよく見かけるようになった
オリーブは紀元前3000年頃から栽培されていると言う
日本には江戸時代の末頃に渡来した

香川県の小豆島が国内最大の生産地
モクセイ科の常緑高木
小豆島で原木と言うのが有った 脇の看板をどーぞご覧ください
 

オリーブの葉は先が尖っているのだが 稀に先が割れてハート型になっているものが有る
ラブラブとかラッキーとか縁起が良いと探す人が多い 
ほとんどの人がゲット出来ない中 2枚も見つけてしまった 宝くじでも買おうかなー 
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ホシホウジャク

2013-11-14 | 虫類


公園の手すりに寒さでだろうか元気のないホシホウジャクがいた
まるでステルス戦闘機を思わせる形や色だ
スズメガの仲間で大きさは5cmほど スズメガの仲間は大きい種が多い



飛んでいるときは後翅のオレンジ色が良く目立ってハチのようにも見える
空中でホバリングしてストローのような長い口で蜜を吸う まるで空中給油だ
蛹で越冬して幼虫はヘクソカズラを食べる
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サツマゴキブリ

2013-11-13 | 虫類


公園のヤシの木の折れた枝の中から大きなゴキブリが出てきた
前の縁に白っぽい筋があり変わった雰囲気だ

サツマゴキブリと言うゴキブリ
分布は南西諸島 九州 四国などで南の方に居るゴキブリで本州では珍しいゴキブリだ
ヤシの木を植栽した時に一緒に付いてきたのかもしれない
大きさは3cmは超えていた

子育てが変わっている
一度輩出した卵鞘を体内のポケット状の器官に引き入れ体内で保護して孵化させる

メスの成虫は血行促進の効果が有ると言うことで10匹1000円ほどで売られているらしい
どうやって飲む(食べる?)のか・・

三葉虫の出来そこないとか言う感じ方もあって良く見れば可愛い?
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ツヅレサセコオロギ

2013-11-12 | 虫類


大分か細くなってきたが庭でまだツヅレサセコオロギが鳴いている
やっと捕まえた一匹を記念撮影

2cm位の大きさでエンマコオロギと共にもっとも一般的に見られるコオロギ
万葉集にキリギリスと読まれた虫はこのツヅレサセコオロギ
鳴き声はりーりーりーと長く鳴く
この鳴き声が「早く冬に着るものを綴ってしまいなさい」と言っているように聞こえるのでツヅレサセコオロギと名がついたと言われている

食べ物は野菜や小昆虫の死骸など
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ミヤコドリ

2013-11-11 | 野鳥


長くて赤い嘴のミヤコドリ

「みやこどり」の名前は奈良時代から有るが現代のミヤコドリを指す場合と ユリカモメを指す場合があり判然としない
万葉集の大友家持の歌に出てくるのが都の川に居る鳥ということでミヤコドリと呼ばれる様になった
船競う堀江の河の水際に 来いつつ鳴くは都鳥かも (万葉集 大友家持)

冬鳥 海岸の砂浜 岩場 干潟 河口などに居る
大きさは45cmと大きい
ゴカイや甲殻類も食べるが特に2枚貝が好物
嘴が縦に扁平で2枚貝の貝殻の隙間に差し込んでこじ開けたり 岩場に張り付いた貝を剥がすのに都合の良い形をしている

20年前くらいまでは稀な鳥だったが最近は渡来数が増えて良く見られるようになった
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ハマシギ

2013-11-10 | 野鳥
  

多くのシギやチドリは南へ渡って行ってしまったが残っている鴫もいる
ハマシギが1500羽程も群れていた

ハマシギは旅鳥又は冬鳥
多く見るのは海岸の砂浜 干潟だが水田や湖沼の湿泥地などにもいる
普通は群れで行動し多い時には1000羽以上にもなる
干潟などでは貝類 ゴカイ類などを捕る
淡水域では陸生貝類 甲殻類 ミミズ類 昆虫類の幼虫などを捕る

大きさは21cm 黒い嘴で先が少し下にカーブしている
夏羽では胸から腹が黒いが 今は冬羽で喉から下尾筒まで白い
飛ぶときは一斉に飛びヒラヒラ背や腹を見せてシンクロして翻り見事
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シロヒメホウキタケ

2013-11-09 | キノコ


小さな可愛いキノコ シロヒメホウキタケ

各種の林内の地上や腐木上に発生する
大きさはまだ3cmほどだった 
基部から分枝を繰り返し高さ 幅共に10cm位の塊になることがある

食毒不明 ほとんど無味無臭
触ると結構弾力がある


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ニオイコベニタケ

2013-11-08 | キノコ


薄暗い林の中の美女
バラ紅色~嚢桃色が映えるニオイコベニタケ
学名も「bella」(美しい)である

春から秋にマツ科ブナ科の林に発生
食毒は不明
カブトムシの匂いがすると言われているが カブトムシの匂いを知らなかったのでこのキノコで学習した
果実臭と言う人もいる
ベニタケ属のキノコにはカブトムシの匂いがするものが何種かある
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キタマゴタケ

2013-11-07 | キノコ


今日は24節季の一つ 立冬 日脚短くなり冬の始まり

林の中でレモン色の素敵なキノコに出会った

9月16日にアップしたタマゴタケと形状はほぼ同じで キタマゴタケは全体が黄色
タマゴタケの亜種として扱われることもある

毒キノコの多いテングタケの仲間で唯一安心して食べられるキノコ
食べて美味しいが煮汁が黄色くなるのでカレー風味の洋風料理に適している
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オオキンカメムシ

2013-11-06 | 虫類


千葉の海岸で初めて出会った 赤い地に黒い斑紋が入る美しいカメムシ
大きさは25mm程と大型のカメムシ
南方系のカメムシで関東以南の海岸地域に居るが 移動性が強く北海道や東北などでも見つかる

海岸の常緑広葉樹林 ツバキなどの葉の裏や幹で集団越冬する

アブラギリが好きで多数集まって汁を吸うので栽培地では害虫とされる
アブラギリは街路樹や公園にも植えられているので見られる事が有る
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コガタコガネグモ

2013-11-05 | 虫類


これも美しいクモだ
コガタコガネグモは音に敏感なものとあまり反応しない個体が居るがこれはまったく無反応

普通は垂直円網を張り足を2本ずつ揃えてX字型の隠れ帯の中心にいる事が多いのだが この個体は隠れ帯の形が少し違っていた
幼体の時はほぼ円形のジグザグ状の隠れ帯
隠れ帯は虫を誘引する働きがあると言う

体長(頭から胸部)は雌1cm オス5mmくらい

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セスジツユムシ

2013-11-04 | 虫類


秋も深まったがセスジツユムシが元気に飛び回っていた
キリギリスの仲間だが肉食のキリギリスに比べると草食のこの虫はスマートで優しげだ
背中に筋が入っているのでこの名が有る

おおきさは35mm色々な植物の葉を食べる
夜に低木や高い草に止まってチチチジーッチジーチとあまり高くなく鳴く

セスジツユムシのような植物食のキリギリスは大あごの中に発達した臼歯を持って居るというが見たことは無い
卵で越冬する
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ゴンズイ

2013-11-03 | 樹木 草花


ゴンズイの実が裂開して赤黒の色合いが綺麗だ

ゴンズイはミツバウツギ科ゴンズイ属の落葉小高木 ゴンズイ属はゴンズイ1種からなる
名前は 材がもろくて役に立たないので 同じように役に立たない魚ゴンズイになぞらえたもの

実は9月過ぎたころから赤く熟し裂開し黒い光沢のある種子が顔を出す
赤と黒の2色効果で目立ち鳥が来ると聞くがこの木に鳥が来ているのをほとんど見ない
食べてもヒヨドリくらいかと思う
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ガマズミとミヤマガマズミ

2013-11-02 | 樹木 草花


秋は実生りの季節
ガマズミ(左)とミヤマガマズミ(右)が真っ赤な実を付けた
いずれもズイカズラ科の落葉低木

ガマズミの名は定説はないが 漢名の「筴迷」の音読みキョウメイがカメに転じ 更にガマになり酸味に結びつきガマズミになった
日本固有種
花は5月頃に咲き少し臭い匂いがする この匂いで虫を引き寄せる
実は9月頃から赤く熟す 核果で5mmほど
年明け位からツグミ ヒヨドリなど9種類くらいの鳥が啄ばむ

ミヤマガマズミはガマズミが里山にも普通に生えているのに対し 深山にしか見られないことから深山ガマズミの名が有る
最近は公園などに植栽されている
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柿の葉

2013-11-01 | 樹木 草花


葉の模様が面白いので陽にかざして見た
なかなか素敵なグラデーションではないか

庭のカキノキの実がすっかり色ずいてきた 
昨年枝をバッサリ切ったので数は少ないが収穫も間近

柿の葉は薬用効果が有る
若葉を天日に干し乾燥して煎じて飲むと血圧を下げる効果が有る
4~6月頃の葉をサッとゆでておひたし 和え物 佃煮 生で天ぷらも良い

果実はカロチン 各種ビタミン ミネラル 酵素を豊富に含む
干し柿 ジャム 果実酒も美味しい
 
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