長くて赤い嘴のミヤコドリ
「みやこどり」の名前は奈良時代から有るが現代のミヤコドリを指す場合と ユリカモメを指す場合があり判然としない
万葉集の大友家持の歌に出てくるのが都の川に居る鳥ということでミヤコドリと呼ばれる様になった
船競う堀江の河の水際に 来いつつ鳴くは都鳥かも (万葉集 大友家持)
冬鳥 海岸の砂浜 岩場 干潟 河口などに居る
大きさは45cmと大きい
ゴカイや甲殻類も食べるが特に2枚貝が好物
嘴が縦に扁平で2枚貝の貝殻の隙間に差し込んでこじ開けたり 岩場に張り付いた貝を剥がすのに都合の良い形をしている
20年前くらいまでは稀な鳥だったが最近は渡来数が増えて良く見られるようになった