マジョリティのインフラ。そしてポール。 majority

　インフラ（infrastructure）整備というのは、社会資本（social capital）の共有により、
公平な生活基盤を確保し、保障する事業のスタンダード（standard）。
　財政的裏付けとなる、税金の使途について、おいそれとは理解できない名目で複
雑に徴収されており、もっとわかりやすい、税金体系の整備で透明性を高めたい。

　非常に勢力の大きい大型台風１８号が愛知県に上陸し、東日本、東北と縦断して
暴風雨による大きな被害のツメ跡を残した。
　交通機関への影響は、安全上の問題もあり、回避するには技術的な問題も大きく
て、やむを得ない事情もある。

　道路、橋を見ると、ゼロメートル地帯も含めて、市内の幹線道路でも、構造上、
大雨で冠水していた「いわくつき」のエリアでは、当然のようにまるで川に変形し
たかのような洪水で、人、車両の通行がマヒしていた。

　同エリアで生活する人にとっては、投資（税金）に見合った社会資本の公平な利
益を受けていないことになり、その都度、生活に支障という、しわ寄せが来て、負
担も大きい。

　構造上、統計上、災害に弱い、ハザード（hazard）エリアというのは実態を把握
できるので、計画的なインフラ改善を推進して、災害にも強い安全な環境整備が、
国、地方自治体に求められる。

　それが、市民の平等な投資に対する公平な行政サービスということだ。
　公共事業の見直しが進められている。数十年も進展のなく、すでに効果に疑問
も残る事業への税金の使途の洗い出しの中で、安全で平和な生活基盤の保障を
含めたメリ、ハリのある投資の効果的なインフラ整備が必要だ。

　
　夜になって、静けさが戻ってきた。ポール・マッカートニー（Paul McCartney）
が２００７年１０月にロンドンで行ったコンサートの模様をテレビでやっていた。
　当時６５歳のポールの、ビートルズ（Beatles）時代と変わらないかのようなエ
ネルギッシュ（energisch）なライヴだ。

　ビートルズの音楽史をたどるかのような初期の初期の曲から、エピローグを迎
えた頃の曲まで、ビートルズ・マジョリティ（Beatles majority）のライヴだ。
　ビートルズ時代と同じようにヘフナーのバイオリンベースで登場したポール。
magical mistery tourでオープニング（バックコーラスのハーモニーがむづかしい
。ビートルズのハーモニーの美しさが、よくわかる。）

　ポールのアコースティックギター１本で、ひとり歌うBlack bird。ポールのシン
プルでしなやかな高音がいきたアレンジ。
　I saw her standing there ・ Eleanor rigby（ストリングス、キーボード、ポ
ールのアコギで）　・ Back in the U.S.S.R　・ Lady madonna、YAMAHAのピア
ノに移って、Get back　・ Hey jude　・ Let it beと続く６０分のビートルズ・マジ
ョリティのライヴだ。