(1)「構図」はまったくいっしょですね。もともと「証拠不在(no existential evidence)」の中での「言った」、「言わない」、「聞いていない」の世界だ。
①民主党元幹事長の政治資金報告書の不実記載問題、3億円にのぼる巨額の政治資金の不実記載を元会計責任者(現衆院議員)が政治資金管理団体責任者(元幹事長)に「報告した」と主張し、元幹事長は「聞いていない」として、検察をもともと証拠不在の世界に引きずり込んでの容疑不十分により不起訴処分となった(現在、検察審査会により強制起訴中)。
②力士2人が対戦する大相撲での八百長問題。メールのやり取り、一部関係者の証言で実態があきらかになった。その後、日本相撲協会所属力士、構成員全員の聞き取り調査で名前の上がった力士のうち、関与したとして同協会から引退勧告、解雇処分を受けた数人が関与を否定して裁判で争う。
力士2人が対戦する取組み、仕組みの中で、どこまでを「慣れ合い(又は八百長)」とするのか「判別」がむづかしい環境の中で、勝負の公正性という社会正義からの強い要請を過剰意識した同協会の、自ら認めた関係者からの「証言」をもとに関与を「認定」された力士、関係者だ。
(2)もともと証拠不在〔メールのやり取り、金品の授受(通帳記録)証拠のない事例〕の中での「言った」、「言わない」、「知らない」の世界での関与認定だ。
裁判になれば、客観的な事実関係の立証がむづかしい中での状況証拠積み重ねの「存在」、また同協会の事実認定の「精度」が争われることになる。
どちらにせよ、当該者が関与していないと一貫して否認すれば、八百長認定は困難な「力士2人」だけの土俵の上での勝負の世界でのことだ。
(3)メールのやり取り、一部関係者の証言で大相撲八百長問題の実態はあきらかになった。この時点で、「力士2人」だけの土俵上の「あうん」の勝負について、構成員全員に聞き取り調査してみてもそれは混迷を深めるだけで(やはりそうなりつつある)、全容解明など不可能な仕組みがあることに気づくべきである。「事実」を無視するということではもちろんない。
(4)八百長の「事実」があったことで、これを「全構成員」の「共同正犯・共同責任」として認め、国技とか税優遇対象団体に決別して同協会、構成員全員が「ゼロ」からの出直しスタートを、そのためのパラダイム(paradigm)、改革案を示して理解を得るのが実効性のある解明の仕方だ。
(5)大相撲再生は、社会常識から大きく逸脱した金銭感覚(年収)、行動、パラダイム(paradigm)、意識を改革、改善して、それを同協会、全構成員が「正義」、「公正」としてコンプライアンス(compliance)することだ。
①民主党元幹事長の政治資金報告書の不実記載問題、3億円にのぼる巨額の政治資金の不実記載を元会計責任者(現衆院議員)が政治資金管理団体責任者(元幹事長)に「報告した」と主張し、元幹事長は「聞いていない」として、検察をもともと証拠不在の世界に引きずり込んでの容疑不十分により不起訴処分となった(現在、検察審査会により強制起訴中)。
②力士2人が対戦する大相撲での八百長問題。メールのやり取り、一部関係者の証言で実態があきらかになった。その後、日本相撲協会所属力士、構成員全員の聞き取り調査で名前の上がった力士のうち、関与したとして同協会から引退勧告、解雇処分を受けた数人が関与を否定して裁判で争う。
力士2人が対戦する取組み、仕組みの中で、どこまでを「慣れ合い(又は八百長)」とするのか「判別」がむづかしい環境の中で、勝負の公正性という社会正義からの強い要請を過剰意識した同協会の、自ら認めた関係者からの「証言」をもとに関与を「認定」された力士、関係者だ。
(2)もともと証拠不在〔メールのやり取り、金品の授受(通帳記録)証拠のない事例〕の中での「言った」、「言わない」、「知らない」の世界での関与認定だ。
裁判になれば、客観的な事実関係の立証がむづかしい中での状況証拠積み重ねの「存在」、また同協会の事実認定の「精度」が争われることになる。
どちらにせよ、当該者が関与していないと一貫して否認すれば、八百長認定は困難な「力士2人」だけの土俵の上での勝負の世界でのことだ。
(3)メールのやり取り、一部関係者の証言で大相撲八百長問題の実態はあきらかになった。この時点で、「力士2人」だけの土俵上の「あうん」の勝負について、構成員全員に聞き取り調査してみてもそれは混迷を深めるだけで(やはりそうなりつつある)、全容解明など不可能な仕組みがあることに気づくべきである。「事実」を無視するということではもちろんない。
(4)八百長の「事実」があったことで、これを「全構成員」の「共同正犯・共同責任」として認め、国技とか税優遇対象団体に決別して同協会、構成員全員が「ゼロ」からの出直しスタートを、そのためのパラダイム(paradigm)、改革案を示して理解を得るのが実効性のある解明の仕方だ。
(5)大相撲再生は、社会常識から大きく逸脱した金銭感覚(年収)、行動、パラダイム(paradigm)、意識を改革、改善して、それを同協会、全構成員が「正義」、「公正」としてコンプライアンス(compliance)することだ。