(1)大震災の復旧、復興というのは政治が取組む問題ではあるけれど、その「取組み」は政治の「枠」を超えた(over the political framework)「全国力」を結集した人道的、人権的、献身的なものでなければ、迅速で効果的な予算、法案、執行、対応の取組みとはならない。
被災地復興予算の財源問題、補正予算の財源として①基礎年金の国庫負担率の縮小、②国債発行、③ODA(政府開発援助)削減、④増税が検討されているが、まずは自然成立する97兆円規模の本予算の大幅な「組み替え」を復興予算の基軸として、関連法案も含めて早期に推進対応すべきだ。このために与野党政治の「枠」を超えた協議、成立のスピード化が求められる。
(2)政治が停滞して久しいが、この時ばかりは政権、与野党の別なく有識者、経験者、当事者、地域を含めた全方位的な見地、立場から復旧、復興に取り組まなければならない。
前代未聞の東日本大震災で東北太平洋一帯の壊滅的な被害を目の当たりにしながら、「度量」のない政治(家)は全政治力を結集するはずの「復興実施本部」を巡っても、政権与党は大連立の思惑、足がかりがらみで、野党は政治理念、政策が違い内閣支持率低迷で何かと批判の多い政権与党の延命にみだりに利用されることを警戒して、一向に政治の「枠」から超えられた協力、結集、支援もできずに、復旧、復興に向けた支援対策、救済法案もさっぱり国会を通過せずに実現しない有り様だ。
(3)政府首相は、政府内閣のもとにいくつもかなりの非常時災害対策の関係会議を設置してそこに首相の知人友人を集めては、パラドックス(paradox)として自己満足の結局何をやるのかもわからない無統制ぶり(un systematic command)だ。
前代未聞の大震災への危機管理にあたっては、情報収集、分析、検証、対応、方法、発信が一連の意思、意識でつながる、誰にも国民にわかりやすい集約型(一本化)コマンド(command)によるスピード化が求められる。
非常事態、大震災では、わかりやすい一本化された正確で整合性のある情報発信による安心、安定が大切だ。
(4)今は、政治の「枠」を超えた取組みで被災地、被災者の一刻も早い救済、救援、復旧、復興に「全国力」を結集しなければならない時だ。
この期に及んでもの政権、与野党の政治の枠の中での政治的「かけ引き」に終始する自己保身姿勢を見せつけられては、希望も期待も夢も理想も「現実」からかけ離れていくばかりだ。国民全体の損失悲劇だ。
被災地復興予算の財源問題、補正予算の財源として①基礎年金の国庫負担率の縮小、②国債発行、③ODA(政府開発援助)削減、④増税が検討されているが、まずは自然成立する97兆円規模の本予算の大幅な「組み替え」を復興予算の基軸として、関連法案も含めて早期に推進対応すべきだ。このために与野党政治の「枠」を超えた協議、成立のスピード化が求められる。
(2)政治が停滞して久しいが、この時ばかりは政権、与野党の別なく有識者、経験者、当事者、地域を含めた全方位的な見地、立場から復旧、復興に取り組まなければならない。
前代未聞の東日本大震災で東北太平洋一帯の壊滅的な被害を目の当たりにしながら、「度量」のない政治(家)は全政治力を結集するはずの「復興実施本部」を巡っても、政権与党は大連立の思惑、足がかりがらみで、野党は政治理念、政策が違い内閣支持率低迷で何かと批判の多い政権与党の延命にみだりに利用されることを警戒して、一向に政治の「枠」から超えられた協力、結集、支援もできずに、復旧、復興に向けた支援対策、救済法案もさっぱり国会を通過せずに実現しない有り様だ。
(3)政府首相は、政府内閣のもとにいくつもかなりの非常時災害対策の関係会議を設置してそこに首相の知人友人を集めては、パラドックス(paradox)として自己満足の結局何をやるのかもわからない無統制ぶり(un systematic command)だ。
前代未聞の大震災への危機管理にあたっては、情報収集、分析、検証、対応、方法、発信が一連の意思、意識でつながる、誰にも国民にわかりやすい集約型(一本化)コマンド(command)によるスピード化が求められる。
非常事態、大震災では、わかりやすい一本化された正確で整合性のある情報発信による安心、安定が大切だ。
(4)今は、政治の「枠」を超えた取組みで被災地、被災者の一刻も早い救済、救援、復旧、復興に「全国力」を結集しなければならない時だ。
この期に及んでもの政権、与野党の政治の枠の中での政治的「かけ引き」に終始する自己保身姿勢を見せつけられては、希望も期待も夢も理想も「現実」からかけ離れていくばかりだ。国民全体の損失悲劇だ。