(1)STAP細胞作製論文について同研究ユニットリーダー小保方さんの所属する理研がねつ造と改ざんの不正論文と決めつけたことについて当の小保方さんがようやく今日会見に応じて、ねつ造と改ざんとされたことは研究者として未熟で十分知識を持っていなかったことが原因で謝罪(apology)、おわびするとともに、重ねてSTAP細胞が実存することを自らの「言葉」で強調してみせた。
STAP細胞は200回以上は作製に成功しており(本人談)、公開実験を求めるメールが多数寄せられていることについて、研究はいつもひとりで行うものではなくいつも公開状況であり、すぐに実証できるものではないがいつでもどこにでも出かけて実証実験してもいいと答えた。
同席した弁護士が理研が同論文についてねつ造と改ざんしたと指摘した箇所に逐次パワーポイントを使って反論して、理研の言う「悪意(malice)」による不正ではないことを強調した。
専門的、技術的な論争点は今後さらに比較検証されていくだろうが、すべてを知る同研究ユニットリーダーの小保方さんの会見がこの時期になることへの手際の悪さと、これまで時間がありながら「反証(disproof)」するためのSTAP細胞作製成功の具体的なデータ(画像ほか)が示されなかったのは残念だった。
現在、理研により関係研究室は立ち入りとなっている(報道)とのことだが、それまでも200回以上は実験成功データがある(会見で作製画像は数百枚はあると述べている)のだから会見での重要な反証データになるもので、そう組み立てるのが常道戦略だ。
科学的実験成功、実証による「反証」が「言葉」だけで述べられても説得力はなく、かえって不信を招くことになるだけだ。
結局は理研の調査による同論文のねつ造、改ざんの「悪意」のある不正論文の決定に対して、未熟、知識不足による「単なる過失」との主張は、「心」の動きを証明しようもない、いまだ科学的根拠のない客観的な根拠のない「言葉」のぶつけあいによる理研内部の対立を見せられただけだった。
(2)すべてを知っている同研究ユニットリーダーの小保方さんが出てきて説明すべきだと本ブログでも書いたが、会見ではその小保方さんが再三説明の機会を求めてコメントも用意したが理研に受け入れてもらえなかったと述べている。
STAP細胞研究は他大学の研究者を交えた複合部隊(unit)研究グループの研究開発プロジェクトであり、組織(理研)を超えてユニットリーダーが主導する先端的科学研究論題(theme)だ。
ユニットリーダーが全責任を負い、従って実験成功、成果が実証されれば、それはユニットリーダーの業績とされるものだ。理研ごとき組織に自らの研究内容の証明を規制される素性のものではなくて、小保方さんがもっと早く出てきて説明すべきことであった。
そうすればこうも深刻な変な騒動にはならなかったのではないのか。そういう意味でも未熟で知識が十分でなかったということだ。
仮に画像の切り貼りが真実を覆(くつがえ)さない範囲内のものであれば(これでも偽造背景を生むが)将来ツールとして容認されることがあるとしても、本人が言う未熟で知識が十分でなかった「単なる過失」では論文は通らない。
同会見でも200以上あるSTAP細胞作製実験の成功例をもとに論文をあらたに書き直したらいいのではないのかとの質問には、一旦発表した論文を取り下げることは同研究が否定されたことになるので同意できないと述べている。
理研から同論文撤回の意向を質(ただ)されて「そうします」と答えたが「同意」(実際にそう実行する意味か同意書へのサインのことか)したわけではないと、質問者の答えに窮して意味不明の発言の場面もあった。
これまでの小保方隠しの理研の責任も大きい。
STAP細胞は200回以上は作製に成功しており(本人談)、公開実験を求めるメールが多数寄せられていることについて、研究はいつもひとりで行うものではなくいつも公開状況であり、すぐに実証できるものではないがいつでもどこにでも出かけて実証実験してもいいと答えた。
同席した弁護士が理研が同論文についてねつ造と改ざんしたと指摘した箇所に逐次パワーポイントを使って反論して、理研の言う「悪意(malice)」による不正ではないことを強調した。
専門的、技術的な論争点は今後さらに比較検証されていくだろうが、すべてを知る同研究ユニットリーダーの小保方さんの会見がこの時期になることへの手際の悪さと、これまで時間がありながら「反証(disproof)」するためのSTAP細胞作製成功の具体的なデータ(画像ほか)が示されなかったのは残念だった。
現在、理研により関係研究室は立ち入りとなっている(報道)とのことだが、それまでも200回以上は実験成功データがある(会見で作製画像は数百枚はあると述べている)のだから会見での重要な反証データになるもので、そう組み立てるのが常道戦略だ。
科学的実験成功、実証による「反証」が「言葉」だけで述べられても説得力はなく、かえって不信を招くことになるだけだ。
結局は理研の調査による同論文のねつ造、改ざんの「悪意」のある不正論文の決定に対して、未熟、知識不足による「単なる過失」との主張は、「心」の動きを証明しようもない、いまだ科学的根拠のない客観的な根拠のない「言葉」のぶつけあいによる理研内部の対立を見せられただけだった。
(2)すべてを知っている同研究ユニットリーダーの小保方さんが出てきて説明すべきだと本ブログでも書いたが、会見ではその小保方さんが再三説明の機会を求めてコメントも用意したが理研に受け入れてもらえなかったと述べている。
STAP細胞研究は他大学の研究者を交えた複合部隊(unit)研究グループの研究開発プロジェクトであり、組織(理研)を超えてユニットリーダーが主導する先端的科学研究論題(theme)だ。
ユニットリーダーが全責任を負い、従って実験成功、成果が実証されれば、それはユニットリーダーの業績とされるものだ。理研ごとき組織に自らの研究内容の証明を規制される素性のものではなくて、小保方さんがもっと早く出てきて説明すべきことであった。
そうすればこうも深刻な変な騒動にはならなかったのではないのか。そういう意味でも未熟で知識が十分でなかったということだ。
仮に画像の切り貼りが真実を覆(くつがえ)さない範囲内のものであれば(これでも偽造背景を生むが)将来ツールとして容認されることがあるとしても、本人が言う未熟で知識が十分でなかった「単なる過失」では論文は通らない。
同会見でも200以上あるSTAP細胞作製実験の成功例をもとに論文をあらたに書き直したらいいのではないのかとの質問には、一旦発表した論文を取り下げることは同研究が否定されたことになるので同意できないと述べている。
理研から同論文撤回の意向を質(ただ)されて「そうします」と答えたが「同意」(実際にそう実行する意味か同意書へのサインのことか)したわけではないと、質問者の答えに窮して意味不明の発言の場面もあった。
これまでの小保方隠しの理研の責任も大きい。