(1)今年も5月から台風が発生し盆休みには大型台風が日本に上陸した。かっては台風は秋の自然史であったが、今や春から夏の災害史となった。
地球温暖化による海温の上昇による異変のひとつで、さらに時期が早まったことによって高気圧が強く日本に張り出す気圧配置にあわせて長く滞在して、湿った空気を呼び込んで相乗効果として大雨豪雨被害をもたらすことが多くなった。
西日本への台風の襲来にあわせて前線を刺激して遠い北越、東北、関東、北海道にも同時に大雨豪雨を降らすことが目立った。大雨豪雨による災害列島を強く印象づけた。
(2)9月1日は防災の日で全国各地では災害避難訓練が一斉に実施されている。災害に対する備え、心がけ、心構えのために訓練は大切で、いつでもどこでも同時、多発的に自然災害(natural disasters)が襲う災害列島日本では、誰もが当事者として真剣に災害と向き合う自覚と理解と助け合いの精神が求められている。
ただし、自然災害に直面すれば被害の大きさ、度合いから自然災害被害にばかり目が向けられるが、それを引き起こす大きな要因である人類がつくりだした「地球温暖化」、「地球環境破壊」に対する対策、心がけ、心構えがおろそかになっている現実は直視されなければ「防災」に近づくこともできないし、意味も意義もないものだ。
(3)地球温暖化対策に向けた温室効果ガス削減は、当初の京都議定書目標値から大きく後退して今や話題にもならずに、経済成長優先政策の中で危機意識は顧(かえり)みられることはない。
地球環境保全維持のために導入された原発は安全対策がなおざりにされて、甚大な原発事故被害を発生させて今後40年以上にも及ぶ住民生活、環境破壊を招いて政府のエネルギー政策の見直しに迫られて、電力需給に不安を残す。
(4)ところが、そんな社会事情の中でも24時間眠らない都会はそんなに経済効率が高いともいえない深夜営業は続き、24時間バス運行も試されて、温室効果ガスを放出し続ける。
テレビはテレビで、意味も意義もなくよくわからない24時間番組とかそれ以上の番組を放映し続けて限界を超えた話題性を競っている。
自ら地球温暖化を促進し、地球環境を破壊するシステムをつくり出して、意図的に自然災害を誘引しながら、この社会構造を変えないで起きた災害被害に驚き、災害対策、対応に奔走するパラドックス(paradox)社会とはどういう社会概念なのか考える必要がある。
それは災害被害の警戒区域に指定しながら適切な災害安全対策をとらずに、そこに宅地建築確認を許可する行政の矛盾と共通するものだ。
(5)防災のためにも地球温暖化対策は必要だ。地球環境保全維持のために温室効果ガス削減は避けられない。日付が変わっての深夜営業、労働、テレビ番組の終了は必要なことだ。
人間の自然の生活サイクルは、陽が昇れば起きて生活、労働し、陽が暮れて日付が変わる頃には就寝して健康回復維持するのが現代のオーディナリー(ordinary style)だ。
自然災害はまた人類が引き起こす人災(natural disasters is human disasters)であることを考えなければ、防災は実現しない。
地球温暖化による海温の上昇による異変のひとつで、さらに時期が早まったことによって高気圧が強く日本に張り出す気圧配置にあわせて長く滞在して、湿った空気を呼び込んで相乗効果として大雨豪雨被害をもたらすことが多くなった。
西日本への台風の襲来にあわせて前線を刺激して遠い北越、東北、関東、北海道にも同時に大雨豪雨を降らすことが目立った。大雨豪雨による災害列島を強く印象づけた。
(2)9月1日は防災の日で全国各地では災害避難訓練が一斉に実施されている。災害に対する備え、心がけ、心構えのために訓練は大切で、いつでもどこでも同時、多発的に自然災害(natural disasters)が襲う災害列島日本では、誰もが当事者として真剣に災害と向き合う自覚と理解と助け合いの精神が求められている。
ただし、自然災害に直面すれば被害の大きさ、度合いから自然災害被害にばかり目が向けられるが、それを引き起こす大きな要因である人類がつくりだした「地球温暖化」、「地球環境破壊」に対する対策、心がけ、心構えがおろそかになっている現実は直視されなければ「防災」に近づくこともできないし、意味も意義もないものだ。
(3)地球温暖化対策に向けた温室効果ガス削減は、当初の京都議定書目標値から大きく後退して今や話題にもならずに、経済成長優先政策の中で危機意識は顧(かえり)みられることはない。
地球環境保全維持のために導入された原発は安全対策がなおざりにされて、甚大な原発事故被害を発生させて今後40年以上にも及ぶ住民生活、環境破壊を招いて政府のエネルギー政策の見直しに迫られて、電力需給に不安を残す。
(4)ところが、そんな社会事情の中でも24時間眠らない都会はそんなに経済効率が高いともいえない深夜営業は続き、24時間バス運行も試されて、温室効果ガスを放出し続ける。
テレビはテレビで、意味も意義もなくよくわからない24時間番組とかそれ以上の番組を放映し続けて限界を超えた話題性を競っている。
自ら地球温暖化を促進し、地球環境を破壊するシステムをつくり出して、意図的に自然災害を誘引しながら、この社会構造を変えないで起きた災害被害に驚き、災害対策、対応に奔走するパラドックス(paradox)社会とはどういう社会概念なのか考える必要がある。
それは災害被害の警戒区域に指定しながら適切な災害安全対策をとらずに、そこに宅地建築確認を許可する行政の矛盾と共通するものだ。
(5)防災のためにも地球温暖化対策は必要だ。地球環境保全維持のために温室効果ガス削減は避けられない。日付が変わっての深夜営業、労働、テレビ番組の終了は必要なことだ。
人間の自然の生活サイクルは、陽が昇れば起きて生活、労働し、陽が暮れて日付が変わる頃には就寝して健康回復維持するのが現代のオーディナリー(ordinary style)だ。
自然災害はまた人類が引き起こす人災(natural disasters is human disasters)であることを考えなければ、防災は実現しない。