(1)群馬県民の海の遭難事故が多いという統計が発表されていた。海に面していない群馬県で海の怖さをよく知らないことがあげられていたが、理由の方はとってつけたような印象で、そういうこと(群馬県民の海の遭難事故が多いこと)もあるのかと思った。
われわれの世代は家の裏を流れるきれいで冷たい川でよく泳いだ(swimming in a beautiful stream)もので、その頃の川は川底までよく見渡せてガラスビンやカンなどが捨てられていて足指をよく切ったものだ。
(2)時には突然現れたヘビと一緒に泳いだり日常生活に川があり、速い川の流れに乗って自在に楽しく泳いでいたものだ。最近川での遊泳で不幸な事故を聞くことがあるが、今はプールでの泳ぎが主流でそれこそ川の怖さを知らない世代が多くなったので急な流れの速さ、流れの変化、水深の変化、水温の低さ、水中の岩肌などけっこう複雑で危険な遊泳環境をよく知ったうえでの楽しみ方が必要で、それとけっして一人で泳がないことが肝要だ。
(3)急な水の流れ、速さ、変化で体がもっていかれることもあり、仲間の助け、協力があれば安心、安全でもあった。そういう連帯感が自然に身についていった頃でもあった。
川泳ぎ、遊びの醍醐味は木々、風、生き物、自然とのふれあいであり、海ほどに人混みもなく自分たちの世界(連帯感)に浸れるところにある。当時のように川がきれいで冷たいとあれば、実に気持ちよく、気分のいい遊び場でもあった。
(4)川底にいろんなものが捨てられ放置されて、それに体を傷つけながらもさして疑いを持たなかったのもいけなかったが、当時の社会はごみ処理能力もまだ社会問題とならずに川によく物を捨てた時代で、周囲がまだきれいな自然が広がっていたために環境保護意識が低かったこともある。
(5)今年は9月に入っても暑い日々が続いているが、われわれの子どもの頃は9月一杯は海でも泳ぐことが普通だった。9月に入るとクラゲが海に大量に発生してよく喰われた(けっこう痛い)ものだ。
今年の夏はいざ海で遊泳という時期に天候不順が続き、日照時間も少なくて海や山の事故も昨年よりは少なく、統計が残る1965年以降で2番目の少なさというデータもある。
(6)天候不順は西で真夏日に東では急激な豪雨が混在するという激しい変化で、地球温暖化の影響が出たものだろう。自然災害国日本としては、国際的温室効果ガス削減政策、目標に協力的、積極的でないのはおかしなことで、比較きれいな水、豊富な山林を自然有効資源とする日本としては世界環境保護時代をリードする気概、心構え、戦略を持って進むべき環境時代だ。
(7)すでに欧州では40年までにガソリン車販売を禁止する積極的方針を示しており、電気自動車(EV)主流の環境時代を迎えている。
家の裏を流れるきれいな川で泳いで、今度は川底に何も捨てられていない環境意識の高い安全で自然な川泳ぎが子どもたちを楽しませる日本であるべきだ。
われわれの世代は家の裏を流れるきれいで冷たい川でよく泳いだ(swimming in a beautiful stream)もので、その頃の川は川底までよく見渡せてガラスビンやカンなどが捨てられていて足指をよく切ったものだ。
(2)時には突然現れたヘビと一緒に泳いだり日常生活に川があり、速い川の流れに乗って自在に楽しく泳いでいたものだ。最近川での遊泳で不幸な事故を聞くことがあるが、今はプールでの泳ぎが主流でそれこそ川の怖さを知らない世代が多くなったので急な流れの速さ、流れの変化、水深の変化、水温の低さ、水中の岩肌などけっこう複雑で危険な遊泳環境をよく知ったうえでの楽しみ方が必要で、それとけっして一人で泳がないことが肝要だ。
(3)急な水の流れ、速さ、変化で体がもっていかれることもあり、仲間の助け、協力があれば安心、安全でもあった。そういう連帯感が自然に身についていった頃でもあった。
川泳ぎ、遊びの醍醐味は木々、風、生き物、自然とのふれあいであり、海ほどに人混みもなく自分たちの世界(連帯感)に浸れるところにある。当時のように川がきれいで冷たいとあれば、実に気持ちよく、気分のいい遊び場でもあった。
(4)川底にいろんなものが捨てられ放置されて、それに体を傷つけながらもさして疑いを持たなかったのもいけなかったが、当時の社会はごみ処理能力もまだ社会問題とならずに川によく物を捨てた時代で、周囲がまだきれいな自然が広がっていたために環境保護意識が低かったこともある。
(5)今年は9月に入っても暑い日々が続いているが、われわれの子どもの頃は9月一杯は海でも泳ぐことが普通だった。9月に入るとクラゲが海に大量に発生してよく喰われた(けっこう痛い)ものだ。
今年の夏はいざ海で遊泳という時期に天候不順が続き、日照時間も少なくて海や山の事故も昨年よりは少なく、統計が残る1965年以降で2番目の少なさというデータもある。
(6)天候不順は西で真夏日に東では急激な豪雨が混在するという激しい変化で、地球温暖化の影響が出たものだろう。自然災害国日本としては、国際的温室効果ガス削減政策、目標に協力的、積極的でないのはおかしなことで、比較きれいな水、豊富な山林を自然有効資源とする日本としては世界環境保護時代をリードする気概、心構え、戦略を持って進むべき環境時代だ。
(7)すでに欧州では40年までにガソリン車販売を禁止する積極的方針を示しており、電気自動車(EV)主流の環境時代を迎えている。
家の裏を流れるきれいな川で泳いで、今度は川底に何も捨てられていない環境意識の高い安全で自然な川泳ぎが子どもたちを楽しませる日本であるべきだ。