いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

社会における少子化対高年令化。 low birthrate vs aging in society

2017-09-20 20:01:28 | 日記
 (1)コンビニから従業員が消えて自販機だけになる実験が始まった。コンビニの営業形態からいづれそうなることは理解できる。深夜営業には人手不足もあって時間短縮の傾向にあるが、冒頭のようなコンビニになれば人手不足も解消されることにはなる。

 深夜早朝を狙ったコンビニ強盗も不発に終わらせることが期待できて、その分利用者が標的になるから防犯カメラなど安全対策は欠かせない。

 (2)レストランに入ってもタブレット(tablet)でメインディッシュ、ごはん、サラダ、ドリンクと選択注文する店が増え始めている。まだまだ従業員がタブレット使用法をいちいち説明している段階だから、メニューで注文を取って従業員がタブレットに打ち込む方が手っ取り早い。

 少子高年令化社会と情報化社会がリンクしての接客サービスの変化、先進化が進む社会構造だ。そうなると自然に少なくなって減っていくのが人と人の自然なコミュニケーションであり、そうしたものまで特別に設定された情報コンテンツに組み込まれていく社会となると考えものだ。

 (3)運動(exercise)もかっては自然を楽しみながら野外で自由に自主的に思い思いに工夫して楽しんだものだが、今やフィットネス(fitness)事業が主流となって運動するのに投資してどこのフィットネスクラブも車でいっぱいの状態が普通になっている。

 少子化(low birthrate)というのはすでに社会として深刻な問題となっているので、それに対応する社会的機能性、方法論(methodology)は十分対策を考えておかなければ少子高年令化社会に適切に対応しきれていない今日的社会のように右往左往することになる。

 (4)手塚治虫の漫画の世界のように自由空間を自動車が飛ぶ未来社会もひょっとして近年の自動車機能の急速な進歩から夢物語でなくなる社会も来るかもしれない進歩だ。
 一方の急増する高年令化(aging)社会がそれについていけるのかの問題はあり、65才以上が全人口の30%弱を占めて将来的には半数近くを占めると予測されている。

 安倍政権の「人づくり革命」の有識者会議議員を務める英ロンドンビジネススクールのグラットン教授が「女性の社会進出を進め60才以上にも働くよう促すことが経済政策の中心であるべきだ」(報道)と提言している。

 (5)仕事で元気に過ごして、増え続ける医療、年金、介護の社会保障費負担を軽減しようという一挙両得の人づくり政策であるが、冒頭のような少子化を念頭にしたタブレット機能、社会との方向性、調整をどうするのか、長寿社会になって高年令者の生き甲斐、意欲を社会効果としてどう導き出すのか思案のしどころだ。

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