(1)2050年は国民人口に占める65才以上が半数近くを占めるといわれてどんな社会になるのか想像もつかないと書いたが、今度は2040年に単身世帯が全世帯の40%(報道)に達するとの国立社会保障・人口問題研究所の統計が発表された。
未婚率増加の高年令化による単身世帯が増えることが要因だ。五木寛之さんの著書に「孤独のすすめ」というのがあり、コピーライトには「あなたは孤独ですか。それでは幸せになれます」というのがあるが、殊更干渉されずに自由気ままに生きたいというそれは個人的には理解できるがやはりいろいろと多方面に自覚と環境が揃った人のことで、一般高年令者には社会とのつながり、連帯、連携、助け合いは必要だろう。
(2)人の生き方は千差万別でこれといった定型はないわけだが、いわゆる結婚適令期の未婚率の増加は人口減少問題も含めて社会の生産性、成長性を考えると考察は必要だろう。
その影響としての2040年単身世帯40%と言う結果統計に反映されている。年金、医療、介護問題を考えるなら高年令者の単身世帯の増加は、あらたな荷重負担が発生してやはり複数家族で互いに助け合う、見守る家族形態の方が高年令化社会、社会保障制度では負担軽減につながるものだ。
(3)「孤独のすすめ」は自立できる高年令者の特権のようなものでもあり、一般高年令者にとっては行き届いた社会とのつながり方、見守りは必要不可欠だ。
国民人口の65才以上が半数近くを占める社会を65才未満の同数が支える国家というのは財政規律からも異常性がみられて、これまでの国家構造、財政収支基盤、社会規範すべてでまったく次元の違うあたらしいパラダイム(paradigm)が求められて構築されなければ国、社会は立ち行かなくなるだろう。
(4)2040年には孤独な高年令者社会ということになり、五木寛之さん流儀でいえばそれではあなたは幸せになれますということになるが、はたしてどうでしょうか。
日本の国民人口が8千万人時代の姿、国家像を象徴する単身世帯40%現象であり、家族、家庭の概念、理想がさらに家族、家庭そのものが姿を消していくようで、殺伐とした潤いのない乾燥社会が浮かんでくる。
(5)人口減少は急速なIT、AI社会を実現して、確かにこれまでの社会観、人生観、労働観を変えているが、人口減少は狭い国土の日本において必ずしもネガティブ(negative)な問題ではなく肯定的にとらえられる側面もある。
ただし、政治、経済、防衛、貿易で国際社会と連携、協力、連帯していくことは、これまで以上に非常に重要になってくる。
未婚率増加の高年令化による単身世帯が増えることが要因だ。五木寛之さんの著書に「孤独のすすめ」というのがあり、コピーライトには「あなたは孤独ですか。それでは幸せになれます」というのがあるが、殊更干渉されずに自由気ままに生きたいというそれは個人的には理解できるがやはりいろいろと多方面に自覚と環境が揃った人のことで、一般高年令者には社会とのつながり、連帯、連携、助け合いは必要だろう。
(2)人の生き方は千差万別でこれといった定型はないわけだが、いわゆる結婚適令期の未婚率の増加は人口減少問題も含めて社会の生産性、成長性を考えると考察は必要だろう。
その影響としての2040年単身世帯40%と言う結果統計に反映されている。年金、医療、介護問題を考えるなら高年令者の単身世帯の増加は、あらたな荷重負担が発生してやはり複数家族で互いに助け合う、見守る家族形態の方が高年令化社会、社会保障制度では負担軽減につながるものだ。
(3)「孤独のすすめ」は自立できる高年令者の特権のようなものでもあり、一般高年令者にとっては行き届いた社会とのつながり方、見守りは必要不可欠だ。
国民人口の65才以上が半数近くを占める社会を65才未満の同数が支える国家というのは財政規律からも異常性がみられて、これまでの国家構造、財政収支基盤、社会規範すべてでまったく次元の違うあたらしいパラダイム(paradigm)が求められて構築されなければ国、社会は立ち行かなくなるだろう。
(4)2040年には孤独な高年令者社会ということになり、五木寛之さん流儀でいえばそれではあなたは幸せになれますということになるが、はたしてどうでしょうか。
日本の国民人口が8千万人時代の姿、国家像を象徴する単身世帯40%現象であり、家族、家庭の概念、理想がさらに家族、家庭そのものが姿を消していくようで、殺伐とした潤いのない乾燥社会が浮かんでくる。
(5)人口減少は急速なIT、AI社会を実現して、確かにこれまでの社会観、人生観、労働観を変えているが、人口減少は狭い国土の日本において必ずしもネガティブ(negative)な問題ではなく肯定的にとらえられる側面もある。
ただし、政治、経済、防衛、貿易で国際社会と連携、協力、連帯していくことは、これまで以上に非常に重要になってくる。