(1)昨年年末に向けて北朝鮮労働党中央委員会総会が開かれた。核実験停止を決めた重要会議で通常は1日開催のところ今回は年末3日間(報道)にわたって開かれて、動向が注目されていた。
核廃棄で米国から色よい返事を引き出す期限を昨年末と決めての中央委員会総会の異例の3日間開催だ。
(2)報道では金正恩委員長は米国から色よい返事がなかったことから「これから世界は遠からず、新しい戦略兵器を目撃することになる」と核実験、大陸間弾道ミサイルの実験再開を示唆する発言をした。
こちらも事態は「後戻り」する懸念がみられて、米国トランプ大統領がこれにどう反応、対応するのか、交渉上手でないトランプ大統領だけに米朝関係に有効な対策もなく朝鮮半島に緊張関係が復活する気配だ。
(3)北朝鮮としても経済制裁緩和が進まないいらだちはあり、昨年末に訪中した安倍首相が習近平主席との会談で北朝鮮への経済制裁履行を強く迫ったのに対して、逆に習主席は国連安保理での経済制裁緩和に向けて協力(報道)を求められた。
再び北朝鮮ミサイルが日本上空を飛び越える事態を迎えるのか、迎え撃つ日本はイージス・アショアの国内配備も条件データねつ造不正で候補地からも協力を得られない状況で、危険、不安は広がる。
(4)北朝鮮へのチャンネルを持たない安倍首相としては、春の習主席の国賓訪日での首脳会談で中国の北朝鮮への動きに影響力を示してほしい要請を続けるだろうが、米国トランプ大統領の出方次第であり自身の弾劾裁判、大統領選対策との効果としての北朝鮮対応策は考えられる。
当面は米朝首脳会談ということになるが、北朝鮮は色よい返事の会談を求めており、金委員長の言う「新しい戦略兵器」の目撃とどちらが早いのか、順番によっては再び米朝の深刻な対立も考えられる。
(5)春の習主席の国賓訪日、夏の東京オリ、パラリンピック開催、秋の米大統領選と今年は1年を通して大きな出来事が続くので、米朝ともにどこで仕掛けるのかむずかしい判断を求められるが、日米協力しての北朝鮮の日本上空飛翔のミサイル迎撃体制の整備、準備、安全対策は早急を要する。
(6)冒頭の北朝鮮中央委員会総会が異例の3日間にわたったことが何を意味するのか、北朝鮮も経済制裁緩和、対抗する核実験再開で米国を刺激することに慎重論もあるのか、金委員長の指導力(leadership of kim chairman)が試される、見極めも重要になってくる。
核廃棄で米国から色よい返事を引き出す期限を昨年末と決めての中央委員会総会の異例の3日間開催だ。
(2)報道では金正恩委員長は米国から色よい返事がなかったことから「これから世界は遠からず、新しい戦略兵器を目撃することになる」と核実験、大陸間弾道ミサイルの実験再開を示唆する発言をした。
こちらも事態は「後戻り」する懸念がみられて、米国トランプ大統領がこれにどう反応、対応するのか、交渉上手でないトランプ大統領だけに米朝関係に有効な対策もなく朝鮮半島に緊張関係が復活する気配だ。
(3)北朝鮮としても経済制裁緩和が進まないいらだちはあり、昨年末に訪中した安倍首相が習近平主席との会談で北朝鮮への経済制裁履行を強く迫ったのに対して、逆に習主席は国連安保理での経済制裁緩和に向けて協力(報道)を求められた。
再び北朝鮮ミサイルが日本上空を飛び越える事態を迎えるのか、迎え撃つ日本はイージス・アショアの国内配備も条件データねつ造不正で候補地からも協力を得られない状況で、危険、不安は広がる。
(4)北朝鮮へのチャンネルを持たない安倍首相としては、春の習主席の国賓訪日での首脳会談で中国の北朝鮮への動きに影響力を示してほしい要請を続けるだろうが、米国トランプ大統領の出方次第であり自身の弾劾裁判、大統領選対策との効果としての北朝鮮対応策は考えられる。
当面は米朝首脳会談ということになるが、北朝鮮は色よい返事の会談を求めており、金委員長の言う「新しい戦略兵器」の目撃とどちらが早いのか、順番によっては再び米朝の深刻な対立も考えられる。
(5)春の習主席の国賓訪日、夏の東京オリ、パラリンピック開催、秋の米大統領選と今年は1年を通して大きな出来事が続くので、米朝ともにどこで仕掛けるのかむずかしい判断を求められるが、日米協力しての北朝鮮の日本上空飛翔のミサイル迎撃体制の整備、準備、安全対策は早急を要する。
(6)冒頭の北朝鮮中央委員会総会が異例の3日間にわたったことが何を意味するのか、北朝鮮も経済制裁緩和、対抗する核実験再開で米国を刺激することに慎重論もあるのか、金委員長の指導力(leadership of kim chairman)が試される、見極めも重要になってくる。