(1)1月だというのに外は春のような(雪国には恐縮するが、雪不足もある)気候で、過ごしやすいことは過ごしやすいが、国会まで「桜」疑惑問題、追及が「花盛り」で異常性をさらに実感させるばかりだ。
冬の野菜は不良作で、南米では干ばつ被害が続いてコーヒーの生産が大きく落ち込んで(報道)、南米、豪州の大規模な山火事も温暖化の影響が考えられる。この分ではスギ花粉の飛散も早まり、過ごしやすいではおさまりそうもない苦しい気候変動だ。
(2)トランプ大統領は地球温暖化、気候変動は勝手に作り出されたもので、現実には起きていないと否定しているが、経済重視、中心社会、都市化、モータリゼーション現象が「作り出し」もので自業自得の社会現象でもある。
世界経済フォーラム(WEF)の今年の調査では『科学者の発言や研究、成果などについて「非常に」、「かなり」信頼している』が世界平均で57%のところ、日本は25%で、環境と経済の関係では「環境優先」が日本は22%と30か国中最も少なかった。
(3)日本についてはそんなものかという驚きの調査結果だが、アベノミクス、株価安定、経済優先政策の安倍内閣の支持率が比較安定している国内政治の情況、情勢をみれば、小市民的国民意識(petite bourgeoisie)の高い日本の現状を示しているともいえる。
しかし近年の日本人科学者のノーベル賞授賞者が続いて、先端的科学、医学分野での研究開発成果の高さ、貢献を自認している国民としては、前述のような科学への信頼度が25%と低いのはなかなか理解しにくい結果でもある。
(4)日本の教育、研究部門への国、政府の投資、支援の比較低さが影響しているのか、あるいはトランプ米国に追随して地球温暖化、気候変動に対して積極的な対策に踏み込まない日本(政府)に対する上述の結果のようにもみえてくる。
冬の野菜は不良作で、南米では干ばつ被害が続いてコーヒーの生産が大きく落ち込んで(報道)、南米、豪州の大規模な山火事も温暖化の影響が考えられる。この分ではスギ花粉の飛散も早まり、過ごしやすいではおさまりそうもない苦しい気候変動だ。
(2)トランプ大統領は地球温暖化、気候変動は勝手に作り出されたもので、現実には起きていないと否定しているが、経済重視、中心社会、都市化、モータリゼーション現象が「作り出し」もので自業自得の社会現象でもある。
世界経済フォーラム(WEF)の今年の調査では『科学者の発言や研究、成果などについて「非常に」、「かなり」信頼している』が世界平均で57%のところ、日本は25%で、環境と経済の関係では「環境優先」が日本は22%と30か国中最も少なかった。
(3)日本についてはそんなものかという驚きの調査結果だが、アベノミクス、株価安定、経済優先政策の安倍内閣の支持率が比較安定している国内政治の情況、情勢をみれば、小市民的国民意識(petite bourgeoisie)の高い日本の現状を示しているともいえる。
しかし近年の日本人科学者のノーベル賞授賞者が続いて、先端的科学、医学分野での研究開発成果の高さ、貢献を自認している国民としては、前述のような科学への信頼度が25%と低いのはなかなか理解しにくい結果でもある。
(4)日本の教育、研究部門への国、政府の投資、支援の比較低さが影響しているのか、あるいはトランプ米国に追随して地球温暖化、気候変動に対して積極的な対策に踏み込まない日本(政府)に対する上述の結果のようにもみえてくる。