いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

詞、曲、名曲。 word, music, wise song

2020-01-17 20:20:37 | 日記
 (1)財津和夫さんが新曲を発表する。現在制作中とのニュースだ。もう少しで72才を迎えてますます元気だ。ポール・マッカートニーさんでいえば「Yesterday」、財津さんでは「青春の影」の「ような」名曲をまた聞きたいものだ。

 元東海ラジオディレクターの塩瀬修充さんも財津さんに「青春の影」のような曲をまた書いてほしいと語っていたことがある。

 (2)ビートルズ(Beatles)後の世界の音楽は低迷、停滞期に入り久しいが、最近の音楽では少し注目されるとすぐ名曲と紹介されて違和感がある。
 「名曲」といえば普遍的なベートーベン(Beethoven)の「月光」(ピアノソナタ第14番第1楽章)、「第九」(交響曲第9番「合唱」)が思い浮かばれるが、昨今の「名曲」は寂しい限りだ。

 (3)その中でもポール・マッカートニーさんの「Yesterday」、財津さんの「青春の影」は「名曲」(wise song)といって過言ではない。
 財津さんは音大授業、セミナー開催で作詞講座を行っており、ライフワークともいえるものになっているが、受講者の詞の作品を歌のカタチにする試みもあっていいものだ。

 (4)前出の塩瀬さんは財津さんの作詞家としての能力、実力も高く評価している。特徴は映像美学に優れて、財津さんの言葉は表現力、描写力、説明力に優れて、詞が映像として脳裏に刻まれて聞くものの心を打つ。長く愛される理由だ。

 財津さんの詞で好きなのが、「幸せを道にまいた店の明かり」(「冬のメインストリート」)というのがあるが、X'マスのはなやかさ、賑わい、きらびやかさ、楽しさが手に取るように伝わってきてよくこういう表現ができるものだと感心させられる。

 (5)現在進行中の「All izz well」コンサートでも、メロディアス(melodious 旋律の美しい曲)でメロウ(mellow 豊饒な詞)な印象的な曲も多く歌っており、制作中の新曲も楽しみだ。
 
 今年は、財津さんは年男でもあり1年を通して精力的な活動に意欲的に取り組み、来年以降``チュー''リップ50年に向けたコンサートにつながる1年となりそうだ。

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