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さり気なくフォロワーなのか?「聖剣使いの禁呪詠唱」の“俺妹っぽさ”に関して~1話感想

2015-01-18 | アニメ感想
最近、録画予約を覚えまして(遅っ)、先日録画した新番組をチェックしてたら
その中でやたらこの「聖剣使いの禁呪詠唱」が引っかかりまして、何でだろう・・・と思うまでもなく
理由ははっきりとしていました 単刀直入に書くと「俺妹っぽい」からです。







前々から自分のブログを観て下さってる方は自分が「俺妹大好き」なのは知っているかと思われますが
この「聖剣使いの禁呪詠唱」の第1話を観ていてパッと思ったのは「なんだかこの感じいいな」とか「俺妹観たくなったな」とか
自分の中に流れている“俺妹ファンの血”がざわめくような感覚でした
それがちょっと止まらなかったんですけど、
同時に本当に「俺って俺妹大好きなんだな~」って別のアニメを観て再確認するという実に奇妙な現象が自分の中で起こっててそれがまず面白かったですね(笑





別に何もかも似てる、とか
模倣、とか、そういう感じじゃなくて
「ちょいちょい匂って来る」程度の香りだったのが良かったんじゃないかと思います
そもそも「聖剣使いの禁呪詠唱」は学校を舞台としているとは言え基本的にはファンタジーアニメです
最終的な観心地はまずその時点で違ってくるし、キャラの性格も全く同じではないからこそ余計に面白いっていうか
「俺妹」的なエッセンスを上手い具合にファンタジーアニメに落とし込んでいるような感覚がありますね
あくまで自分の中での印象ですし、また第1話の印象でしかないんですけどね。

なんというか・・・飲食店でサツキと静乃が喧嘩するシーンなんて「はぁ?」とか「アンタ」とか
嫌が応にも桐乃と黒猫のやりとりを思い出してしまうというか、
しかもまた普通に会話劇として面白いのがイイですね
別に竹達ボイスで高圧的な性格の妹だから桐乃っぽいんじゃなく結構言い方やリアクションの返し方も一部桐乃っぽかったのが良かったです
静乃はまんま黒猫タイプのキャラだと思いましたが、声は違うしナイスバディだし黒猫よりも性格が大人だったので
「っぽくもまんまじゃない」ってバランスが良かったですし、それは前述のサツキに関しても同じで
サツキの場合、桐乃みたいな計算高さがない猪突猛進系でやや短絡的な性格なのが桐乃との差別化になっています

きっかけは完全に「俺妹好き」としての反応だったんですが、
何度も繰り返し観ていると違うからこそ「面白いなあ」と思える部分も多かったり
普通にサツキや静乃を単体で好きになれているキャラクターの手さばきが見事だと感じました
多分桐乃をもっとストレートに短絡的にしたのがサツキで
黒猫をもっとアダルトにしたのが静乃なんじゃないかな~、と


妹だったのは前世での事なので、「もう禁断じゃない!」ってサツキが堂々と宣言する冒頭のカットに関して言えば
物凄い自分勝手な観方で恐縮ですが「桐乃が同じ立場だったとしてもそう思うだろうな」って変な楽しみ方をしてしまいました
単体でも十分楽しめるキャラ造詣~とダラダラ書いて来ましたが、その意味じゃ「俺妹好き」な方に是非目を通して頂きたいアニメかもしれませんね
「竹達ボイス」「妹キャラ」「素直に甘える」って時点で個人的にはグッと来ざるを得ませんでした(笑
いやむしろ「俺妹好き」とかよりも「桐乃派」の方に目を通して頂きたいアニメかもしれませんね
サツキはサツキで“ぶんぶくちゃがま~!”とか独自の決めセリフ(?)があってめっちゃ可愛いキャラだな~、と。





そもそも「俺妹っぽい」っていうのは俺個人的に受けた印象でしかありません
竹達ボイスの妹キャラがいて、高圧的で、細かい仕草に桐乃っぽさを感じてるだけ
そして格好良い兄貴とクール系で黒髪ロングなライバルキャラが側にいるからってだけの話です
ただ、個人的に「俺妹っぽい」「俺妹のフォロワー」だと感じた作品は大体素直に好きになってるので
これもちょっと第1話を観ただけなんですが、密かに注目していこうかな・・・って思っています

物語としても前世の記憶、というファクターがドラマに繋がりそうですし
前世の記憶を有してるからこそ「好き」に説得力がこもってるし
感情移入出来そうな隙間もあって素直に期待しています
前述のコメディパートは盤石の出来栄えでしたし、
例え敵わないと分かってても石動に真っ直ぐ向かっていく兄貴は単純に格好良く、
また、そんな兄貴から目を逸らすな、と告げた静乃さんも格好良かったと思います
つまりはお話的にも王道ながらしっかりとしたカタルシスのある初回だった~という話ですね
まだまだ未消化の複線もありますし、これからも楽しみ~って感じで期待を添えつつ感想を〆たいと思います
余談ですが「どこの馬の骨」とか「別のものが出そうだ」とか細かいギャグもまた面白かったな、と(笑













サツキの“不幸な身の上話”にいかにも幸せそうな親子のカットを挿入する演出もまた粋でしたね~
当たり前の幸せは手に出来なかった分、兄貴がその幸せを味わせてやって欲しいなと思います。