サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

高校の日常 1巻/ハードボイルドよし子

2015-10-12 | 単行本感想










最近ずっと読んでいる漫画です
そもそもなぜこの漫画を買おうと思ったか、と言うと
快楽天に載っているハードボイルドよし子さん(凄いペンネームだ)の漫画・キャラが好きだったから・・・ですね
まあ俗に言う“作者買い”だった訳ですけど、これが思ってた以上に面白くてよく電車の中で読んで内心クスクス笑ったりさせてもらってます。

形式としては4コマ・ショートギャグに分類されると思うんですけど、
色々なキャラの組み合わせがあって、しかもそれらがクロスしないという独特の構成になっています
例えば妄想著しいモテない男子達だったり、お嬢様と乱暴娘の組み合わせだったり、思春期男女の組み合わせだったり、、、
まあ、「オムニバス」という言い方が正しいのか、或いは「初恋限定。」のクロスオーバーとかしないバージョンって言えばいいのか・・・
兎に角色々な切り口から楽しめて中々に退屈しないギャグ漫画に仕上がっている、という事ですね
所謂アンジャッシュ系のすれ違いネタから、
男子高校生のペーソス溢れるエロ妄想ネタ、
日常ものっぽいお嬢様と乱暴娘のほのぼの(でもないか 笑)ネタに、
中には先生同士のはっちゃけネタなんかもあって、結構そのコンビごとに“味”がするのも自分が楽しく読めた要因なんじゃないかなー、って思いました
ま、こんな風に四の五の言わずとも単純に、純粋にネタ自体がどれも面白いので
美少女系のギャグ、或いは男子高校生のペーソス系がお好きならばきっと通じるんじゃないかな・・・と思います
快楽天作家らしく時にちょっとエッチなカットが良い塩梅で描かれてるのも実に良いですね
まあ本編ではあんまりそういうのはないんですけど、
おまけページでちょいちょいサービスカットを出してくれてるのは、
自分みたいに快楽天でハードボイルドよし子さんを知った身としては嬉しかったかなと(笑

キャラの体型もむっちりというか、ポッチャコロンとした、プニプニの体型が多いのでその意味でも眼福な作品ですね
おしりは大きいし、肉付きはいいし・・・っていう正に期待通りのキャラ造詣でとても良かったです
絵も本当に可愛くて、こうして読んでみると案外個性強いんだな、って感じました
それは独特の体型描写も含めて。キャラの等身がやたら低い感じが。
先述のおまけカットも、ただ無意味にサービスするんじゃなくて
ちゃんと本編の会話の中で出て来たアイディアを形にしている~っていうのが凝っててイイですね
カバー裏のクロスオーバーイラストにキャラ紹介なんかも気が効いてて好きです
けど、本編はこの1巻の時点ではほぼほぼコンビ毎に独立しているので、
いつかクロスオーバーする事もあるのかな・・・って思うと、
そこもまた楽しみですし、
勿論続刊を読むのも楽しみですね。
特に好きなキャラのエピを探して読むのが楽しいし、
それを読み終わって味わい尽くしたら、他のキャラのエピを楽しむという読み方が出来る
それは間違いなくこの漫画の個性になっていると思うのでこれからもそのスタイルは(ある程度)貫き通して欲しいですね。






で、個人的に一番タイプだったのがこのコンビ
ヤンキー女とその子分・・・というコンビネーションになっているんですが
ちょっとめんどくさいヤンキー女の秋山さんとその言動に翻弄される桜井くんのコメディがとても面白いし、
個人的にこういう、、、なんとなく友達以上だけど、別に恋人ではない。みたいな関係性が大好きなんですよね
キャラ紹介とかを読むとお互いに恋愛感情はないっぽいんですが、時折胸の話しになったり
彼女の話しになったりするのも、ちょっとキャラ妄想っちゅうか・・・
そういうのをするにも合っていて、
そういう意味でもかなりお気に入りのコンビです(笑
いつか恋愛関係になったら、それはそれで燃えそうだなっていうか。俺だけかもしんないですけど 笑

秋山さんは結構つかみどころのない性格というか、下ネタを平気で話したり、
かと思えば胸の話が長引いたら嫌そうな顔をしたり、
でも興味なさげに振舞われると怒ったり、そういうところがとてもイイですね
良い意味で行動が読めないキャラっていうか・・・サドルをパクって桜井を笑わせたと思ったら、
その後説教じみた発言するクレージーな部分とか、後は妙なところで理屈っぽいのも意外性があってイイんですよね
「ウザい」「ウザくない」談義のネタとか大好きですし、
「マンパワー」「チンパワー」のネタも会話にフックがあって実に面白かったです
カツアゲのネタも秋山さんの天然炸裂!って感じで面白かったし、線香ネタもナンセンスで面白かったですね(笑
まあ、要するにこの二人の話になると会話にフック的な部分が増えて特に楽しく思える、という事です。
あと上記のカット、その裏のカットも含めて普段は色気のない秋山さんが珍しくセクシーな格好をしていて何度も繰り返し見ています(最高)
まあ精々Bですよね・・・笑
授業サボったりもしてるけど、なんだかんだ憎めない愛嬌があって素敵な組み合わせだと思います
にしても秋山さんドラゴンエイジ読者ってのもなんかイイですよね(笑 多分掲載誌を単純に描いただけだと思うんですけど、それでもなんかオモシロい。










他にも、
ちょっとエッチなネタが冴え渡る氷川くんと後藤さんのネタも個人的ヒット多いですね
ああいう物静かでおとなしめな子が、そういう事に興味ある・・・ってキャラ造詣は実にイイですよね 笑
ちなみに一番好きなネタは第6話89ページの「やっぱりアレ」ですね

ハムストリングは実は自分も知らなかった、、、(恥)