情けない話なんですが、時折後ろ向き/諦めが過ぎると、
ひたすらに悲しい音楽を流しながら「このまま心臓が止まってもいい」と願ってふて寝をする事があります
正直そういう事をやってる時点で大人失格だな、というかもっとしっかりしろよ!とも思うんですが
マイナスにマイナスをずっと重ね続けていると、不思議とある一定を越えたらちょっと前向きになれる節なんかもあったりして
そう考えると極限まで落ち込んで膿を絞り出す時間もそれはそれで無駄じゃないなあ。なんて思うんですよね
逆に言えば、本当は悲しいのに、本当は辛いのに、無理してポジティブに振舞っている方が不自然っちゅうか。
格好悪くたっていい、それで0.5歩でも進めるのならば、どんな手でも使って行きたいと考えてます。
ただでさえメンタル面が他人の数十倍劣っているポンコツ野郎なのだから、
やっぱりそこからちょっとでも力をくれる、または荒んだ心を癒してくれる表現/物語が自分には必要不可欠で
そんな自分を支えてくれるいくつもの物語の為に、他人ではなく自分が好きな物語を守る為に頑張らなくちゃいけないのです。
いけないっていうか、やりたいのです。それがなくなって困るのは結局自分ですから。素直に好きだと思える、そんな感情のために。
☆ボクガール #81 ボクの演劇
なるほど・・・瑞樹は確かに女の子になって、女の子出来て嬉しかった
その気持ちが正しかった事を認めつつある現状な訳ですが
それはシンデレラの魔法のようなもので
藤原さんと仲良くなる魔法も同義だった
でも、シンデレラの魔法もいつか解けてしまうように、
女の子になっちゃう、という魔法ももう解けてしまった・・・と
瑞樹はシンデレラの物語と自分自身を劇の中で重ね合わせた、って内容になってるんですよね
ただ単に瑞樹を可愛く見せようとしてシンデレラって劇を選んだのではなく、こういう明確な意図があって選択したのだなあ、って思えたのは嬉しかったです
まあ、一つ注釈して置くとただ単にロキちゃんが不調をきたしただけで別に解けてはいないんですけど(笑
でも、そんな風に腹を括って、「何か」を決意した瑞樹は間違いなく男らしくて格好良かったと思います
正にナチュラルボーンイケメンっていうか・・・ああ、瑞樹も成長したんだなあ。って思うとちょっと泣きそうにもなってしまいました。
どういう結果になるにせよ、どういう顛末が待つにせよ、いちボクガールファンとして今シリーズの行方をしっかりと見守りたい。と思いました。
こりゃ女の子も惚れちゃうな・・・。
ところで、瑞樹のご子息の問題に関してはどうなったんでしょうね
そこも絡めて行くのか、それともロキちゃんが部屋を出たって事は寸前で収まるのか、、、
正に「色々な意味で」注目の今シリーズですけど、なんか前回の嬉しそうにはしゃぐ二人を観ていたら
個人的には、という前置きをさせてもらった上で、瑞樹×藤原さんのニヤニヤルートも全然アリな気はして来ました
藤原さんと一緒に、楽しそうに疑似デートを楽しむ瑞樹もとっても可愛かったから・・・
それと、ご子息の事を気にしているのは、藤原さんが気付いた時に間接的に触れた時にどういう反応を示すのか、に興味がある、、、っていうのもあります
瑞樹は気にし過ぎなくらいに懸念してたけど、藤原さんのこれまでの様子を観ていると
むしろこれまで以上にドキドキしてくれる可能性もあると思うんですよね
それが猛との三角関係にも少なからず影響を与えると思うし、
本作のドラマも更に加速する気がする・・・ので
ご子息の行方にもやはり注目、ですし
もしかしたら、また元に戻ってしまう展開もあるかもしれないのでその点でも注目なのです
正直、藤原さんが瑞樹に、もっと真っ直ぐに恋してドキドキしてくれるようになったらカタルシスっちゅうか
達成感あるなー、とか思うんですけどね。さて、この恋の行方がどうなるのか、早くも来週号が待ち切れない(伊達じゃなく)ですね!
引きがかなり読者をじらすものになっているので余計に来週分が気になりますね
ここで瑞樹が男気を見せるのか、それとも逆に女の子に戻るのか(笑
更なるニヤニヤを生み出す為にも頑張って欲しいですね。
しかし、朝生は男に戻った、って知らないから男の手を握ってドキドキしてやがるんだなあ・・・って思うとちょっとシュールですよね(笑
その前の藤原さんの満面の笑み(文字通り)もキュートでなんだか見てて元気になれるような極上の笑顔でした
まあ、それが瑞樹にとっては裏目に出てしまった訳ですが・・・笑
自分のエゴで劇を台無しにするよりも、
まずは成功させたい、
自分のエゴで邪魔したくはない。これはこれで、彼らしい選択だったなあ。とも思います
この作品はさり気に瑞樹を卑怯な子にしないように丁寧に丁寧に感情ラインを描いているのが好感持てますね
そんな瑞樹が劇で注目を浴びて紅潮して恥ずかしがってるカットは正に天使でしたね(笑
本当に男の子かよ・・・って思うほど後々とのギャップが凄くて
・・・なのはともかく、久々に瑞樹が男らしく振る舞う姿もそれはそれでとても良かったかと
女の子女の子してる瑞樹が“可愛い”“抱きしめたい”とかそういう良さを含んでいるならば、
イケメンイケメンしてる瑞樹は“美しい”“気高い”とかそういう良さがあるんじゃ、と。
上記の、彼なりの決意と覚悟を浮かべた表情なんかを見ると「むしろ王子様?」とか感じるんですが
そんな風にお姫様にも王子様にもなれちゃうところが瑞樹の良さなんでしょうねえ。とは読んでてつくづく思いました。
なんで、女子も是非・・・(笑
って散々力説して来てそんなオチかい!って自分でも思いますが、
それでも今週の、大好きな人を想って“男の顔”を見せた瑞樹は素直に格好良いなあ。とか思ってしまったのでした
結局のところ、「こういう表情も瑞樹らしくて魅力的だよ!」って事が一番言いたかった、伝えたかったのかもしれません。
猛もまた、あの劇の内容を観て何かを感じたのかな。
そして行方知れずのロキちゃんはどう動くか。
んで、やっぱりイデ子は井出先輩の妹だったんですね(笑
まあでもあの極上イケメンフェイスだったらイデ子じゃなくても惚れるわな。
それが許されちゃう瑞樹ってキャラの徳はやっぱり、深い。
あ、その内小説版の感想も書きますね。未だ抱き枕プレゼントの応募も受付中だと思います。
それとボクガール 7巻 感想もよろしくお願いします。
ちなみに先週またファンレター出しました。これからも頑張って応援応援!
☆敬え!!留年センパイ 8年目 センパイは休息が出来ない
正直な話、ここ数週はさくらちゃんがバカにされる話が多くて
「可愛い」よりも「可哀想」って気持ちが先立ってたんですけど、
そこから考えると今週の話は素直に面白かったし、「可愛い」が先立っていて良かったです
勿論「上手く行かない」のが前提の漫画なんですが、そればっかではなくたまには幸せそうなさくらちゃんも見たいよね。って事で。
あどけないツインテールの扉絵からして良かったんですが、
可愛い髪留めを付けてご機嫌な姿、ぬいぐるみとクレープを持つ姿などは
年相応の・・・いや、もう20歳近いから年相応かは分からないんですが(笑
とってもキュートで似合っていて、幸せそうな顔も見ていて素敵だと思えてとても良かったですね
そりゃ進藤もデレデレしちゃうわ、、、と思いつつ、必死に抵抗するさくらちゃんも面白かったです。
「食べ物でカワイイとかざけんなよ!!」っていうのは的を得ているような気もするけれど 笑
何よりも、デートを持ち掛けられて紅潮状態に陥るさくらセンパイがめっちゃ可愛かったですね!
すごくウブなのがよく伝わって来るというか、そうそう、欲しかったのはコレだよ!って素直に思いました
大人ぶってるけど、まだまだ恋愛に関してはお子ちゃまなのがとってもチャーミングですよね。
もっともっと、こういう反応を見てみたいなあ。と感じさせるような話数でありました。
あと、もしこれが本格連載になったら鬼ヶ島さんの可愛さ、恥ずかしいところを掘り下げるようなお話も読んでみたいなあ。
だって明らかに百合耐性相当強そうですからね(笑 センパイのぬいぐるみとか作ってそう。
☆もぐささん 第77話「校長室と百草さん」
コーヒー云々はあくまで「きっかけ」に過ぎないと思ってたので
ここで思いっ切りネタにしてくるとは思いませんでした(笑
豆を挽く小口が無駄に格好良かったり(しかも少年漫画の主人公みたいな格好良さ)したんですが、
そりゃドーナツと一緒に飲みたくなっちゃうよねえ・・・って事で必死に食い意地を誤魔化す彼女がとっても可愛かったです
そして、身を隠す為にソファーに全身を重ねてドヤ顔な百草さんもどんだけ根性据わってんだよ(笑 って感じで正直笑ってしまった
だってこれ普通に考えたら、校長室でずぼらな姿勢でドーナツ貪ってる厚顔無恥な生徒でしかないですからね。
めちゃくちゃバカらしい事を真面目にやる姿勢は今号でも貫かれててそれに感心しちゃいましたね。
一体青春時代を何に使ってるんだ(笑 と思いつつ、そんなクスッと来ちゃうシュールさこそ「もぐささん」の良さの一つなんでしょうねえ。なんて風にも。
百草さんは何気にスパイに向いてるかもしれないですね。食欲と格闘するスパイとか、斬新だ!(笑
◆銀河英雄伝説(新)/藤崎竜
藤崎竜は、原作モノだとヒットする~みたいに言われてて
まあ実際それは否定出来ないんですけど、個人的にはサイコプラスもサクラテツも好きだったなあ・・・なんて
それはそれとして、王道の仕上がりが存分に楽しめる新連載、絵のタッチも荒々しく生まれ変わっている気がするので
そこを含めて今後の展開を素直に楽しみにする事にします。こういう気高いイケメンを描かせると藤崎竜は上手いなあ。
◆干物妹!うまるちゃん
お兄ちゃんとの思い出の品に赤面するきりえちゃん、流石に可愛かった(笑
ある意味一番妹キャラとしてのポテンシャルに満ちているキャラだなあ。って思いました。
最後きりえちゃんがパズルみたいに崩れ落ちる演出なんかもいかにも漫画チックで上手いなあ、と。
◆グラビアトリ
うーん、正直グラビアをこんなに深く考えたことってなかったですね・・・
精々「揉みてーな。」とか「いいケツだな」って事くらい
もっと言えば、ただの“飾り”とか“オマケ”とか、それくらいの意識しかなかったような気がするなあ。
それが正しいか正しくないかはさておき、「こういう見方もあるよ」って提示する事は意味がある事だと思うし
それに共感出来るか出来ないかもさておき、一度向き合うのも悪い事じゃないかな。なんて風にも思いました。
ただ、一番グッと来たのは矢嶋さんとのラブコメちっくなラッキースケベのシーンでした(笑
生徒会長といい確かにハーレムっちゃあハーレム的状況なのかもね。
いつかラブコメ的な話数も読んでみたい。
でも、アトリってある意味悟りを開いている気もします・・・笑
俺はまだ未熟だから、あそこまでの感情移入は出来んね。
あと、「変なコトにつかうなよ」っていうセリフが面白かった。そりゃ、ねえ?
◆BUNGO-ブンゴ-
こういう風にちゃんと研究や自己分析に関して言及があるのはいいですな
いよいよ強豪との試合開始・・・!って事でどういう風に描かれるのか、
そしてチームとしてどうまとまっていくのか・・・に期待。
◆アセクサイクルシチカ(読切)/安藤優
率直に言って、面白かった(笑
こういうのはいかにも青年誌向けだと思うし、
逆に言えば今のヤンジャンにはこういうのも必要だよね。って思いました
ストーキング少年というギリギリの仕掛けと、汗っかき過ぎて逆にそれがエロティックな少女っていうのは
とても食い合わせがよくて終盤に進むにつれてページを捲るのが楽しくなって来る親和性があったと思います。
「僕は君の汗のにおいで勃起するぞ」からの、「びっ びしょびしょです・・・」っていうシチカの返しは正に完璧でしたね(笑
こういう官能的な物語も青年誌には必要だ。って事で安藤優さんの今後に期待です。
ついでに、単純に恋愛ものとしてもキュンキュン来る出来でそこも良かったと思います。
個人的には官能と胸キュンってセットで扱われて“当然”って思ってますから。
この一作だけでも作者の美意識が垣間見れて素敵でした。
◆極黒のブリュンヒルデ
うーん、こういう話すっごく好きだなあ・・・笑
アフロことアフロディーテちゃん、めちゃくちゃ可愛いじゃん!
村上のツッコミもいちいち面白いし、アフロちゃんのウブな反応もラブコメ的な旨味たっぷりで読んでてとにかく楽しい。
何よりも、最後のオチが最高(笑)。
村上には悪いけど、初見の時爆笑してしまいました。彼は何も悪くないのに・・・笑
いやあ、面白い展開になって来ましたね!(ゲス顔)
◆神様のハナリ
望ちゃん、秀才でおっぱいも大きけりゃモテそうなのにな・・・
反応もウブだし、こんな子と付き合ったら楽しいだろうに。
恋愛方面も描かれるのかが気になりますね。
今週は特に豊作で、どの漫画も面白いので是非是非
特にラブコメ展開の作品が多いのでラブコメ好きの方にも是非(笑
感想の文章量もいつもよりも多くなってしまって嬉しい悲鳴ってヤツなんですが、
やはり自分は(今の)ヤンジャンが大好きだし、凄く自分に合ってるんだなあ。とも思いました。
新人の良い具合の読切も載ってますのでそれ目当てでも読んでもらいたい号数ですね。
ちなみにヤンジャンは明らかに読んでる作品のが多い、
有り体な書き方をすれば読むものが多いので、
読むのに時間ははっきりいって結構掛ってます(笑
でもなんかそれも嬉しい悲鳴なのかな、ってふと、しみじみと感じますね。
フジリューの新作も始まって益々パワーアップ中のヤンジャン、勿論個人的には「ボクガール」特推しで(笑
これからも楽しみに読んで行こうと思います。KAITO先生とかミウラタダヒロ先生とか来ないかしら。
来週も新人の読切が載るそうで、楽しみです。
最近新人の読切少なかったからね。