サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

お姉さま方の扇情に見惚れる快楽天 2015年11月号 感想

2015-10-18 | 快楽天







なんか今週一週間はずっと気分が沈んでたし、
かと思えば身体に関しても寝違えて首と肩が痛かったり
なんちゅうか、散々な一週間だったんですよね
こんなに沈む事あるのか、ってくらいに。

幻滅と失望ばっかで肉体も精神もボロボロなんですけど、
そこには勿論自分自身に対するものも当然ある訳で
もう精神的に無間地獄っつーか、
完全に「どうしようもない」状態になりつつあるんでそろそろ立ち上がって行きたいな、と。

“自分の好きなもの”に関して自分なりに一生懸命書く、っていう行為は
裏を返せば自分にとってはとても健康的な状態を指し示す一種のバロメーターなんですよね
なぜならば、心が乱れ切ってる時というのはまず書くことすらままならないですし、
そんなきっちり更新など出来ないくらいに自棄的な生活になってしまいますから
何よりも、更新してなきゃ自分が面白くないんでね(笑)。
よく義務感云々書かれる所もありますが、
自分の場合正直「これ好きだから何か言葉を残したいなー。」っていう目的でやってる所も大きいので・・・。
出来うる限り続けて行きたいですね。気力との勝負です、常に。












ちんちん占い/もじゃりん

若い娘も全然いいですけど、
こういう「最近してなくて欲求不満なお姉さん」っていうのもイイですよね
それはそれで燃えるっていうか・・・オチも面白かった(笑



後輩攻略大作戦!!/オガデンモン

初登場。
まず、絵が良いですよね
プニプニ系のタッチにしっかりと官能的な局部描写等
正に自分のツボでしたし、めちゃくちゃ可愛いなあ。と思いました

ただ、「可愛い」と感じたのはそういう絵柄とかキャラデザが要因なだけじゃなくて
マナミ先輩の性格に因るものも自分はかなり大きいんじゃないかな、と
いちいち心の中で心境を実況する子供っぽい部分だったり、
小賢しい手口で(笑)後輩をメロメロにしようとする浅はかな部分が逆に微笑ましく可愛く思えたり。
純情そうに見えて時に大胆で、扇情的で、でも攻められると弱い・・・って性格の描写が正に完璧でそこが一番良かったですね
「ヒロト少年はお姉さんを気持ちよくできるかな――――?」から、「こんなに巧いの――!?」の流れは正直グッと来ましたね(笑
その後完全に蕩けさせられちゃってるシーンなんかは正直何度もお世話になってます
そう、そういう扇情的な態度から蕩けさせられるっていう展開にもメリハリがあって良かったんですよね
おまけに最後のヒロトくんのあの言葉、というかオチが余計に官能的な気分を煽ってくれて堪らなかったです
出色の快楽天デビュー作だったのでは。次回作も楽しみ。



あの頃の二人/ぴかお

あの“たっくん”がこんなセンシティブな少年になってしまったとは・・・!
勿論これ単体でも読める仕上がりにはなってますが、1月号の「教えて!!ねーちゃん!」を再読してから読むと
また違う印象を抱けるといいますか、そもそもこれの前を描いた「教えて~」が割と能天気な作風だっただけに
なんだかちょっと切ないんですよね(笑
でもまあ、得てしてこういうものなのかもしれません。
お姉ちゃんもたっくんもここに至るまで色々な事があったんでしょうね、きっと。
そして、そういう風に事情や背景を読者が詮索したくなる読み味にもなっていたと思います。
いつか結ばれるといいな。・・・でも、“いけない関係”になっちゃったらそれはそれで切なくて面白いかも(酷)。


Precious Memory/アシオミマサト

アシオミマサトさんは以前も「ファイティングガール」っていうゲーセンものを描いてましたけど、
もしかしなくてもゲーセン好きでかなりのゲーマーだったりするんでしょうかね(笑
ゲーセンやゲームに対する強い愛情やこだわりなんかを感じましたけど、
勿論物語としてもとても良かったです
具体的に書くと、ヒロインのお姉さんの地味だけど、地味だからこそ余計に官能的に映るボディと
昔の大切な思い出を今でもちゃんと覚えててしまってある・・・という粋なオチが特に良さを感じましたね
ベタっちゃあベタですけど、それでもやっぱ結婚して子供が~っていうオチは大好物なんだと改めて思いました・・・笑

にしても、この方は年々おっぱいの描き方がエロティックに進化されていて流石だな。とここ毎回思ってます。



Lovely Toy/もず

これはめっちゃツボでした
どこらへんが、っていうのを説明すると
真理佳姉ちゃんのキャラが良かった~って書くしかないんですけど(笑
もっと具体的に書くと、こういう年下を扇情するお姉さんキャラっていうのはある種のパターンの内の一つなんですが
今作の場合、扇情しつつも、どこか弟分の樋口くんに依存している、偏愛しているような節が見受けられて
そういう“サイコな愛”的なエッセンスがほんのり漂っている塩梅が絶妙だった、という事ですね
多分もう愛し過ぎちゃって、普通の愛し方じゃ物足りなくなっちゃったってレベルだと思うんだけど(笑

お世話にも何度もなりました
扇情的に眼前自慰を要求する場面のエロティックさ、
そしてお風呂で足コキ&息子におしっこぶっかけ等アブノーマルなプレイの連発、
更に空き教室で樋口くんを縛り付けて一方的なセックスをかましたり、大人しそうな顔をして
随分アダルティックかつ変態チックなお姉さんでもう大満足でした(笑顔
クライマックスのシャツ越しにぶるんぶるん揺れるおっぱいと、
完全に勃ってる乳首の描写に関してはまた一歩突き抜けた官能表現に進化されてるなあ、と。
ああいうのは余計にエロティックに感じるので他の作家さんにも是非やって欲しいところです(笑
最後のキスシーンもめちゃくちゃ良かったですし、興奮しましたし、真理佳姉ちゃんのちょっと歪んだ愛情が伝わって来てそういう意味でも良い味出してました。
タイトルも秀逸。



うどん職人の朝は早い/みちきんぐ

フルカラー漫画6ページ。
この間の「ぼんじり先生」もそうですけど、みちきんぐさん完全にギャグ方向に行かれてますな(笑
これはこれで振り切れてて面白いっちゅうか、随分快楽天作家らしくなって来たなあ、と
っていうか、某ソーマの成年誌版にも思えますけど 笑

しかしまあ見事なおっぱいと尻でしたな。色白に描かれてる分余計に美味しそうに映るっていうか。
俺にもご教授願いたい



まくあいげき/Hamao

寧々ちゃん可愛いですね・・・
この可愛さはどこから来てるんだろう?とふと考えると
ちょっとサバサバした態度が生々しいから、なのと
それでいてきっちり彼氏に対する愛情が感じられるそのバランスが良いのだと思いました
やや写実的な描き方も興奮を煽ってくれてストーリー、キャラで魅せつつもお世話にもなれるクオリティだったのが見事
後、快楽天でここまできっちり扉絵を描いてる作品も珍しいですよね 
しかもその扉絵自体も官能的かつ少女の可愛さを感じさせるものでとても素晴らしかったです
Hamaoさんはどんどん写実的な方向に行っている気がしますけど、これはこれで個性的で良いんじゃないかと。

生だと気付いてからの寧々ちゃんの反応はセンセーショナルかつ艶っぽくて最高でしたね
生だからこそ燃える・・・!いや、前半散々ゴムだったからこそ燃える、って感じ
その後のオチも最高でしたけど(笑
上記のカットなんかは非常に快楽天らしい叙情性が出ててこれまた最高だと思いました。
何もそんなにビビらなくても、、、笑



ナカまで教えて!/カタセミナミ

比菜子ちゃん可愛すぎ問題・・・笑
これまで快楽天に載せて来たカタセ作品の中でも随一にキュートな仕上がりで、
それはやっぱり頭はまだまだお子ちゃまなのに、カラダだけはやたら成長してしまっている・・・という
ギャップが素晴らしく良いのだと思います あと、比菜子ちゃんコロコロ表情が変わるのがとっても漫画的に面白いですし
デフォルメも実に彼女を可愛く見せるのに効果的に作用してて、台詞回しもコミカルでとても充実した作品と言う印象ですね

そんな風に、理屈でああだこうだ言う事はいくらでも可能なんですけど
もっとシンプルに言えば、単純にこの比菜子ってキャラは見ていて癒される、元気になるキャラなんですよね
扉の素敵な笑顔だとか、時折見せる可愛いドヤ顔だとか、純真無垢な相様とか・・・
涙目で上目使いしてくるカットなんか思わず抱きしめたくなりますね
つまりは理屈じゃなく“可愛い!”って思えるキャラって事です
でもまあ、可愛い可愛い言ってても感想にならないので理屈も加える訳なんですが(笑
そりゃおじさんも夢中になっちゃうよねえ・・・って事でこれまた盛大にお世話になれる一作でした。
 
でも、若妻展開もそれはそれで「アリ」ですよね 笑



いいなり/ハードボイルドよし子

いつものよし子作品とは毛色の違う、
ちょっとハードなお話でした
「いつもの~」っていうのは、大体変態的な女が意中の彼を襲う~ってパターンだったと思うんですけど(笑
今回は逆にネクラな男がギャル系の女を手籠めにするお話で雰囲気もコミカルではなく若干ダークで面白かったです
でも何だかんだで快楽に染まって~ってオチなのもよし子さんの作品らしいな、とも思いました。
相変わらず美味しそうなヒップも良かったです(笑














今月号はかなりの当たり号だったんですけど、
肩が痛いのでタイピングがキツいのと、
精神的に落ち込んでるのでリハビリ的にこういう感想になりました
つまりは面白くても事情で感想をカットした作品もちょいちょいあるって事です
具体的には、由浦カズヤさんのダーク過ぎる作品、moggさんの小気味良いお仕置き作品、
ひげなむちさんのお家芸である騙しセックス炸裂の作品、南北さんの「そんなオチかよ!」って作品(笑
西安さんのこれまた良質な黒髪ツインテを味わえる少女作品、ぼーかんさんのダイナミックなギャルもの等が面白かったですね
勿論その他にも。

かるま龍狼さんの「人妻姫」の再録も抱腹絶倒間違いなしのギャグ系成年漫画に仕上がってるので(笑
っていうか、おじいさん、やったのかよ!っていう 笑
98年の再録なので古い作品ですけど読み応えあるんで是非是非、という所。
今読んでも面白かったですよ。

表紙のぼっしいさんの“お尻”も最高でした・・・!!



次号は起死快晴さん、宵野コタローさんに、
ちょい久々のsantaさん、それからこのところ好調な雛原えみさん等楽しみです
次号もデビュー作家いるみたいなんでその辺もまたどんな方なのか期待。