サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

ボクガール82話 感想(ヤングジャンプ2015年 46号)

2015-10-15 | ヤングジャンプ感想








「自分のブログ」というのは
「自分のこと」を正直に書く場だと思うので、
正直な心境を書きますと、最近“生きてる意味”だとか“何の為に生きているんだろう”とか
そういう事をしょっちゅう考えてしまいます
「全て」が「努力」で「解決」するんならそれで全然良かったんですけど、
どうしても「努力」では埋まらない壁や違和感があって
それを想うとそれだけで苦しいっちゅうか、
ふと空しくなるんですよね
心の中で「何故・・・?」が止まらなくなる感じというか・・・。

生きてる意味すら分からないまま生きてて良いのかな、とか
何の為に生きてるのか分からないのに生きてて楽しいのかな、とか
思春期の学生みたいな事を延々と考えている自分に嫌気も差すんですけど
「努力」してもスッと「避わされる」世界はこんなにも厳しくて、辛くて、でもそれが「道理」でもあって
そんな否定しようがない“事実”に一番胸が痛くなってしまうのが現状ですかね・・・。
その「正しさ」からはきっと一生逃れられないんだと思います。

でも、結局そんな事を考えたって“自分よりも苦しい人”なんていうのはそれこそ世の中に数え切れない程居る訳で
正直こんな自分の抱えてるジレンマすら他人から見ればとてもありふれてるし自分からしてみても嘲笑の対象にしかならない
そんな場所でいつまでもぐるぐる回っている自分こそ実は最も許せない存在なのかもしれません。












ボクガール #82 ボクの人生

とても美しいワンシーンです。
実は最近「ボクガール」を読んでいるとどんどん核心に迫って行く展開のような気がしてドキドキするんです
今週もヤンジャンを買いに行って、目次を見て、ボクガのページを捲っているだけでやたら心臓がドキドキしてしまいました
それは瑞樹がここに来て、ある意味「ようやく」答えを出そうとしているからなのかもしれませんが・・・。

ふと振り返ってみれば、瑞樹は女の子になって、そこで生まれて「しまった」感情に振り回されてここまで来ました
流されてた、と言い換えた方が分かりやすいかもしれませんが、兎に角何も選ばずにここまで来てしまってた訳です
でも、もしかしたら今こそ瑞樹が瑞樹の身体で心で瑞樹が向かうべき場所に向かうタイミングなのかもしれません
上記の見開きのカットはそんな彼の心境を象徴するシーンにも思えましたが・・・。
実際、どういう方向性になっていくのかはまだこの材料からは分かりませんが、
きっちりと彼の手で足で、そして身体と心で藤原さんを抱きしめたシーンは光の演出も手伝ってとっても“美しいもの”だったと思うんです
ここから瑞樹はどんな風に歩いていくんだろう、
ここから瑞樹はどんな風に答えを出していくんだろう。
それを想像するだけで、ワクワクしちゃうのが今の本音ですね。


・・・いや、嘘。
正直、瑞樹が心配な気持ちもある(笑
考え過ぎてないかな、根詰めてないかな、っていうか、
瑞樹はかなり生真面目な人なんですけど、それが逆に彼を「素直」から遠ざけてる節があるのも事実ですよね
今は色々ありすぎて、ロキちゃんも色々活発過ぎて(笑 考えちゃう時期だろうけど
本当は物凄く素敵な笑顔を見せれる人っていうのはもう分かってるから
どんな答えを、どんな道を選んだとしても、瑞樹が笑顔であればいいなあ・・・とも思います
ただ、元々意中だった娘を、あんな大舞台でしっかりと抱きしめた“美しさ”はきっと忘れないでしょう
初期から考えると、劇の内容とはいえ、ここまで逞しくなったんだなあ、、、とか思ってちょっと胸打たれる節もあったりしますね(個人的にね)
それもまた小さな一歩、小さな成長だったのかもしれません。
当の本人は謎の苦しみを発症してますけど、
もしかしてまた戻っちゃうのかな・・・笑
それはそれで正真正銘の“思春期男子”っぷりを堪能出来なくなるので残念っちゃあ残念ですけど、
まあそれもロキちゃん次第なんで・・・笑 ああ、また来週分がすっごく気になりますよ。もう。



ロキの言う「贈り物」こそが、
もしかして再びの女体化なのか、もしくはまた別の展開なのかもしれないですけど
取り敢えず現時点で瑞樹が「答え」を出せている、とは言い難い
だからこそ、ロキなりにあるプレゼントを渡したのかもしれません
それが何なのかはまた来週以降・・・って話ですけど、
やっぱり瑞樹はまだ女の子にも未練があって
女の子らしくする事にも未練があって
ただ、未練だとかそういうのを抱え続けるんじゃなく
これからは彼自身が考えて選んでいく段階になるのかな、とか
そんな風にも思いました
女の子になっても、大好きな女の子への想いを貫き通すのか
それとも、新しく生まれた感情に身を委ねて生まれ変わっていくのか
ロキが選択肢を与えているのかな、と
「それで良いんだよ」
もうロキも瑞樹をイタズラに泳がせて遊ぶ季節は終わり、
これからはそんな瑞樹の迷いだったり選択を「愉しむ」季節に突入しているのかもしれないですね
実際にどうなっていくのかは分からないんですけど、ロキはロキで何となく変わっている部分もあったりするのかもしれません。
それでも、瑞樹が選ぶ道
それでも、瑞樹が選ぶ想い
それでも、瑞樹が選ぶ自分自身。

余計な雑念は捨て、迷わず藤原嬢を抱きしめた瑞樹。
そこには先々週までの息子の心配云々がバカらしくなるくらい神々しい結末が待ち受けてた訳ですけど、
先述のようにロキの体調が治った今、そして彼女からの「贈り物」をもらった今
また一筋縄ではいかない展開が待ち受けてそうで、やっぱりワクワクしちゃいますね結局は。
相変わらず、息子の存在がバレないかな、って心配はある訳なんですが 笑(保健室に連れて行って「あら!」みたいな)
そうだったとしても、「今の」瑞樹の行動と選択に期待、ですね。
多分本作にとって、とっても大事な話数だったと思います。

7巻の感想も是非。


















なんとなく、
今週は「ボクガール」の事しか考えられなかったので
ボクガ一本にしました。また来週、頑張ります。