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捨て切れぬ情。/DINER 第26話「Gorgon's hair&Red dahlia③」 感想(ヤングジャンプ2018年12号)

2018-02-22 | DINER
                          
                             美しい。













結論から書くと、ボンベロは逝かなかった
寸前でかわしてその後の銃弾も(結果的に)受けずに一命を取り留めた・・・
訳ですが、そこにはエンビの“情”のような何かがあったんじゃないか?と個人的に思った。



この人、あっさり死んじゃったね・・・笑


まず、最初から殺る気があったのか?という事から疑問が出て来ます
正直ボンベロを試したんじゃないか、、、っていうか、以前の想い人の為に、
身体を張って危険を知らせに来たんじゃないか・・・と思えるくらいエンビには「覚悟」が無いように思えた。

つまり、「危険ですよ~」というサインをおみやげに元恋人を守ろうとしたのでは?って感じたんですよね
文字通り、ある意味娼婦以上に“身体を張って”ボンベロを守ろうとした行為だったんじゃ、、、とか感じてしまいました
先週の引きは「気付かなかった」ボンベロに対するせめてもの手向け、、、というか、自分で決着を付けたかったんでしょうね
この話数だけで、エンビの行動のすべてが「ボンベロの為」でしかなかった・・・という事実が
丸分かりになっている素晴らしい話数だったんじゃないかな。。と思いました






先週、エンビに対してイライラを募らせてた感想を書いてしまいましたけど、
格好悪いですが手のひら返しをしたくなってしまったくらい(笑
エンビに対する評価がガラリと変わってしまって、
正直この漫画すげーわ。。って素直に感じちゃいましたね
またエンビの表情の切り替えが凄いですよね
ちょっと前まで鬼の表情してたのに、
気が付いたら恋する乙女のような美しい表情をしている・・・っていう
そういうメリハリの利いた作画を含めて今週は素晴らしかったなあ、って印象です

想い人の為なら、
自分の命まで投げ捨てて守る・・・
そういう「女の覚悟」を魅せ付けたエンビは、
正直好きなキャラになってしまった、、、まであります

・・・先週ムカついてた癖に調子良い感想書いてるなあ・・・笑
でも、下衆な悪役に見せかけて~のこれですから、ある意味原作者の狙い通りなんでしょうね
最後、ボンベロがエンビを生かしたのも「お前はお前の人生を生きろ」というメッセージだったのかもしれない
そんな風に様々な観点から思慮を巡らせる事が出来る。。という芸術性含めて納得の締めでしたね

それにしても、ボンベロ、格好良すぎます・・・!










個人的に、
あの鹿児島弁のお姉さん、
キャラデザがちょっと可愛く感じたんで、
生き残るかな?って予想してしましたがあっさり逝きましたね
逆に死亡フラグ建ちまくりだったエンビが生き残るとは・・・っていう
意外性も含めて面白い第26話だったと思います。なんかポロンの件があったせいか、
キャラデザ気合入っててもあっさり死ぬんじゃないか?って感覚があってね。
そう考えるとこれからのお話も予想が付かなくてドキドキしそう・・・!