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透明人間の骨 第十八話「Thank you,my twilight」 感想(ジャンプ+)

2018-02-13 | 荻野純









あと4話で終わりらしい
元々決まってたっぽいから円満なんでしょうけど、
毎週楽しんでたのでちょっと寂しいですね(笑
最後まで各話感想は続けます。


軽蔑してた兄の振る舞い。
勝手に他人に対して「ダメ人間だ。」なんて烙印を押すことはありがちな罠ですけど、
でもぶっちゃけ人間には色々な側面があって身内とは言え他人が勝手に他人の可能性や良さを、
見積もって決めつけられる程人間という生物は一面的でもないし「そういう側面」を見てただけ、とも言える。

つまり、花は思春期特有の厭世観から抜け出して、色々な意味で視野が広がったのだと思う
あれだけ下らないと決めつけていた他人や世界とも平等に渡り合えるようになった
しっかりとお互いに手を繋ぎ合う事が出来た
何もかもに勝手に絶望した振りをしていても、
結局この世界や人間も「捨てたもんじゃない。」
色々とセンセーショナルな出だしの漫画ではありましたが、
伝えたいことは案外そういう普遍的な事だったんじゃないかな・・・って
今となってはそう思います

栞が、
プロを目指さない。と
自然体に振る舞ってたのも良かったですね
何でもかんでも「プロ」というのもある意味視野が狭い思考ではありますもんね
何を選ぼうが、どういう道を歩もうが、それはすべて“自由”なんだと
そう高らかに告げるような作劇が心地良い18話目でした。








さて、
いよいよ母親に告げるパートでしょうか
母親も何となく分かってそうな気もしますが・・・
残り数話、最後まで楽しみたいと思います。