![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/63/ed/2681316efaab969b509764c2ccd64cc3_s.jpg)
もぐもぐタイム(可愛い)。
単刀直入な感想になりますけど、
「そりゃそうだよな。」って至極納得の行く話数に仕上がっていました
他人から見る自分と、自分から見る自分では全然違う・・・そんな当たり前の“事実”ですよね
例えば俺なんかはバカだから自分だけダメで自分以外の全員が完璧に見えてしまうくらいの精神状態なんですけど、
それだって結局は他人である自分の「勝手な判断」でしかなくて当人たちの実情はまた違うんでしょう
要するに、「そういう風に見えている」いや、「そういう風に見れている」自分が居る時点で、
ある意味その人自身が自分の中にも居るような感覚・・・それが大事だった訳です
分かっているなら、真似したり取り込むのなんてある意味容易いことで、
だって今ここに居る自分自身もある意味他人の猿真似の集合体でしかないですからね・・・
これは上手い事作中で“答え”を出したなー。って感心してしまいましたね。
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結局、他人がどれだけ完璧に映っても、
逆に自分がどれだけ愚かしく感じても、
正直それって単なる「自己評価」に過ぎなくて、
それが総合的な評価なのか?って言えば全然違うんですよね
もっと言えば、自分がもし他人にどう見えていたとしても、
本当の自分を分かっているのはやっぱり自分だけなので、
ある意味そこはやっぱり“本当”を知り得ている自分を信じてあげるべきなんじゃないかなー。って思いました
今週は正しいくらいに、ハッとするくらいに突き詰めて哲学的な内容に仕上がっていて色々レベルが高く感じました
こういう読者を見くびってない、侮ってない、ちゃんと理解してくれる・・・と信じ切って、
しっかりと展開されている漫画は大好きだな・・・!って改めて感じたりしました
いや、本当、恐ろしいほどに完成度の高い漫画ですわ、アクタージュは。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/19/e7/fd8b80e5261cd0e8d444b7ad8ae6c891.jpg)
「そう見えている」「見ることが出来ている」「感じれている」「気付けている」ってことは、
君の目に映る“素敵な誰か”の欠片や素養が君の中にもきちんとある。って事なんです
だから、その気になればいつだって君は誰かになれるんだ——————————。
という、
ある種夢のある内容でもあってそういう点では掲載誌にも似合っている話数だったかもしれません
千世子さんが景ちゃんを役作りに利用したのも本当だったんでしょうけど、
あの場で思い切り喝を入れてみせた気概もまた本音だったんでしょう
そういう、ただ単に都合が良く優しい訳じゃない、
でも、逆にそういう利用価値云々だけで動いてる訳でもない・・・っていう、
千世子の絶妙な人間性が滲み出ているとこもまた人間味に溢れていて素晴らしかったと思います
今週は、また一つアクタージュという作品に惚れ直した最高の話数でもあったかと。個人的に、ね。
しかし、クレープを大口でほおばる夜凪ちゃんは可愛かった・・・!笑
正直二人のおデートの相様だけでも満足度の高い32話目でした。
掲載順も5番手でいよいよ表紙巻頭も見えて来たかな?