サブカルチャーマシンガン

自分だけの「好き」を貫く為のブログ。

NOT WONK/THE NOVEMBERS「BEING THERE6」@渋谷WWW X 22.8.21

2022-10-18 | LIVE









2か月前にTHE NOVEMBERSとNOT WONKの対バンを観に渋谷に行ってました。







ノーベンバーズ、
ちょっと前から大きいハコの公演が多くなって来てたんで、
久々にこういうサイズのハコで観れるんだ!というのが率直な気持ちでした
同時に、
NOT WONKもまた前々から気になっていた存在だったので、
ようやく観れて良かった・・・・・!
気にし始めたのって、
それこそ1st~2ndくらい(大体6~7年ぐらい前)のタイミングだったのに、
ライブ初参加が22年っていうのは正直遅いとは感じますが、
しかし、
逆に考えれば、
「そのままにしないで良かった。」とも言えます
今までしてないから~という理由でやらない事って一杯あるけど、
そういう意味ではしっかりと生で観て感じれた事自体は宝物だな~なんて思うのです。
今回、
生で観てハッキリと「イイ!」と感じたので、
今後も機会とタイミングが合ったら絶対に参るでしょう
だって、今回彼らの主催企画なのに行ったのだから!








THE NOVEMBERS

いこうよ
Romance
Rainbow
Zoning
Ghost Rider
BAD DREAM
黒い虹
今日も生きたね



いきなりですが、
この日のハイライトは一曲目の「いこうよ」でした。
最近のノーベンバーズは一曲目にバラッドを据えるのがブームみたい?
なんだろう、
ドラマで言えば、
いきなりエンドロール!みたいなテンションで奏でられた「いこうよ」は本当に素晴らしく、
また一定のリズムで同じフレーズを繰り返す高松さんのベースが非常に気持ち良かった。
 そうだな、
ボーカルもいつも以上に抜けが良かったし、
演奏も前のめりで素晴らしかったんですけど、
凄く洗練されてたというか、
晴れやかでもあって、
そこが一番心に響いたのかもしれない。
2か月前のライブなのに何故かここまで鮮明に覚えてるのも凄いけど(笑
そう、本当に、聴いていて、心を強く動かされる感覚や背中を押される衝動があって、
尚且つそれがゴリ押しではなくスッと想えるような印象で、、、

一曲目からいきなりああいう空間を創れるセンスはやっぱりノーベンバーズ独特のものだな、と。

ゆらゆら踊れる「Romance」は久々に披露、
また、
より攻撃的にソリッドに仕上がっていた「Zoning」も嬉しかったし、
今振り返るとこの曲の歌詞のテーマ性ってリリース当時よりも今の方が似合ってる気もした。
後半はもう、
唸るレベルの大爆音モードで、
完全にバッキバキに対バン相手を潰しに来てたというか、
その容赦のない粋な演奏&歌唱っぷりにニヤリとしながら興奮してました!
珍しくMCで(長めの尺で)ここ数年のバンドの苦悩や一度は断ってしまった事など、
結構生々しい裏話?が語られてましたけど、
そういう・・・
普段は中々見られない姿を見れたのもファンとしてはグッと来ましたね
最後はロングバラッド「今日も生きたね」、
清らかなアンセムで爽やかに、かつ、深みを感じさせながらライブは終了。
この曲を聴いてる最中、「人事を尽くして天命を待つ」って言葉が脳内に浮かんでたりしましたね。
ハイライトは「いこうよ」でしたがその後も勿論❝らしく❞ぶっ飛んでた抜群のライブでした!







NOT WONK



NOT WONKは、
まだ全部の曲を聴いた訳じゃないのでセトリは無し。
分かる曲だけで話すと、
まず、
初っ端の「Down the valley」の時点でヤバかった。
出だしの時点で「ああ、こりゃ演奏上手いわ。」とすぐに肌で感じたのと、
その後の出してる音のえげつなさがハンパなかったですね
なんか、
言葉のチョイスが野球選手みたいになってますけど(笑
そう、
「これ3人で出してる音なのか・・・?」と純粋に思ったんですよね
厚み的な意味でもそうだし、迫力的な意味でも、、、この曲のブレイク?の部分の、
叫びながらガラガラ崩れていくあの部分は生で聴くと芸術的かつ破壊力抜群で
ちょっと度肝抜かれてしまいましたね
文字通り、
青で世界を塗り替えられた感覚。すごかった。

また、
加藤さんの歌が本当に上手い。
最近のバンドは全体的に歌に妥協が無くなって来てますけど、
「slow burning」の時とかあまりの美声と情熱の噴出に本気で感動してましたね
自分の中にふつふつと湧き上がる譲れないものが呼応する感じというか・・・・・
かと思えば、
「get off the car」の時にはまるでキッズみたいに飛び跳ねてワイワイ楽しめたり、
あのギターリフが堪らない「This Ordinary」も最高に格好良かったし、
演奏力と表現力に長けてるお陰で、
音楽の先に、
音楽と共に「何か」を(個々で)感じ取れるあのオルガズムをめいっぱい楽しめた最高のライブ
でした。

そうそう、
この日はマニアではない自分でも知ってる曲をいっぱい演奏してくれて、
そういう意味では本当「入門」には相応しい内容でしたね!
アンコールで、
「Laughing Nerds And A Wallflower」を演奏してくれたのも嬉しかったし、
常連の方がどう思ったのかは分からないんですがお初の人には入りやすいセトリでした。
なんだろう、
日々働いて色々苦労して、
その先に観るのが、
ああいう「きれいなもの(音)」ならば、
それも良いかな。って思える様な。
そういう内容のライブに仕上がっていて・・・
 やー、
初めて観たのにえらいベタ褒めしてるなあ、と我ながら思いますが(笑
でも他人の目を気にしてわざと感情をセーブする~なんて自分は嫌なんでね、
やっぱり好きなものは好き!これでしかないです。
特に、
転がるように、
美しく熱情を絡めて披露された「slow burning」はマイベストアクトでした。
しばらくNOT WONKの楽曲を聴きながら通勤してたのも良い思い出。
本当に格好良くて痺れさせてもらった対バン、
また是非彼らのライブが観たい。
ありがとうございました!










ライブは、
非日常って云うけど、
本当に日常では体験出来ない❝素敵なサムシング❞を得れるんですよね。
これ、
別にギャグとかではなく、
この言い方が最もフィットするので使ってるだけなので。
そこは理解してもらえれば幸いです。
 そして、気付きもある。
なので、
今よりももう少しだけライブハウスに足を運ぶ人が増えたら良いですよね。

それと、
THE NOVEMBERSは、
来月11月にワンマン、12月に彼らの地元栃木で2マンがあります!
管理人も参加予定なのでそちらもまた楽しみですね♬