サブカルチャーマシンガン

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LINDBERG「今夜はトモヒサ三昧 de SHOW」@新横浜NEW SIDE BEACH!! 25.1.20

2025-01-27 | LIVE












先週の月曜日、新横浜でリンドバーグのライブを観ました。











年末以来なので、
これまでで一番短いスパンで観た。
LINDBERGとは、自分がガキんちょだった90年代に人気だったバンド、
そして「今すぐKiss me」は小学校の創作ダンスかなんかの行事で繰り返し聴いた思い出もある
ある意味、
自分のロックの原体験に近いバンドでもある。
その時の担任教師の趣味でもあったね。
リンドバーグのライブはいつ観てもあったかい感じがするから、
あの空間をやっぱり欲しがってしまうんでしょうね。

で、
この新横浜NEW SIDE BEACH!!というライブハウス、
名称を見ると新横浜を英語にしてるから直訳して"新横浜新横浜"って意味(笑)。
ここ、
前々から知ってて
横浜アリーナに来ると、
待機してる時によく目に入ってくるんですね
だから、凄く気になってたハコの一つでした
ようやく来れて良かったです(知らないハコがあると行きたくなるタイプ)。
中の足下が確か赤黒の模様で格好良かったのもツボでした。
 アクセスに関しては、
横浜アリーナと合体してるハコなので
横浜アリーナの案内を見ながら行けば簡単に辿り着ける
ちなみに自分が生まれて初めて行ったライブ会場が横浜アリーナだったので、
そういう意味でも堪らない位置にあるライブハウスでしたね。

長くてすいません、
もう少し前置きすると、
リンドバーグがこのハコでやるライブに関しては、
通常のライブと違ってマニアックな選曲や趣旨でやる〜ってものなんですよね。
以前、このライブのセトリ眺めてたら小学生の頃好きだった「風」とか演奏していて、
それもあって行きたい欲を抑えられませんでした
この日はまた別のレア曲でしたけど、
後期のシングル曲も大好きなのでまた是非行きたいですね。では、以下。











この日はベースの川添さんのバースデーライブという事もあり、
川添さんのソロ曲から始まる〜という何ともレア感たっぷりの始まり方でした
今のマキさんの可憐目なボーカルとは違って、
かなり男臭い世界観。
攻めてるギターサウンドにも興奮しつつ、
「RUN&RUN」の次はしとやかなバラッドまで披露
「きみが教えてくれた」はラスサビ辺りの小柳さんのエモいドラミングも良かったです。
タイトルの歌詞の部分で客席を指差す川添さんがまた格好良かった。
ちなみに、
若い頃の川添さんは超イケメンで
そりゃソロデビューもするわ。ってビジュアルでした
今のTHEベテランミュージシャン〜って風貌もそれはそれで素敵ですけど。

3曲目から渡瀬マキさんが登場し、
「I LOVE YOU」「PARADOX」「TIME」と立て続けに披露。
なるほど、こりゃ、普通のライブとは違うわ。とここで改めて実感(笑
マキさんは、
「トモちゃんが演りたいって言うから仕方なく…」と言ってましたけど、
「PARADOX」なんかはグルーヴィさが際立つロックナンバーで気持ち良かったし、
思わずヘドバンもしてしまったくらい。
歌詞も、
「言われてもいいじゃない 素直に生きてる 君の方が好きよ」
何気に超情報化社会である令和に響くものだった気もしてそこも良かったです。
昭和歌謡の匂いも感じられた「TIME」もビートロックが際立つ印象のリンドとしては新鮮。

ここで、
ヒット曲も挟む。
フリも楽しかった「胸騒ぎのAfter School」
タイトルの通りに少しノスタルジーな気持ちになりながら実直に楽しんだ
ゴリゴリのベースサウンドもまた刺激的でしたし、
ダーリンのキーボードのカラフルなフレーズがまた気持ち良かったですね。
 そして、
後期のアルバム曲である「Soup」
MCで川添さんがこの曲のタイトルを「ソープ」って発言し、
それに対してマキさん「ソープじゃねぇし笑」と笑いながら否定していました
ソープだとまた別の意味になる…ってか世界観が台無しだ(笑)。
この日は先述の様に川添さんセレクトのセトリだったんですが、
この曲を選んだ理由をマキさんに問われ
「歌詞です!」と即答
それがマキさん嬉しかったみたいで、
川添さんと握手してました笑
聴いてみると、
なるほど確かに沁みる印象の歌詞で
タイトル通りスープみたいなあったかい雰囲気の素敵な曲でした
この曲は再結成前の最後の方のアルバム曲という事もあり、
ある意味一番レアリティを感じた選曲でしたな。
 マキさんが心を込めて、
端正にじっくりと聴かした名バラッド「きっと銀の針のような雨が」
その歌声と雰囲気にウットリしつつ、ギターソロがまた琴線に触れる仕上がりでした
この曲は初めて生で聴きましたけど、リンドバーグは名曲/ヒット曲/隠れた良曲の宝庫ですので、
それでいてセトリは結構ガラリと変えてくれるのでその意味でも参加していて楽しいバンド
でもあります。


個人的に、
すっごく楽しかったのが「TAXI」
ファンキーなギターリフもさることながら、
キャッチーかつクールでもあるサビメロがとっても快感でした
思わず口ずさみたくなる、っていうか・・・
かなりの抜けの良さを感じつつ
そんなサビでのタオル投げがまた楽しい!
普段、人前でタオル投げながらはしゃぐ〜って事ないでしょ?
でも、ライブハウスだと多少クレイジーな事でもむしろそれが楽しいでしょ!ってなるのが嬉しい。
バカになったもん勝ちというか。それがライブハウスの魔法でもあります。
 更に、
極上のロックナンバー「Party Party」も披露。
この曲、歌詞に岡村靖幸の「カルアミルク」が出て来るんですよね
固有名詞、しかも邦楽のは当時としては珍しかったんじゃないでしょうか
疾走感と、サビの一体感が素晴らしくて、
この瞬間をめいっぱい楽しもう!って雰囲気が最高に気持ち良かった。
管理人はライブでライブを意識させられるフレーズが来るとめっちゃテンション上がるタイプ
もう日常のこと全部捨ててこの時間だけを楽しもう〜って思えるから。
間奏のドドドドって感じのドラミングがまた破壊力抜群でした!

あと、
大好きな「もっと愛しあいましょ」を先月の大手町に続いて聴けたのも嬉しかった!
この曲大好きなんだよなぁ
サビの、
「みんな自分で精一杯 でもステキなことでしょ」ってフレーズ聴くと
改めて自分の態度を正したくなる勇気をくれるというか。
それと、
やっぱりこの曲はライブ独自のフリが楽しい!!
さっきのタオル投げもそうだけど、一緒に表現に参加してる感じがとてもヨイ。
し、
この曲の時のマキさんのポージングがまたお茶目さもあって面白かった。
流石セカンドブレイクの頃の代表曲だけあるな〜と思いつつ、
最後の「ちゅ」も非常によろしかったです。。
CDシングルで聴いてる時も良かったけど、
ライブだとまた余計に映える感じも強くしますね。


これも、
初めて生で聴けた「恋をしようよ Yeah! Yeah!」
軟派なタイトルとは裏腹に真っ向からのロックンロール・ナンバーでもある
その雰囲気にテンション上がりつつ、
シンガロングもまた楽しくて熱い気持ちになりました
ちなみに紅白に出た時の曲目でもあります。
 シンガロングと言えばこの曲も、
「GAMBAらなくちゃね」
サビ最後は観客が歌うんですが、
ラスサビで大声で「がんーばらなーくちゃねー!!」と叫んだら、
少し泣きそうになったりもした。聴き手の気持ちに寄り添う名曲。
本編最後は、
「ひたむきにただ 生きてゆきたい」というまっすぐなフレーズが胸を打つ「Over The Top」
リンドバーグの良さは地に足がついた堅実で誠実なところだと思います
各々のソロパートやジャンプしながらのクラップ、
そしてタイトル部分のシンガロングなど、
最後らしい盛り上がりをしっかり刻んでこの日のライブは終了
アッパーな曲ではなく、ミドルテンポのこういう曲でもしっかりと締められる
そんなトコロもまたリンドバーグの強みではないかな、と。

勿論、
アンコールも敢行。
再び川添智久さんがボーカルを務める「STAND UP TO THE VICTORY」を披露
曲披露する前に川添さんが「Gのヤツ、演っても良いですか?」と観客に聞いてたんですけど、
その「Gのヤツ」って言い方も面白かったですね笑
これがまた勇ましく、
正統派のファイトソングって印象的の素敵な楽曲でした
大人の渋みが効いたボーカルに攻めてるギターリフ、這う様なベース…
アッパーなサビメロも良く、
「その向こう側に 何もなくてもかまわないから」ってフレーズがまた
聴いててグッと来るというか、成功する/しないではなく、やるかやらないか、というか。
正直、
ソロ曲演るなら、
この曲は聴きたいと思ってたので
聴けてかなりホクホクでしたね笑
 最後の最後はバースデーライブにかけて
「HAPPY BIRTHDAY」を披露
歌詞の、
「今年こそ夢がかなうといいね」という部分が
新年初ライブとしてはピッタリのフレーズだな〜と感じながら浸っていました。
マニアックな選曲、演出がありつつ、きっちり鉄板曲でも盛り上げてくれる
そんな絶妙なバランス感覚がまた楽しかった一夜でございました
ありがとうございました!!!!













1.RUN&RUN(川添智久)
2.きみが教えてくれた(川添智久)
3.I LOVE YOU
4.PARADOX
5.TIME
6.胸騒ぎのAfter School
7.Soup
8.きっと銀の針のような雨が
9.TAXI
10.Party Party
11.もっと愛しあいましょ
12.恋をしようよ Yeah! Yeah!
13.GAMBAらなくちゃね
14.Over The Top

15.STAND UP TO THE VICTORY(川添智久)
16.HAPPY BIRTHDAY
















そう言えば、
2025年初の横浜でのライブ鑑賞がこの公演でした
管理人は横浜市戸塚区の生まれなので、
横浜で観るライブは他県とはまたちょっと違う感慨深さがあります
 LINDBERGは、
想像以上に色々な曲を演奏してくれるので
もう少し行く頻度増やしたら、
あんな曲もこんな曲も聴けるかな・・・?とワクワクしてますね
これぞ"大人青春"ですよね。。という訳で、今後のライブにも期待大です!!



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1 コメント

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アンコールに持って来るのが粋だなあ ()
2025-01-28 00:00:05
川添さんの“STAND UP TO THE VICTORY”を生で聴けたなんて羨ましいです!
リンドバーグファンよりも、ガンダムおたくがしびれる曲じゃないでしょうか。
 
’90年代のアニソンにしては珍しく、ロボットアニメらしい力強い曲ですよね。
機動戦士Vガンダムの前期オープニングでした。
当時高校生でしたが、あの曲の高揚感は今でも忘れられません。
 
シングルもしっかり持ってます。
ジャケットの表はガンダムのアニメ画なんですが、
裏面はしっかりと川添さんなんですよ。
あの頃はウェーブのかかったフサフサのロン毛で・・・。
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