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【一人きりの戦い】SHOW BY ROCK!! 第9話「流星ドリームライン」 感想

2015-06-01 | SHOW BY ROCK!!
この二人のカップリング、ありだな!(笑顔で妄想)









いきなりですが、
いや、というか、ここまでの感想を読んでくれてる方なら分かると思いますが自分はロージアと言うキャラが大好きです
具体的に書くとプラズマジカのメンバーに負けないくらいに大好きです
ルックスが最高とか裏表の激しい性格が可愛い、とか
まあそういう部分も好きなんですけど
一番好きなのは所謂オンリーワンというヤツを目指してない、ハナっから眼中にないところですね
いつだってナンバーワン「だけ」を追い求めて生きているところに彼女の“美しさ”を感じたりするんですけど
惜しむらくは他のメンバーは決してロージアと同じ目線ではない、ロージア程の意識の高さを感じない
もっと言えばある意味“ロージア頼み”になっちゃってたのが直接的な敗因だったんでしょうね。

例えばボーカルだけが作詞作曲をするようなバンドでも実際にライブを観ると「あ、ワンマンバンドじゃないな」と深く思えるように
目立つ中心人物がいたとしても各々がバンドの作中観を再現する為に尽力していれば自ずとそういう印象を与えないものだと思います
だけど、クリティクリスタの場合ロージアが必死に他のメンバーを引っ張っていた・・・という印象は拭えません
勿論他のメンバーも個性的だし可愛いし演奏も全然頑張ってたと思うんですけど
1人だけ勝ちたいと強く願っていたロージアと
4人とも勝ちたいと強く願っていたプラズマジカ、
どっちに所謂“バンドマジック”が起こるかは明白なもので・・・。

そもそもロージアは対バン決定の時点で1人だけ闘志剥き出しだったし、他の3人と比べて“余裕”というよりも“本気”に見えた
ロージアが“本気”で新興バンドを叩いておこうとしていたのに対し他の3人からはそういう気概を感じなかった
もっと言えばストーンを奪われる時もみんなロージアにしがみついていた事を考えると
いつの間にかロージアに掛る負荷がやたら重いバンドになっちゃってたのかも
確かにロージアはめちゃくちゃ可愛いし、華があるし、努力家だけども
バンドならではの一体感だったり全員が全員同じ方向を向いている感覚に於いてはプラズマジカの圧勝だった
そう、身も蓋も無い言い方をすればロージアのワンマンバンド化しちゃってたのかな。。と振り返ればそう思います
プラズマジカのあの名曲を、演奏を聴いて「今のクリティクリスタでは負ける」と自覚したのは彼女だけだった。
それくらい真剣味に於いてズレが生じてしまってたって事なんでしょうけど・・・。



泣かないでロージア様・・・。


それでも、
プラズマジカレベルの一体感は残念ながら今のクリティクリスタからは感じられなかったけれども、
自分は「いつだってナンバーワンでいたい」と強く思っているロージアの気高さが大好きです
ロージアは別に調子に乗ってる訳じゃなく
むしろ今までの言動を見ればクリクリの中でも一番意識が高いのは彼女なはず
それくらい強気で、「謙虚であれ」という強迫観念を気にもせず、ただひたすらに走って来たロージア
オンリーワン云々っていうのは個人的な見方だと単なる「逃げ」や「甘え」に過ぎない
本当に好きなら誰だってナンバーワンになる為に頑張ってしまう(頑張る、ではなく)のが道理だと思います
だから、常にナンバーワンでありたい、誰にも負けたくないと涙を流すくらい熱く頑張ってるロージアというキャラが本当に大好きです

プラズマジカがあまりにも素晴らしい演奏をしたら、毒づきや皮肉を吐くのではなく
素直に「負けてる・・・」と認めて涙を流すシーンに彼女の本質を垣間見たような気がしました
誰よりも自分たちの実力に自覚的で、かつ勝負に対しては常に真剣だったロージア
プラズマジカが一皮剥けたように、
クリティクリスタもまた一皮剥ける必然性があるのかもしれません
気が付けば彼女だけが色々なものを背負っちゃってましたが、いつか生まれ変わった新生クリティクリスタを拝んでみたいです。
今回はロージアの負けん気の強い可愛さ、良い意味で超あざといパフォーマンスの可愛さ、そして素直に負けを認める可愛さ・・・と
大好きなロージアの様々な一面が見られてすっごく面白かったし満足でした
今回の敗北が、また何かのきっかけになればいいな。応援してます。




という訳でプラズマジカが念願の対バン初勝利!しましたが
ロム兄さんの教授の通り、この4人の“絆”をそのまんま音にしたからこそ
プラズマジカの音楽がクリティクリスタ以上に受け入れられたのだと思います
また件の解散の危機回でシアンが歌った曲に本格的なメロディとアレンジが付いて
そういう曲で勝利を手にしたからこそ余計にカタルシスが強かった節があって・・・
完璧な脚本だったと思います
このタイミングで、この対バンで、ここで勝たせるならこの曲しかない!って選曲になってたのが素晴らしい
ある意味プラズマジカのアンセム、と言っても過言ではない楽曲でしょうね

先述した通り、プラズマジカは4人が4人全員闘志剥き出しで同じ方向を向いていた
ライブ前の円陣でもみんながみんな瑞々しい本気を抱えていたのが分かった
そんな風にお互いがお互いを信じて感じて想いを重ねられれば、
今回のようなバンドマジックを生み出せるのだと思います
同じ気持ちで、
同じ情熱で。
プラズマジカというバンドそのものでもあるストーリー性の楽曲だからこそ余計に“絆”自身が音になっている感覚があった
その一体感と美しいメロディ、“みんなで”掴み取った結実に実直に感動したし、「観ていて良かった。」って思えた
シアンの勝ちでもないし、チュチュの勝ちでもない、「プラズマジカの勝ち」そのものな情景だったと思います
どんなに離れたとしても、決して消えない想いと音、それを嘘じゃなく鳴らしてくれた作劇に拍手。




ただ、一方で先週も気になってたチュチュの気負い過ぎ感も気になりました
チュチュはこういうドアップのカットが多くて可愛いな(笑)、と感じつつ
ロージアがシアンをライバル視していた事だったり
アイディアが裏目に出てしまったり、
次回予告でも匂ってましたが
そろそろチュチュ回、彼女の本音を掘り下げるような回も来そうでその意味でも来週以降が楽しみ
その意味以外では勿論ストーンを奪われたクリクリ、遂に牙を剥き始めたダガーの行動、未だベールに包まれているキングの存在・・・などなど
気になる事柄多数なので一つの結実を観た今でもこれからに大きくワクワク出来る節があるのが嬉しいですね
プラズマジカも、もっともっと大きく、最高な存在になれるはず!期待しています。















あの仲違い、軋轢も決して無駄ではなかった
あれがあったからこそ、「流星ドリームライン」みたいな楽曲が生まれたんだなあ・・・と思うと
感慨深くもあった第9話でした ケンカ出来た分だけ、より結束が強くなる。というのは実に待田さんらしい脚本ですよね。
プラズマジカの勝利に“おめでとう”を、クリティクリスタの敗北に“頑張れ!”を。これからも良いライバルで居れたらいいな・・・。

そんなプラマジとクリクリのシングルが今週同時発売!なのでものっそい楽しみです♪
そういえばサンリオキャラクター大賞では相変わらずシンガン1位で彼らの人気の凄まじさを感じました
男子も負けずに投票頑張りましょう(笑 クリティクリスタももっと奮闘して欲しいですな!
ロージアが泣く時の表情は相当崩してたけど、崩したからこそ伝わる気持ちが確かにあった。
本当は誰よりも頑張ってる娘だと思うからまた彼女が報われる日も来ればいいな。




ところでこのシーンのロージアがあまりにもめちゃカワ過ぎて思わずハート撃ち抜かれそうになりました(笑
またおっぱいが主張してるのがいいですよね!そりゃ豚にもなりますわ。っていう 笑
シアンと面と認め合えれば更に良いと思う。




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