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【共闘への一歩】ノケモノたちの夜 第10夜「ロンドン対魔戦線」

2023-03-17 | ノケモノたちの夜(アニメ)












ウィステリアの、
「悲しい結果だとわかっていても、それは頑張ることをやめる理由にはなりませんから。」というセリフ、
原作で読んだ時から大好きなセリフで・・・ここを拾ってくれたのは良い仕事してますね
原作では、
ちょっと悲し気に言うんですけど、
アニメでは勇ましい表情になっててこれはこれで良き!でした。

確かにな、、、
管理人ももう36年以上生きて来て、
正直自分の可能性も伸びしろも分かり切っていて、
想像以上の事はもう何も起こる事は無い。って肌で感じてますけど(色々な意味で)、
だけど、
かと言って、
何もかも諦めて無気力症候群みたいになっちゃったら本当に何の可能性も残らないな。とも思うんですよ
そういう意味ではファンタジーアニメだけど結構リアルに刺さって来るセリフかも知れないですね
個人的には、聴いていてやる気というか最後の気力というか、
そういうものが湧き出て来る名セリフに感じました。









これだけ観ると、団長が主人公にも見えますが(笑
ただ、
今回のエピソードを観て、
「正義とは何ぞや?」という気分にはなりました
ダンタリオンとルーサーがしている事は倫理的には間違っているでしょう
でも、
彼らの間には間違いなく❝絆❞があり、
束の間の戦争ごっこを愉しんでいる・・・勿論、許せない~って想いもあるけれど、
同時に、そこに邪悪な意識は無く、ただただ戦争の続きの中で生きていきたい。という想いもあり、
なんか・・・複雑ですよね
一つだけ言えるのは、
やっぱり絶対的な正義なんてものはこの世には無いのかもしれないですね
正直、同じ考えのグループが細かく居るだけであって、
そこに正しさを求める事自体がナンセンスなのかもしれない。
だから、考えが違う=悪、みたいな思考はちょっと単純なのかもしれないな、とも感じちゃいました。




ルシアちゃん、正直可愛い。。



とは言え、
彼らの正義の為に、
こちら側の正義が侵食されるのは許し難くもある
自分が犠牲になることを躊躇わず、自分が一番損な役回りをしてまで、
市民も同胞も守り抜こうとした団長は超絶格好良かったですね
団長は、
悪魔を見境なく毛嫌いしてる事が玉に瑕なんだけど、
罪もない善良な人々を守り抜かんと文字通り身体を張っている本当に素晴らしいキャラクターなんだよな
尊敬にすら値するし、
それを素直に尊重したダイアナの器量もまたマジで素晴らしかったですね...!
悪魔という事実を除けば、団長だってマルバス達だって目指す場所にそこまで相違は無いと思う。
そういう意味では、和解への第一歩の様なエピソードで観ていて凄く楽しかったですね。







ダンタリオンがルーサーを捨て駒にしなかったのは、
恐らく、
「一人で勝っても意味が無い。」と考えたからなんでしょうね
戦は、
戦友と共に語らう事に真の喜びがある。
一人で蹂躙して暴れることにダンタリオンは興味無かったんでしょう
そして、
それを見抜けたのもマルバス達自体が孤独じゃない日々の味を知ってしまったから~だと思う
悪魔と人間の間には契約と言う名の強固な絆がある・・・それをマルバスは伝えたかった。と同時に、
そんなマルバス達と団長が利害の一致で共に手を組むシーンはホントに熱かった・・・!!
共闘への第一歩であり、
相互理解に向けての第一歩となるような記念碑的なエピソードでした
団長側にも、マルバス側にも、互いを理解出来る余地とポテンシャルは、きっと、ある。
アニメ版ではそれがより分かりやすい形で提示されてたので余計に感慨深い想いになりましたね。。







余談。
恐らく、
アレックス隊長のエピソードはカットされるっぽい。
イベルタが出て来たって事は・・・無念なり。
まあ、
現時点で特に違和感無いし仕方なくもありますね
カットだけでもせめて、、、せめて。
 それと、
ルーサーが逃げてる時のロックな雰囲気のBGMが格好良かったです
炎の燃え方もリアルで良かったし、ルシアちゃんの存在も❝剣十字の絆❞を表現していて良かったですね
そう言えば、そういう風に主人公達サイドだけの事情を描かないのも本作の良さかな~って感じちゃいました。
ダイアナ編の時は正直かませだったけど、汚名返上とばかりにしっかり部下やってる彼女はカッコよかったなあ。
















最後に、
相変わらずアスタロト様がめっちゃセクシーでした。。。笑顔
アレックスさんが出て来てないので現状アニメ版では本作一のグラマラスキャラですね
cvが昔から馴染みのある小林ゆうさんなのも嬉しかったり。
いよいよ決戦、次回も見逃せません!



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