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【足並み揃えて】Wake Up,Girls! 第11話「アイドル狂詩曲(ラプソディー)」 感想

2015-09-23 | Wake Up,Girls!(アニメ)
夏夜の表情がガチだなあ・・・(笑









漫画家とかでもそうですが、〇〇さんに認められた!って喜んでちゃダメですよね
そんな著名人だとか誰誰が好きだって言ってたよっていうのが生命体の生き死にに直結する訳ではないので
プロデューサーに認められても、お客さんに認められなければ意味がない。早坂さんは本当の意味で“プロ”なんだな、と思いました
大なり小なり何かを表現する人であれば、満点だとか完璧だとかは蜃気楼に近い、という概念も理解出来る
いつだって、どこだって、目指す先はきっと今の自分よりも遥か先のポイントなんですよね。
だから、頑張る。
必死で、頑張る。
みんなが文字通り一丸になってトレーニングや努力を重ねる姿は
本当に言い訳も譲り合いもしなくなってみんな成長したんだなあ・・・という印象で感慨深かったです
誰も置き去りにしない。その代わりに、誰も見くびらない。出来るって信じてる。
そんなタフな気持ちと繋がりが今の強いWUGちゃんを生んでるんでしょうね。





元々何の繋がりもなかったみんなが
意味のある衝突とその度に繋がる絆を携えてここまで“自力で”辿り着いたんです
もう負けたくない、
もう諦めたくない、
このメンバーで“何か”をその手に掴みたい。
今、WUGちゃんが目指せている方向はきっと同じなんじゃないかな、とかこの話数を観ていて感じる事が出来ました
これなら大丈夫、この7人ならきっと大丈夫・・・と、言いたいところですが、アクシデントが起こってしまうんだな。





過度の緊張による、足を挫くというミスをよしのがやらかしてしまいました
元々この新曲はよしのメインだったって事もあり、正直荷が重かった部分もあったのでしょう
イベント「アイドルの祭典」の東北ブロックを勝ち抜き遂に本戦決勝、ってところでよしのが初センターですもんね
でも多分、振り返ってみるとそこもまた早坂さんは織り込み済みできっとそういう雰囲気、ハプニングを乗り越えるWUGちゃんを観たかった
組織的なアイドルではなく人間力でもって乗り越えるようなアイドルが観たかったんじゃないか、なんて思います
それもまたアイドルの一つの側面、統制された存在ではなく、多少凸凹でも、
それがいいんだよ!って思える人間らしいアイドルの存在。
それを期待してたんじゃないかな・・・なんて
勝手に考察しつつも、
物語としては最大の山場、ですね。ここでまたバラバラになるようじゃ今までの作劇の意味なんかはない。次で最終回、最高の決着を見せて下さい。という所で。





いや、まあ、リアルタイムで観てた訳なんですけどね(笑
ちなみに俺はリアルタイムの時は1話で「ふーん・・・」って感じで2話目で「面白いジャン。」って感じでした
まあその反応が一般的であるかはともかく(笑)。確かにメンバーの危なっかしさというか、良い意味で垢抜けてない感じは魅力だったかもしれないですね
そういう子が頑張るから面白いっちゅうか、、、
後はやっぱ、生々しいところが好きだったかな。
ネガティブな一面もポジティブな一面も含めての作劇模様に「おおっ」ってなったし、
そんな世界を生きる大田たちの存在も頼もしかった。「流れ」だけが総てじゃない事を示してくれたと思います。
むしろ、流れを生み出すのはファンの手前の仕事なんじゃないかと。「世の中上手く行かない」をきれいに体現しているアニメだと思うので
そういうのがお好きな方は是非ご覧になってはいかがでしょうか。或いはシビアな物語が好きな方。
そして今週公開の新劇場版を観ればいい。本心からそう思います。そんな訳で、約2週間続いた毎日各話感想も明日で最後です!!
色々大変でして、神経もすり減らしながらの更新でしたが(笑 主に時間的な意味でね。
その分どの話数も気合いを込めたので振り返り等にこれからも是非。











まゆしぃのクラスメイト達はいつの間にかサインを求めて来るようになった
ある意味それもまたまゆしぃ達自身の力で認めさせた、って事なんでしょうね
それもまた、頑張ってれば、続けて行ければ、振り向いて貰える時はきっと来る。
そういう暗示なのかもしれません。

そして、相変わらず“応援してくれる人”の姿や気持ちも執拗に描いていましたね。
このアニメのそういうところが凄く好きです。アイドルは決してアイドルだけで成り立っているのではない。
応援してくれる人も、ファンも、確かに彼らなりの理念で動く血の通った存在なんだ・・・と。
そういう意味ではWake Up,Girls!というのは様々な観点からの想いの集合体なのかもしれませんね。
そんな想いも背負って、いざ“最高のステージ”へ―




余談ですが、あれほど仲間意識的な事を嫌がってたななみんがシュシュを付けているカットにもグッと来ました。




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