誕生日はまだ先なのに
新たな僕が生まれた様さ
しかし、
上のCDのジャケット、
保存状態悪いね・・・・・(汗
まあ、
自分が中学生の頃とかに出た音源だったので、
(男の)ガキんちょがそんな丁寧に保存しておける筈も無いんですが・・・
こういう時は流石に自分の男性っぽさが嫌になりますね笑
で、
今日、
ラクリマのKOJI氏が亡くなったというニュースが入って来たので、
元々書く予定だった記事を変更してラクリマの大好きな楽曲をレビューする事にする
ちなみに、勿論KOJI氏が作曲した曲です
最初は、
最大のヒット曲である「未来航路」でも良いかな、って思ったけど、
多分そっちに関しては自分が書かずとも他の誰かがいっぱい触れるとは思うので・・・
敢えてマニアックなこの曲をチョイスしました笑
この曲は、
昔から大好きな曲で、
要所要所で大事に聴いてる曲の一つ、です
大事に聴いてるならもっとジャケットも大事にしろ😡って感じですが(滝汗
ただ、
この曲は演奏自体がオルタナティブ・ロックっぽいんですよね
重厚なギターリフから始まるイントロに、
Aメロもテンポ遅めでじっくり聴かすのが実にラクリマらしい
ラクリマは当時のV系の中でもオルタナ寄りと評価されてたっぽいので、
そういう意味ではこの曲はそのシンボリックな一曲と言っても過言では無いと思う。
ただ、
そういう風にしっかりとアンサンブルを聴かすサビまでに対して、
サビでは一気にポップに弾ける~といった緩急がまた素晴らしいですね
それまでがラクリマ流のオルタナティブ・ロックならば、
サビはラクリマ流の歌謡曲というか・・・
そう考えると、
ある意味和洋折衷してる楽曲~とも言えるかもしれませんね
またこの曲、ドラムの主張が激しい曲でもあり、
個々が存在感を出しまくっているスリリングな演奏が聴きどころのロッカ・バラードに仕上がっています。
そして、
歌詞。
歌詞が凄く好きな楽曲でもあり、
特に先述した「誕生日はまだ先なのに 新たな僕が生まれた様さ」って歌詞は、
当時も、再結成した時も、そして最近も思い返してたくらい大好きなフレーズですね
自分なりに解釈すると、
人って何かの記念日やきっかけとなる日(元日とか)にやる気を出しがちだけど、
その気になれば今日からだって今からだって一皮剥ける事が出来るし、
いつだって新しい自分を目指す事は出来る。と言った、
確かなメッセージ・・・否。
多分、
TAKAさんはメッセージソングとしてこの曲を書いてはいないとは思うけど(歌詞の文脈的に)、
結果的にあのフレーズを聴いて聴き手が勝手に何かを受け取れる様な作りになってて、
それってある種の(歌詞の)理想型の一つのようにも感じるんですよね。
変に押しつけがましくない「粋さ」があります。
そういう意味で、
自分にとっては小さい頃から常に重要な意味を持ち続けている大切に聴き続けている曲の一つ、です。
そして、
こんな素晴らしい曲、
大好きだと思える曲を・・・
いや、この曲に限った話ではないですが、
沢山名曲を生み出して下さったKOJIさん、ありがとうございました。
特に「Without you」はU2の「With Or Without you」と並んで迷った時に聴く曲でもあるので、
この先の人生でも度々聴いて気持ちを締め直したりもするでしょう、し、
勿論他の名曲たちも。。
自分の中では❝永遠に❞遺っていくものだと想ってます。
あと、
カップリングは逆に音数少ない「I Love You」という曲で、
こっちはTAKA氏の美声とSHUSEさんの美メロを聴かせるタイプの曲になってて、
割と対称的な2曲に仕上がってるのもまた面白いシングルだと思います
歌詞的にも、
表題曲は主に悲しみを歌っているものに対して、
カップリングは純粋な幸福を歌ってるのもこれまた対称的になってて「良いシングル」だと今も感じますね。
最後に、
2012年だったかな、
再結成のライブツアーで買ったパンフレットの写真を載せてこの記事を終えようと思います
ちなみにこのブログの前身ブログ(超進化アンチテーゼ)でライブレポ書いてます
ので、もしラクリーな方が見てたらチェックよろしくお願いします♬
南国さんって方からコメントも来てたなぁ(しみじみ)。
このインタビュー付きパンフ、
まあまあ高かった思い出があるんですけど、
中身が結構濃かったので結果的に大満足だった、というか、
つい最近も外で何かを待ってた時に読んでた記憶があるので(笑
我ながら長く付き合える良いアイテム買ってたな、と。
KOJIさんのインタビューでは、当時頑張って作った曲を「ビートルズのパクリ。」と
ベースのSHUSEさんに一刀両断されてヘコんだ~というエピソードなど、
割と生々しい事が遠慮なく載ってて面白いです
でも、
「未来航路」を創った時は、
流石に褒められて嬉しかった~というエピソードなんかもあり、
メンバー間の絆を感じさせるものに仕上がっています。。
個人的には、
また生まれ変わっても、
KOJIさんにはギターを弾き続けて欲しいな、って思いました。