ラブライブ!スーパースター!! 第4話「街角ギャラクシー」
9回裏。満塁。一打サヨナラのチャンス。抑えれば延長戦…いやぁ、色んな意味で緊張する場面でしたね…久々に野球中継での延長がどんな感覚だったかを味わいました…
さて前回のフェスで新人特別賞を受賞したことが認められ、理事長から同好会として認められたうえに部室も用意され、加えて屋上での練習許可ももらえることとなったかのんちゃんと可可。恋はこの対応に不満を覚えているようでもありましたが、過去に恋自身がしたように、敢えて母親の話を出す理事長の諫め方が上手いですね。
にしても恋、何でクーカーが「ラブライブ!」で優勝できないって分かるんですかね…「スクールアイドルじゃなければいくらでも応援してあげられる」ってセリフからも、スクールアイドルに関して色々と思うところがありそうですし、加えて部室のプレートには古びた「学校アイドル部」のプレートが。恋の母親がスクールアイドルだったけど良い結果が残せなかったとか、そんな過去がありそうです。
個人的にOP・EDで本編とは打って変わって優しい笑顔を見せている恋が結構気になっているので、早いところ加入して欲しいところですが…
ともあれ、今回のメインは平安名すみれ。絵里(ダンス指導)、希(巫女)、ヨハネ(個性的)、かすみん(アピールが強い)など、歴代のスクールアイドルたちの要素を兼ね備えているように思えます。
これまで街をうろついていたのはスカウト待ちであり、今回晴れてスカウトされたものの脇役…脇役には脇役にしか出来ないことがあるとは思いますが、彼女の目標はセンターで輝くこと。そんな彼女が目をつけたのがスクールアイドル。ショウビジネスの世界にいた彼女は千砂都が披露したステップを一度見ただけで完璧にこなし、可可が苦労したクーカーのダンスもあっという間に覚えてしまうほどの才能の持ち主。しかし、それでもまだショウビジネスの世界で輝くには程遠い。スクールアイドルを「アマチュア」だと評して可可の不興を買ったすみれですが、口先だけではなく確固たる想いや経験があったからこその発言であるため、不快なキャラクターにならなかったのが好印象です。
どんなに頑張っても真ん中で輝くことは出来ない「星」の元にいると自分を評するすみれ。しかしこの発言の後でも、雨の中、町中でスカウトを待つことをやめようとはしませんでした。口では諦めたように言いつつも、諦めきれなかったのでしょう。
決してすみれに魅力がないわけではないものの、それでも広大な銀河の中では彼女以上に輝く人がいて、彼女と同じくらい輝いている人もいて、真ん中で輝くことは出来ないまま埋もれてしまう…そんなすみれに誰よりも寄り添えたのが、歌いたいけど歌えない苦しみを味わっていたかのんちゃんだったという話の繋げ方が見事でしたね。
今回のすみれとの一件を通して、かのんちゃんも一皮剥けたように感じます。可可からはスクールアイドルのセンターがどんなものかを教わり、すみれからはショウビジネスの世界の厳しさを学ぶ。良い感じに刺激された結果、以前よりも頼もしくなったように見えました。
まぁ、頼もしくなっても変わらぬ絶叫を聞かせて欲しいですが(笑。本当、かのんちゃんの「ひぃぃぃぃぃ!!」「ぐぁっ!」「いやぁぁぁぁ!!」は心に染みわたりますね…あれほど迫真の絶叫を、アイドルアニメで聞くことになろうとは思いもしませんでした。
また、すみれがスクールアイドルを「アマチュア」だと評したり、軽く見ていたことに怒る可可も印象的です。改めて振り返ると、スクールアイドルのために日本に引っ越してきたうえに、スクールアイドル活動が認められないと分かるや否や退学届けを出して別の学校に行こうとしたりと、常にスクールアイドルに対して真摯に、本気で向き合っているんですよね、可可。すみれも反省しているからヨシ!とはせず、怒るべきキャラクターが怒っているのも好印象でした。
加えて自分とすみれよりも、かのんちゃんのオーラや華がセンターに向いているという発言も印象的です。これほどスクールアイドルに真面目で、彼女だってなれることならセンターになりたいでしょうに、それでもかのんちゃんが適任だと判断するのは立派ですね…
ともあれ、すみれが加入し、ますます賑やかになりそうな同好会…ですが、ダンスの基礎が出来ているすみれが加わったということは、千砂都がかのんちゃんたちに協力する理由がやや薄まってしまったようにも思えます。かのんちゃんも千砂都に長い時間付き合ってもらうことに申し訳なさを覚えていましたし、その内ひと悶着ありそうな気もするところで、また次回。
ところで「HONOKA COFFEE」ってのは、初代の…?それとも実際にあるの…?
9回裏。満塁。一打サヨナラのチャンス。抑えれば延長戦…いやぁ、色んな意味で緊張する場面でしたね…久々に野球中継での延長がどんな感覚だったかを味わいました…
さて前回のフェスで新人特別賞を受賞したことが認められ、理事長から同好会として認められたうえに部室も用意され、加えて屋上での練習許可ももらえることとなったかのんちゃんと可可。恋はこの対応に不満を覚えているようでもありましたが、過去に恋自身がしたように、敢えて母親の話を出す理事長の諫め方が上手いですね。
にしても恋、何でクーカーが「ラブライブ!」で優勝できないって分かるんですかね…「スクールアイドルじゃなければいくらでも応援してあげられる」ってセリフからも、スクールアイドルに関して色々と思うところがありそうですし、加えて部室のプレートには古びた「学校アイドル部」のプレートが。恋の母親がスクールアイドルだったけど良い結果が残せなかったとか、そんな過去がありそうです。
個人的にOP・EDで本編とは打って変わって優しい笑顔を見せている恋が結構気になっているので、早いところ加入して欲しいところですが…
ともあれ、今回のメインは平安名すみれ。絵里(ダンス指導)、希(巫女)、ヨハネ(個性的)、かすみん(アピールが強い)など、歴代のスクールアイドルたちの要素を兼ね備えているように思えます。
これまで街をうろついていたのはスカウト待ちであり、今回晴れてスカウトされたものの脇役…脇役には脇役にしか出来ないことがあるとは思いますが、彼女の目標はセンターで輝くこと。そんな彼女が目をつけたのがスクールアイドル。ショウビジネスの世界にいた彼女は千砂都が披露したステップを一度見ただけで完璧にこなし、可可が苦労したクーカーのダンスもあっという間に覚えてしまうほどの才能の持ち主。しかし、それでもまだショウビジネスの世界で輝くには程遠い。スクールアイドルを「アマチュア」だと評して可可の不興を買ったすみれですが、口先だけではなく確固たる想いや経験があったからこその発言であるため、不快なキャラクターにならなかったのが好印象です。
どんなに頑張っても真ん中で輝くことは出来ない「星」の元にいると自分を評するすみれ。しかしこの発言の後でも、雨の中、町中でスカウトを待つことをやめようとはしませんでした。口では諦めたように言いつつも、諦めきれなかったのでしょう。
決してすみれに魅力がないわけではないものの、それでも広大な銀河の中では彼女以上に輝く人がいて、彼女と同じくらい輝いている人もいて、真ん中で輝くことは出来ないまま埋もれてしまう…そんなすみれに誰よりも寄り添えたのが、歌いたいけど歌えない苦しみを味わっていたかのんちゃんだったという話の繋げ方が見事でしたね。
今回のすみれとの一件を通して、かのんちゃんも一皮剥けたように感じます。可可からはスクールアイドルのセンターがどんなものかを教わり、すみれからはショウビジネスの世界の厳しさを学ぶ。良い感じに刺激された結果、以前よりも頼もしくなったように見えました。
まぁ、頼もしくなっても変わらぬ絶叫を聞かせて欲しいですが(笑。本当、かのんちゃんの「ひぃぃぃぃぃ!!」「ぐぁっ!」「いやぁぁぁぁ!!」は心に染みわたりますね…あれほど迫真の絶叫を、アイドルアニメで聞くことになろうとは思いもしませんでした。
また、すみれがスクールアイドルを「アマチュア」だと評したり、軽く見ていたことに怒る可可も印象的です。改めて振り返ると、スクールアイドルのために日本に引っ越してきたうえに、スクールアイドル活動が認められないと分かるや否や退学届けを出して別の学校に行こうとしたりと、常にスクールアイドルに対して真摯に、本気で向き合っているんですよね、可可。すみれも反省しているからヨシ!とはせず、怒るべきキャラクターが怒っているのも好印象でした。
加えて自分とすみれよりも、かのんちゃんのオーラや華がセンターに向いているという発言も印象的です。これほどスクールアイドルに真面目で、彼女だってなれることならセンターになりたいでしょうに、それでもかのんちゃんが適任だと判断するのは立派ですね…
ともあれ、すみれが加入し、ますます賑やかになりそうな同好会…ですが、ダンスの基礎が出来ているすみれが加わったということは、千砂都がかのんちゃんたちに協力する理由がやや薄まってしまったようにも思えます。かのんちゃんも千砂都に長い時間付き合ってもらうことに申し訳なさを覚えていましたし、その内ひと悶着ありそうな気もするところで、また次回。
ところで「HONOKA COFFEE」ってのは、初代の…?それとも実際にあるの…?