ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
当ブログの記事をコピーした、怪しいサイトにご注意ください。

ウルトラマントリガー 第5話「アキトの約束」

2021-08-21 16:38:30 | ウルトラシリーズ
ウルトラマントリガー 第5話「アキトの約束」

 特別総集編を2回挟んでの本編再開となりましたが…うーん、どうなんでしょうね、コレ…

 今回は「始まりの怪獣」でありアキトの両親の仇でもある破壊暴竜デスドラゴが出現。角が片方折れているのは、シズマ会長が秘密裏に開発していたガッツウィングの攻撃によるもの…やっぱ怪しいってあの会長…絶対別次元から来たでしょ…
 そんなデスドラゴを前に自分を見失い、命令違反を犯してしまうアキト。トリガーも強固な皮膚を持つデスドラゴを前に歯が立たない…までは普通に見ていたのですが、その後の展開は正直面白くありませんでした。

 まずデスドラゴ戦。前半でパワー不足が否めなかったのでてっきりパワータイプで相手をするものかと思いきや、選ばれたのはスカイタイプ。デスドラゴの攻撃を回避しつつ矢で相殺するのは見ごたえがありました。が、突然「そうだ!」と叫んだ後のトドメに至る流れがよく分かりません。ケンゴは何を思いついたのでしょうか。一から十まで言葉で語るとくどくなってしまうかもしれませんが、パッと見だと何が「そうだ!」なのか全く分かりませんでした。サークルアームズにデスドラゴのエネルギーを吸収させたのでしょうか?
 「過去の因縁よりも、今の約束を大事にする」という話かなーとは感じましたが、とはいえデスドラゴ撃破にアキトが一切関わらないのは…うーん…あれだけ執着を抱いていたのであれば、過去の映像や角の破片から何かしらの打開策を生み出していてもおかしくはないかと。その策をケンゴに伝えることで、間接的にでもアキトにデスドラゴ撃破に関わって欲しかったですね。一人では守り切れない約束が、二人でなら守れるとかそんな感じ。
 
 続けていきなり現れたダーゴン。ユナを狙って命の危機に陥らせることでユザレの覚醒を狙ったのでしょう…けど…ビンタ一発で撤退とかどういうこっちゃ…そもそも武器が手元にあって、アキトの身が危険な局面においてビンタして啖呵切るのは場違いに思えなくも…
 ともあれ取るに足らない人間だと思っていたら意外と気骨があって、ユザレとしてのユナではなく、ユナ本人、ひいては人間に興味を抱き始めたのでしょうか。もしかして改心フラグかもしれませんが少々展開が早いような気もします。3人の中だと原典同様、一番早くに退場しそう…

 
 …といった感じで、相変わらず楽しめておりません(苦笑。どうなるんだろうなぁ、今後。ともあれ次回は「一時間の悪魔」。一日一時間だけ暴れる怪獣…って、大体怪獣が暴れている時間ってそんなものではと思ってしまいました(汗。
 そういえば次回予告では「スマイルスマイル」のテンションがやや下がってましたが、ここから回を重ねるごとに「スマイル…スマイル…」「スマイル…?」「…(無言)」と暗い雰囲気になっていくのでしょうか。

 
 一方ボイスドラマには勇士司令部からウルトラマンネオスが登場!不意をついたのかもしれませんが、ベムスターに光線当てるとかサラッとすげぇことしてる…さすがエリート戦士…BGM付き…
 そしてシーサーと旧知の中であるネオスにより、彼の翻訳がなされましたが…まぁ、色んなところから姿かたちも様々な戦士が集まっているわけですから、そりゃそう例えたくもなるよなと。「○○って言ってる」というネオスが何か面白かったです(笑。
コメント

ウルトラマンコスモス 第26話「カオスを倒す力」

2021-08-21 07:48:08 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンコスモス 第26話「カオスを倒す力」

 カオスヘッダーは人間の感情に興味を抱き、次々に人間を襲っては分析を繰り返していた様子。その犠牲者の一人となったのが、今回の鍵を握る少年・正太の父親でした。他の人間は、描写されただけだと「怒り」や「哀しみ」といった負の感情が強まっているところを狙われていましたが、正太の父親は家族と楽しく通話しているところを狙われていました。これはカオスヘッダーが「喜び」や「楽しさ」といった感情を学ぼうとしたのと同時に、彼を家族のもとに返さないことで負の感情をもっと強く学ぼうとしていたのかなと。

 そうして生まれたのが実体カオスヘッダー・イブリースはコスモスをも分析。これが後のカオスウルトラマンに繋がっていくのか…あるいはすぐそばに迫ってきたエリガル戦にも何かしらの影響を及ぼしてくるのかな。
 当初はルナモードで戦っていたコスモス。カオスヘッダー相手でも和解を試みていたのか、はたまたルナエキストラクトでどうにか出来ないかと考えていたのかは分かりませんが、いずれにしろルナモードでは一方的にやられるだけなので、コロナモードにチェンジ。しかしコロナモードの力をもってしても実体カオスヘッダーには及ばない…

 この危機を救ったのが正太と父親の絆、親が子を、子が親を想う「優しさ」でした。それを理解しきれなかったがための…ということからすると、もしもカオスヘッダーが狙ったのが正太の父親のような人物ばかりだったら、この時点でカオスヘッダーとの関係性にも何らかの変化が訪れていたのでしょうか。理解できないものを拒むのではなく、理解しようと努めていれば、何かが変わっていたのか…


 また、今回初めてカオスヘッダーとの対話がなされていましたが、カオスヘッダーが自分たちがそう呼ばれていることを初めて知った、というのが印象的でした。そういえば彼ら自身が「カオスヘッダー」と名付けたのではなく、あくまでも人間から勝手につけられた名前だったなーと。
 他にも、父親のために一人で家を飛び出し、群馬から東京まで父親に会いに行こうとした正太に対して「子供がそんな無茶な」というドイガキに対し「子供だからやるんです!」と説くムサシも印象的でした。大人だから、その行動が無茶だと分かる。けれども子供にはそんなことは分からない。ただただ父親に会いたいという強い想いがあるだけ…同じ人間でも感情は様々、子供となると大人とはまた違った考えを持っている…カオスヘッダーが「面白い」と感じるのも納得ですね。


 今回は事なきを得たものの、今後迫りくる実体カオスヘッダーに対抗する術はあるのかといったところで、次回はザランガ出産。ここからすぐにエリガル戦に繋げないのは、今一度怪獣保護とは何かを考えるためでしょうか。
コメント