ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第39話「着ぐるみ界の最新モード」

2021-02-10 07:05:42 | 2020年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ劇場 Extra Stage 第39話「着ぐるみ界の最新モード」

 突然の期間限定SSR三好紗南は許してはいけない(フェス後で石枯渇)。

 相変わらずデレステのガチャ運が底辺なのはさておいて、今回はデザイナー・上田鈴帆、コメンテーター・難波笑美による着ぐるみファッションショー。

 着ぐるみを着用するのは仁奈ちゃんとか桃華かなーと思っていたら、まさかの相葉夕美とアナスタシア。しかも、夕美のはまだしも、アーニャのは…良いのかスターゲイジーパイの着ぐるみで…いや、あれにもすげぇちゃんとした由来があるってのは「氷室の天地」由来で知ってますけども、だとしたら向きが違う気もするけど、着ぐるみ的にはギミックが良く見えるこっちの方が面白いか…?
 アーニャとスターゲイジーパイは初対面?というわけでもなく、劇場第1031話においてケイトから紹介されています。しかしまさか着ぐるみを着ることになるとは夢にも思いませんでした。

 やはりパッションだった夕美と好奇心旺盛なアーニャが見られたところでまた次回。普段と違う、デザイナーな一面が見られたのもいいですが、最後に本家本元の鈴帆にも何か着て欲しかったですね。
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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(再放送)  第6話「笑顔のカタチ(,,>▿<,,)」

2021-02-09 07:52:38 | 2020年アニメ
ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(再放送)  第6話「笑顔のカタチ(,,>▿<,,)」

 今回はかすみんと同じくらい推しである天王寺璃奈ちゃん回!

 感情を表に出すことが苦手な璃奈ちゃんが、変わろうとしても変われず思い悩み、それでも仲間たちに支えられて今の自分に出来る精一杯のライブを披露する…というストーリーも良いのですが、個人的に今回最大の見所はライブシーンです。

 璃奈ちゃんに限らず、虹ヶ咲メンバーのライブはダンスのみならず、イメージ映像も差し込まれるのですが、璃奈ちゃんとのゲーセンデートっぽい雰囲気が最高すぎるんですよ…ぼけーっとしているのを見られて顔を手で隠したかと思えば、指の隙間からこっちを見るのとかもう反則ってレベルじゃない。「分け合う温もりありがとう」の演出を考えた方には最大級の賛辞を送りたい。
 また、ライブの最中一瞬だけ映る口元の笑み!これがまたいい味を出しています。感情を表に出すのが苦手なだけで、感情が無いわけではない。歌声からも璃奈ちゃんの楽しさが伝わってきますし、璃奈ちゃんボードで素顔は見えませんが、彼女の心はしっかりと伝わってきます。


 さてストーリーはといえば、冒頭から愛さんのコミュ力が天元突破している様が描かれます。璃奈ちゃんから「お友達と行ってください」と割引券を差し出されたかと思えば、「じゃあ一緒に行こっか!」とその手を取って走り出す…何このイケメン…いとも簡単に人と繋がる愛さんと、人と繋がることが苦手な璃奈ちゃんの運命の出会いでした。

 もっと多くの人たちと繋がりたいと願い、ライブをやる決心をした璃奈ちゃん。時間も無い中でのライブに対して急な話だと驚きこそすれ、誰一人として反対せず、精一杯応援する姿勢がまたいいですね。誰かの大好きを否定しない、同好会の姿勢が現れています。
 その後も特訓は続き、いよいよクラスメイトを誘おうとした段階で璃奈ちゃんは自分の表情が以前と変わっていないことにショックを受けてしまうことに。

 「どうしても気になっちゃうんだ。自分の表情が。ずっとそれで失敗し続けてきたから」と、誤解されることへの恐怖を吐露する璃奈ちゃん。
思えば1話で歩夢と侑ちゃんから同好会の場所を知らないかと話しかけられた際、璃奈ちゃんは少しびっくりして何も答えられずにいました。別れ際にそのことを伝えていたのも、誤解を解くためだったのでしょう。歩夢と侑ちゃんのスクールアイドルへの思いを尋ねていたことからも、他人と繋がろうとする意思を感じられます。

 繋がりたいけど繋がれない。そんな璃奈ちゃんの切実な思いを聞いた侑ちゃんの第一声はなんと「ありがとう」でした。せつ菜の時といい、この子はたった一言でその場の雰囲気をいい方向に変えてしまいますね。
 今はまだ出来ないことがあってもいい。それに璃奈ちゃんには出来ることもいっぱいある。「ダメなところも武器に変えるのが一人前のアイドルだよ」「出来ないことは出来ることでカバーすればいい」とかすみん、愛さんの言葉も光ります。璃奈ちゃんにとって大事なこととはいえ、出来ないことばかりを気にしすぎてしまっていては折角の良いところも隠れてしまいますからね。それに気づけたのは仲間のおかげ。璃奈ちゃんが変わろうとした、誰かと繋がろうとした結果でしょう。

 そして最高のライブシーンへ…大人しめの雰囲気のある璃奈ちゃんが魅せる、元気いっぱいのダンスも素敵です。これが皆と繋がりたい!という彼女の情熱の表れなのでしょう。
 そんな彼女のライブを見守る同好会の面々なのですが、何でせつ菜は菜々の姿でいるんでしょうね?後に歩夢たちと買い物に出かけた際は普通にせつ菜の格好でしたし…もしかしてライブ開催日が土曜日だから学校が休みで、家からせつ菜の格好をしていくわけにはいかないのでやむ無く、という理由からでしょうか。


 また、今回登場した璃奈ちゃんのクラスメイトであり、歩夢や愛さんのファンでもある子たちとの交流が今後も続いていくのが良いんですよ。物語が進むに連れて呼び方も変わっていくのがまた良い。

 といった感じの璃奈ちゃん回。いやー何度見ても素晴らしい回ですね!璃奈ちゃんのみならず愛さんの魅力を再認識できる話でもありました。
 次回は彼方ちゃん回!すいません!ずっと「おうみ」だと思っててすいません!「このえ」だったとは…
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仮面ライダー剣 第45話

2021-02-08 06:41:18 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダー剣 第45話

突然の振り返りと今後の展開チラ見せから始まった第45話。ここまで見て最終回は見ない!なんて方滅多にいないでしょうし、振り返りだけで良かったのでは?

ともあれ今回は天王路によって5枚目のエースからケルベロスアンデッドが誕生。トライアルシリーズもティターンも、ケルベロスアンデッド誕生の過程に過ぎなかった様子。トライアルシリーズでアンデッド生成の技法を学び、ティターンでアンデッド同士の融合・吸収を実験していたのでしょうか。
戦闘力もさることながら、恐るべきは剣崎たちが封印したアンデッドのカードを問答無用で吸収するその能力にありました。折角ジョーカーの本能を抑えられた始は再びその本能に苦しめられ、睦月も橘さんも、更にはキングフォームでさえも…あぁ、これは大ピンチのまま次回に続いて、次回冒頭でどうにか隙を作って離脱。策を練ってリベンジマッチの流れだろうなぁ…と思っていたらアレだよ。敵が強大であればあるほど、立ち向かう剣崎の意思と力も強くなっていくとか、そりゃ敵も唖然としますわ…

ただ、力が強くなればなるほど懸念されるのは剣崎のジョーカー化。今回始が危機的状況に追い詰められた際に、それを察していたことからも相当に進んでいることが伺えます。それが分かっていてなおキングフォームへの変身を決行する剣崎の思いの強さにカッコ良さを感じる一方で、本当に大丈夫なのかと不安な気持ちもありますね。

一方の橘さんはジョーカーの戻ってしまった始を見て「始」と呼び、始は睦月の相談に乗り、今を楽しむようアドバイスし、睦月はギラファアンデッドからアンデッドとの共存を否定されつつもケルベロスアンデッドを前に彼を助ける行動を見せる…と、各々初期と比べてだいぶ変わってきた様が描かれていました。毎度のようにライダー同士が戦っていた頃と比べると、本当に絆が深まったんだなと感じさせられます。最近も戦ってたとか言わない(汗。
また、睦月の帰りを信じて待つ望美ちゃんも印象的でした。離れていく彼の身を案じつつも、絶対に帰って来てくれるという信頼を感じます。彼女がここまで睦月を思うに至った過程も気になります。

次回はギラファアンデッドが協力をしてくれそうですが…ケルベロスアンデッドの能力を見て撤退を選んだりと、なにかと聡い彼のことですから絶対に裏があるんでしょうね…
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魔進戦隊キラメイジャー 第42話「仁義なき戦い」

2021-02-07 10:07:41 | 魔進戦隊キラメイジャー
魔進戦隊キラメイジャー 第42話「仁義なき戦い」
 
 「私とお嬢様の愛の力」…サラッと両思いアピールしてるマッハさんマジマッハ。

 さて今回は久々に柿原瑞希さんが登場!「熱田が私を変えたんだからね!」「責任取りなさいよね!」「これ(遊園地)付き合ったら許す!」と、相変わらずのズルパワフルなヒロイン力を発揮していました。制服の内ポケットに有効期限ぎりぎりの遊園地のチケットをしまい込んでいる…つまり充瑠を誘おう誘おうと思っていたけれども、渡せずじまいで期限ぎりぎりになってしまったということでよろしいですね!?さすが柿原さん、少ない出番で
最高の可愛さを発揮してくれる…
 しかし、そんな微笑ましいやり取りはいつまでも続かず。ガルザはクランチュラに何かを頼みつつ、ヨドン皇帝に自ら取り込まれることで皇帝の力をその身に宿し、一気に地球を汚染すべく黒い霧で人々の生気を奪ってベチャット化させる作戦を侵攻。

 それだけには留まらず、ヨドン皇帝の意識を乗っ取った金のガルザことロードガルザが誕生。言ってみればガルザとヨドン皇帝が合体した姿。金色を体に宿したのは、グレイトフルフェニックスがオラディン王と金色のハコブーが合体したのを意識しているんですかね?
 その作戦に「面白いじゃないか」と乗っかったクランチュラと、作戦の一部始終を目の前にしてテンション爆上がりの充瑠。クランチュラにしてみれば既にヨドン皇帝が生きていても始末される未来しかないわけですし、元々地球侵略の作戦にも楽しさを追求していましたから、ガルザの作戦に乗っかるのも納得です。充瑠も絶体絶命の状況ながらもガルザのひらめきに感動してしまうのが何とも彼らしい。

 更に冒頭充瑠が見た夢の中にいたクリスタリア人はオラディン王かと思われていましたが、まさかの…この展開には驚かされましたね。てっきりあの技がヨドン皇帝を倒す必殺技になるものだとばかり。
 「ひらめきは世界を救う」という彼の信念はどこで歪んでしまったのか。何故今になって充瑠は彼と繋がったのか。ヨドン皇帝の中にヨドンナやガルザがいたように、ガルザの中にも別人格の誰かがいたりするんだろうか…
 そしてガルザが充瑠に抱いている苛立ちの理由は一体何か。兄と同じ力を持つことへの嫉妬だけではなさそうです。ガルザは道を踏み外した充瑠みたいな立ち位置だったりするんだろうか。


 ガルザとの決着や充瑠のデートの行く末も気になりますが、今回触れられた為朝と巫女ヨドンナの行く末も気になります。ガルザがヨドン皇帝の意識に取り込まれたのなら、逆にヨドン皇帝からヨドンナの意識を切り離すことも出来るのでは…?そして最後には楽しそうに為朝を応援するヨドンナ様が描かれて、「ここ、笑うところだろ?」と最高の笑顔を見せてくれたりするのでは…?

 しかしヒープリではグアイワルがキングビョーゲンを取り込み、セイバーではメギドが人間を取り込み、ガルザがヨドン皇帝を取り込み…最近のニチアサは吸収が流行りなんですかね(笑。
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仮面ライダーセイバー 第21話「最高に輝け、全身全色(フルカラー)。」

2021-02-07 09:31:18 | 仮面ライダーセイバー
仮面ライダーセイバー 第21話「最高に輝け、全身全色(フルカラー)。」

 メギドになった人間を救ってきた飛羽真でしたが、実はワンダーワールドが見える人間が思っていた以上に行方不明になっていたことが判明。それでも「全てを救う」という思いを口にする飛羽真に対して、口にするのは容易いが、戦えば戦うほど背負うものが増えていく剣士にとっては容易なものでは無いと大秦寺。

 というわけで、飛羽真と大秦寺は全力で戦うことに。何故全力でって言われているのに通常のセイバーなのか…ライドブックに頼っている飛羽真の剣から何も響かないというのであれば、飛羽真には最初からライドブックをフル活用して欲しかったところ。まぁ以前の大秦寺との戦いでアーサーを使ったりしていたことを思うと、大秦寺のいうこともあながち間違ってはいないか…実際本2冊で十分に大秦寺は飛羽真と渡り合えてるわけですしね。
 結果大秦寺も少しは飛羽真の剣から響くものを感じてくれたようですが、これまでも割と必死だったような…かと思いきや、飛羽真がいないところで飛羽真の側に着くことを亮に宣言した大秦寺。これを本人の前で言わなかったのは、人見知りである彼らしいといえば彼らしい。

 そんな中、メギド側は人間をメギドにする計画から一歩進み、人間メギド誕生の瞬間に他のメギドを吸収させカリュブディスメギドなる新しいメギドが誕生。他の面々の反応からして、もしかしてデザストもこんな感じで生まれたんですかね?
 カリュブディスメギドに飲み込まれてしまった飛羽真を救うために、大秦寺!…ではなく、ライドブックの力でフルカラーの力を手に入れたユーリがCMを挟んで大活躍。変身直後ならともかく、変身してチラッと戦ってCMってのは盛り上がりに水を差されている感じがしなくもない。

 エックスソードマンの、真っ黒なシャドーにフルカラーの力が宿ることでガラッと印象が変わったり、電王クライマックスフォームよろしくパーツが腕に移動したりする能力は面白いと思います。ただ、今回は折角大秦寺が飛羽真に可能性を見出してくれたわけですから、飛羽真と大秦寺の共闘が見たかったです。飲み込まれかけている飛羽真の手を大秦寺が掴むなど、戦闘においても活躍して欲しかったです。正直今回はユーリがいなくても何とかなったのでは?

 ともあれ、ようやく仲間一人と和解したわけですが、まだまだ先は長く、新たなメギドの脅威も健在。取り込んだメギドの数だけ復活するんですかね。次回は亮と対決。
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ヒーリングっど♡プリキュア 第43話「キングの進化…!蝕まれたすこやか市」

2021-02-07 09:03:41 | ヒーリングっど♡プリキュア
ヒーリングっど♡プリキュア 第43話「キングの進化…!蝕まれたすこやか市」

 一瞬ですこやか市の人もエレメントも蝕む力を見せたネオキングビョーゲン。どうやらこれ以前からも街の各地に自分の力を点在させ、そこを足掛かりに一気に蝕む計画を立てていたとのこと。メガビョーゲンクラスになるとラテに察知されるから、敢えて小さな蝕みにとどめていたってことでしょうか。あれか、風邪もひき始めだと気づきにくいとか、そんな感じか。
 忠臣シンドイーネだけは残しておいたりと、割と策士ですね、ネオキングビョーゲン。

 蝕む力のみならず、攻撃力においても一撃でのどかたちを変身解除に追い込むほどの力を発揮。そんな危機にテアティーヌらヒーリングアニマルたち参戦!
 テアティーヌたちがネオキングビョーゲンを抑えている中、ネオキングビョーゲンを突破する手立てとして「ビョーゲンズはビョーゲンズの力を吸収するから、メガパーツを取り込んだ状態で攻撃を放てば届くのではないか」という、とんでもない提案をし始めたアスミ。
 ラテも人間界も守りたい、失敗を恐れすぎてはならない、共に過ごした時間が今の自分を作っている…と、女将とハイジャンプの両方を選んだちゆ、失敗を恐れないひなた、ビョーゲンズに苦しんだ経験を糧としたのどかたちから学んだことを胸に、アスミの決意は固い様子。これまでアスミに様々なことを伝えていたのどかたち

 というわけでシンドイーネ戦が繰り広げられたわけですが…何だろう、この微妙な盛り上がらなさは…イマイチ緊迫感に欠けるというか、ゲームで言うところのイベント戦感が強いというか…
 シンドイーネも豊富な攻撃パターンで魅せてくれるかと思ったら、根幹が変わっていないのであっさり隙を突かれて浄化され、更にもう一回浄化されて終わり…うーん、何だかシンドイーネのラストにしては勿体ない気がします。ここでメガパーツを奪われても生き延びて、最後の最後までネオキングビョーゲンのために体を張って欲しかった気も。
 あとラテが喋りだしましたが、昨年のララと違って聴診器を使えば会話できるわけですし、そこまでの感動は無かったですね。


 で、トロピカルージュが2月28日放送開始。今日が2月7日。ということは来週14日にネオキングビョーゲンと決着をつけて、21日の最終回でエピローグといったところでしょうか。何かこう、もう一つ二つくらいインパクトのある展開が欲しいところですが… 
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ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ 第5話「なんのために 誰のために」

2021-02-06 10:26:52 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンクロニクルZ ヒーローズオデッセイ 第5話「なんのために 誰のために」

 今回は「人造ウルトラマン」ということで、ウルトラマンZからは「悪夢へのプレリュード」から登場したウルトロイドゼロ、ウルトラマンダイナから「最終章Ⅰ 新たなる影」に登場した人造ウルトラマンテラノイド&超合成獣人ゼルガノイドを特集。Zの応援上映でも同じ話が取り上げられていましたね。

 ウルトロイドゼロ、テラノイドのいずれにおいても元々は人間が地球を守るために開発された兵器。地球は人類自らの手で守らなければならないという思想そのものは立派ですが、ウルトロイドゼロは共に地球で暮らしている怪獣たちを無闇に活性化させてしまうほどの脅威的な存在でもありました。何もしなければ大人しかったであろう怪獣たちをわざわざ起こすような兵器を起動させ、それにより怪獣のいない、人類にとって住みやすい地球に変えていく…というのは、ユカが言ったとおり「人類が人類を守っているだけ」ですね。
 テラノイドにしても、一度はアスカの光を元に起動したものの、すぐにエネルギーが切れてスフィアに取り込まれて怪獣化。仮にこの場を凌いでいたとしても、起動のたびにああも簡単にエネルギー切れを起こしているようでは役に立たないでしょうし、その都度アスカや他の誰かの生体エネルギーを使う必要があるとすれば、人類を守るための兵器で人類を殺していることにもなりかねません。

 ダイナのゴンドウ参謀は自ら責任を取るような最期を迎えましたが、Zで似たような立場にいるユウキ・マイのその後は語られていません。
 彼女も地球を守るために取った行動ではあったものの、キングジョー・ストレイジカスタムが撃ったD4レイによる次元崩壊をゼスティウム光線で食い止めた際に見せた、うっとりするような表情がどうにも印象に残ってしまい、敵ではないにしろ悪いイメージが強いですね(苦笑。
 あとはヘビクラ=ジャグラーだと知った後は容赦なく排除しようとしていましたし、どうにも宇宙人や怪獣を目の敵にし過ぎているようにも思えます。ウルトラマンですら「所詮彼らは宇宙人」「いつまでも味方をしてくれる保証は無い」と警戒していたようですから。今後彼女の過去や今後に触れる機会があればいいのですが。


 ゼロも今回の件については「俺たちウルトラマンは、力を見せびらかすために地球に来たわけじゃない!守りに来たんだぜ!?…この違い、わかるか?」と、力を振るうのは平和を守る時だけだと強く主張していました。その「平和」には共に地球で暮らす怪獣や宇宙人の平和も含まれているのでしょう。実際、ハルキたちの地球にゼットさんが現われても怪獣たちが今回のように活性化することはありませんでしたし、セブンガーやウインダム、キングジョーSCが完成した時も同様でした。人間よりも怪獣たちの方が、ウルトラマンやストレイジの力は「平和」を守るためのものだと理解しているのかもしれませんね。

 ただただ力を追い求めるのではなく、なんのための力なのか。誰のための力なのか見つめ直すことも大事だと教えてくれる話でした。


 次回はストレイジとGUTSのメカ特集の模様。
 
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ウルトラマン80 第44話「激ファイト!80VSウルトラセブン」

2021-02-05 08:04:54 | ウルトラシリーズ
ウルトラマン80 第44話「激ファイト!80VSウルトラセブン」

 前回城野隊員が亡くなったとは思えない感じの第44話は、暴走族に深手を負わされた直人少年の生霊が、お守り代わりのウルトラセブンの人形に乗り移って暴れまわるお話。

 ウルトラセブンの活躍を振り返る映像も流れていましたが、エレキングにガブラ、ヴィラ星人と、どいつもこいつもアイスラッガーで切断された怪獣・宇宙人なのは何故だろう(汗。
 また「セブン=モロボシ・ダンはシルバーブルーメの襲撃を受けた後にウルトラの母によって救われた」という話をメビウスの頃に目にした気がしますが、1980年頃だとどういう捉えられ方をしていたんでしょうね?wikiには手術を受けていたとか何とか書かれていましたが。はっきりとした状況が説明されていなかったとすれば、よく妄想とはいえウルトラセブンを出そう!という展開になったなぁ…と。

 そんな妄想ウルトラセブンを生み出した直人少年と姉は、母を早くに亡くし、父は海外出張中。引っ込み思案だった直人を姉が励まし、サッカーを始めた今では見違えるように元気になったとのこと。一方でそんな姉弟を傷つけた暴走族のリーダーにもサッカーをやっている弟がおり、ライバルチームを潰すために直人たちを襲ったことが明らかに。同じ弟を持つ身でありながらも、かたや弟を心から大事に思う姉、かたや弟のためとは言いつつも暴走族の兄を持つ弟の辛い心境も考えない身勝手な兄といった対比もなされていました。弟の実力を信じていれば、ライバルチームに怪我を負わせるといった行為に及ぶことはないでしょう。
 直人や猛を襲っている際は嬉々としていた暴走族でしたが、妄想セブンに命を狙われたことでようやく自分たちのしてきたことが如何に危険なことだったかを痛感することに。同じ立場に置かれる前に理解して欲しかったですが、心を入れ替えるようで何よりです。でも、妄想セブンに捕まって投げ飛ばされた人がいましたけど、あの人大丈夫なんですかね…(汗。

 また、今回はオオヤマキャップが以前のようにカッコよくて頼れるキャップに戻っていた印象を受けます。暴走族を捕まえるのは警察の仕事だとは言いつつも、猛の気持ちを汲み取って彼に休暇を与えたり、セブンのことを信じているからこそ、これ以上セブンに破壊活動をさせないようにするべく出動を指示したりといった描写がなされていました。こういうオオヤマキャップが見たいんだよ!


 テレパシーを多用するユリアンをたしなめる猛も、割と人間時でも色んな能力使っている気がしないでもないと思いつつ、また次回。次回はバルタン星人再び!
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ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 第4話

2021-02-04 08:01:18 | テレビ・映画・ドラマ
ウチの娘は、彼氏が出来ない!! 第4話

 第4話は碧の小説の映画化、渉の「忘れてはならない人」を軸とした、誰もが胸に抱いている「憧れ」や「譲れないもの」について描かれていました。

 碧は好きな芸能人主演で自身の作品が映画化されることが決まったものの、既に映画は原作改変で話が進んでいるという有様。しかも時間が進むに連れてどんどん良からぬ方向に改変されていき、碧も自分の原作が必要かと疑問に思うレベルに。しかし断れば次の出版の機会が失われるという境遇に立たされているために、碧は身動きが取れない状況に。
 話は逸れますが、何もかもを原作どおりにしろとは言いません。ただ、ちょっとアレな原作改変を見るたびに「もっと原作を大事にしてあげて…」という思いでいっぱいになります。メディアの違いを理解は出来ても、許容できないものだってあるんだよぉ!

 で、そんな碧の危機に立ち上がったのが漱石くん。脚本家に直談判に行った際に「素人」呼ばわりに対して「全くの素人ではないです」「作家を支え、導いてきた自負はあります」と自分の仕事への誇りを口にするシーンはカッコよかったですね。今回で一気に株が上がった感じがします。
 そんな漱石くんとは対照的に、「書くのなんか楽しくない」と公言する脚本家の嫌なヤツっぷりが際立っていましたね。「つじつまの合わない脚本でもツッコミどころ満載とか言って喜ぶ」と見る人間すら見下しており、碧や漱石、そして映画の主演である悠人にもあった仕事への誇りや信念が全く感じられない人物でした。アレでよくあんなに立派な家に住んでいて、アシスタント?を何人も抱えていますね…元々は真面目に脚本づくりに取り組んでいたけれども、どこかで道を踏み外してしまったのでしょうか。
 幸い、今回は悠人も話してくれれば分かってくれる人物だったので事なきを得たようですが、漱石くんの行動は一歩間違えたら会社の今後にも繋がりかねない行動だったとは思います。自分の信念を貫くことと、社会で生きていくことを両立させるのって大変なんですね…


 一方の空はといえば、渉がデートにつけ鼻毛をしてきた真意を知ることに。それはひたすらに一途な思いから生まれた行動でした。恐らく、光が付き合っていた女性には理解できないことでしょう。あの人、悪人とまでは言いませんが、あまりにも自然に人の心を弄びすぎて、作中一番怖いんですけど(汗。
 
 渉の一途な思いを知ってなお、行動を始める空。空と渉を見て人や自分の心を試すことをやめることにした光。碧のために一心不乱に動き続けた漱石。自分の心のままに生きることは難しいけれども、それでも貫きたい、譲れない思いがある。そんな描写がなされていた第4話でした。
 空が話していて楽しそうなのは光ですが、憧れているのは渉。碧は漱石に信頼を寄せ、ゴンちゃんは再びフリーの身になったものの碧との関係性はすぐには変わらない模様。で、沙織は…と、あちこちで色々動き出していますが、個人的に現状一番気になるのが沙織関係だったりします(苦笑。漱石なのか、はたまた…と、一番予想がつかない子なので、出番こそ少なめですが彼女の行動にも期待です。

 そんなこんなでまた次回。

 
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相棒19 第15話「薔薇と髭の不運」

2021-02-04 07:35:14 | 相棒シリーズ
相棒19 第15話「薔薇と髭の不運」

 シーズン18でヒロコさんが再登場した際は本気で「髭の里」ルートかと思いました。

 さて今回はヒロコさん再登場。またも事件に巻き込まれた彼女の護衛に出雲がつくことに。ソリが合わず、ヒロコが溺愛している人物を出雲が疑ったことで護衛を解雇されつつも、彼女の身を守るため密かに張り込んでいたりと、頼れるところを見せてくれました。出雲のこういう活躍が見たかったんだよ…!
 ヒロコは最後まで彼女を「おかちめんこ」と称しつつも、口には出さない「友情」を感じていた様子。一方で右京さんたちの新しい憩いの場を提供する茉梨には「嫉妬」を覚えているようで、相棒の新女性陣との絡みが一気に増えたヒロコママ。この調子で次のシーズンにも出て来るんですかね。

 事件はヒロコにとっては辛い結末を迎えることに。これが陣川くんなら、「こてまり」で泣き崩れているところでしょうけども、ヒロコの場合は一人お店で泣いていました。仮に右京さんたちがあの場にいたら、行き場のない怒りや哀しみを右京さんたちにぶつけてしまいかねないから、敢えて一人を選んだんでしょうかね。それでもいつまでも泣いてはいられず、ひとしきり泣いたら立ち上がる。強い人です、ヒロコさん。
 また、事件には最近流行り?の宅配サービスも絡んでいました。終盤、青木も犯人逮捕に一枚噛んでいましたが、何とも意地の悪さがにじみ出ている、いいポジションだったと思います(苦笑。
 
 それにしても、新トリオザ捜一も少しずつ形が決まってきたように思えます。厳しいが頼れる最年長の伊丹、ちょっと頼りない中堅の芹沢、最年少だが根性は一人前の出雲といった印象を受けます。本当、初期のパワハラ・セクハラまがいの芹沢が続かなくて良かった…こういう形のトリオなら安心して見ていられます。芹沢は先輩風吹かせつつも苦労人ポジションが似合っているような気がしますし。

 そんなこんなでまた次回。
 
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