Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

検聴モニターSPの入れ替え

2008年10月03日 | ピュアオーディオ

614sp 2年半ほど検聴用に使っていたアルテック#614(604-8G)Trail仕様(ルシファー)を、何度も訪問される福岡のお客様にお譲り致しました。

このSPには非常に愛着が有りました。手に入れたきっかけは「604-8G]を聴いてみたいからでしたが、ユニットを手に入れ、BOXを探して組み込み、初めは「化け物シリーズ」ケーブルで内部配線をして使っていました。今年4月にルシファー配線にして、ますます気に入っていました。軽く弾む低音とキレが良くスッキリと伸びた高域が同軸でフォーカスを結ぶ様はお気に入りでした。このシステムで604-8Gの威力と魅力に取りつかれました。SPをお探しのお客様にはことごとくお勧めしているユニットです。

Le8t1 次のモニターSPはサンスイ SP-LE8T(Trail仕様ルシファー)です。昨日614SPを購入されたお客様もご実家にSP-LE8Tが有るとの事でお聞かせしましたが、「!!!!」とうなっておられました。ご実家で使っているLE8Tからは出た事のない「音質」だそうで、同時に聞いた614SPまでは行かないけれどほとんど見劣りのないサウンドだとおっしゃいました。

SPは内部配線等を含め、当方のスキルで相当なレベルまで「音質改善」出来ます。この場合SPスタンドのSTM-22は絶対条件です。このトレールを使いますと音離れや低音の馥郁たる雰囲気が格別になります。

ちなみに、モニターアンプに使っているKT66ppステレオのメインアンプを、秘匿しているVT-62ppモノ×2台のアンプに交代させますと、後ろのRCA 38cmWウーハーシステムが鳴っていると錯覚いたします。それくらい低音の量感とスケール感が出てきます。

しかし、コーン型SPには「質感」の限界が有ります。やはりSPはコンプレッションドライバーを使ったシステムでないといけません。また4台目の604-8Gを手に入れる事でしょう。


JBL DD55000 エベレスト用トレール

2008年10月03日 | ピュアオーディオ

Sts116l 今月は何故か注文の来るトレールはブラック色が多い。今回もSTS-116 JBL DD55000専用トレールが出て行きました。

このSPが左右対称に作ってありますので、当然トレールも左右対称です。横幅の割に奥行き寸法は意外と有りません。しかし、その重量は140Kgを超えますので8車輪構造です。(耐荷重400Kg)

Sts116r キャスターの数が多いですがフレームを純木材で作ってガタを「自動修整」して取るように設計していますのでサウンド的なマイナス面は殆どなく、低域のこもりを防止し、音の響きをナチュラルにしてくれます。

140KgのSPが一人でかなり自由に動かせるのは「快感」かもしれません。このように重たいSPは一度部屋にセットすると一人や二人では動かせませんから、10年以上鎮座する事が今までの常識です。しかし、トレールを使うと軽々と一人で動かせるようになりますので奥様達に好評です。SP周りの掃除が出来綺麗なお部屋にする事が出来ますから。

音質と合わせて「安全性」にも十分考慮して設計しています。地震で簡単に倒壊しないように工夫しています。