Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBLのネットワークを使った3ウェイの組み方

2008年10月21日 | ピュアオーディオ

JBLのSPユニットを使って大型システムを組もうとするとどうしてもマルチウェイ(3ウェイ)にせざるを得なくなります。

プロモニターの#4333Aの場合、#3110(800Hz)+#3105(7000Hz)で組まれています。オリンパスS8RもLX5(500Hz)+N7000(7000Hx)で3ウェイにしてあります。

メーカーの推奨の使い方はオリンパスの例で説明しますと、LX5のINPUTにアンプからのSPケーブルを接続します。LX5のLF端子から低域のLE15Aに繋ぎ、HF端子からはN7000のINPUTに繋ぎます。N7000のLF端子から#375に接続、HF端子から#075に接続します。

これで一見問題なさそうですがここに「落とし穴」が有ります。ネットワークを1個通過して音を出す「ウーハー」部と2個通過して音を出す#375と#075では「音の鮮度」が違います。

自宅の707JシステムやRCA箱システムはネットワークに#3160を使っていますが、基本の使い方は上述のオリンパスS8Rのつなぎ方から始めました。しかし、どうしても「音の鮮度」が有りません。

そこで#3160のHF端子から#375に繋いでいます。また#3105(7000Hz)のINは#3160のINPUTから取っています。175DLHや#2405は#3105のHFから取っています。(#3105のLFは使用しない)

これにより「音の鮮度」がすべてネットワーク1個しか通らなくて鳴っています。7000Hzから10000Hzくらいが音の重なりが出そうですが、特に違和感もなく実用範囲内です。

私の場合特製のネットワーク箱を作り、その中に#3160を入れ込み、箱の外にSP端子を設けて接続するようにしていますのでこの辺の接続が非常にやりやすくしています。

Fp_200b1 今回はフルテックのバナナプラグFP-200B(R)を使って配線の実験を行いました。このバナナプラグは非常に安心して使えると同時に非常に良い音質をしています。お値段が4個で約7000円です。


RCA箱システムのSP配線ルシファー化完了

2008年10月21日 | ピュアオーディオ

昨日までにツィーター周りの配線が終わり、本日最後のウーハーBOX内配線の交換を完了しました。

交換後のサウンドは「激変」レベルの変化です。ルシファーにすると「音数」がまるっきり違います。今までこのRCA箱システムは「今一」のサウンドの感が有り、来社されるお客様にもあまりお聴かせしませんでしたが、これからはオリンパスシステムと同等に扱えるようにしたいと考えています。

当然「オールルシファー化」です。電源ケーブルもインコネケーブルもすべて「ルシファー」にします。アンプも特製のアンプを準備していますので「次元の違うサウンド」を出してくれるはずです。