Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

音質改善てどういう事?

2008年10月27日 | ピュアオーディオ

「質感やバランス」の改善も「情報量(解像度)」の改善も「音質改善」になりますが、前者はどちらかと言えば「小さな変化」、後者は「大きな変化」を伴います。

私が考える「伝送ロスの極小化」は「エネルギー不変の法則」から来ています。ピックアップで読み取られた情報が「1本のケーブル」で接続され、電気信号をSPで物理的振動にロスなく変換され音波として放射される事を目指しています。

現在までの調査や体験から「インコネケーブル」、「電源ケーブル」、「SPケーブル」、「SP内配線」、「SP」、「アンプ」と全ての処で「伝送ロス」が発生しています。

「伝送ロス」が発生しているという事はせっかく読み取られた情報を紛失しているような物で、この紛失率がどれくらいか?と言うことを自覚している人は以外に少ないように思います。その数値が90%もロスしている例はざらで、しかもご本人が気付いていない事の方がより深刻な問題だと思っています。

機器の入れ替えを繁茂に繰り返す方にこの傾向が多いように感ずるのは私だけでしょうか?お持ちの機器をじっくりと使い込んで見ないと本当の良さや悪さは見えてきません。そこが、「音質改善」の出発点だと思います。