先日RCA箱システムを「ルシファー化」しましたら「格段」に音数や表情が豊かになりました。初めて「オールルシファー化」した自宅のSP-707Jシステムや2セット目のオリンパスシステムの時もそうでした。
「化け物ケーブル」で配線した時もそう感じましたが、今回は化け物ケーブルからルシファーケーブルへのグレードアップです。「化け物ケーブル」でさえ「伝送ロス」が大きかったのだと知らされました。今回のRCA箱システムの「SP配線のルシファー化」は当然の帰結です。改めて「ケーブルの伝送ロスの大きさ」を痛感しています。
「伝送ロス」は電源やケーブルのプラグや機器側のソケットでも非常に大きいことを確認しています。その為「Trail仕様」のパワーアンプやSPシステムを作っています。これらを1回でも使って音楽を聴くともう戻れません。
次は「プリアンプのTrail仕様化」です。現在3セットのプリアンプ(ラインアンプ)をTrail仕様化して使っていますが、2球式のラインアンプでマッキンのC22の性能を超えています。実際に聴き比べを今年行いましたが、C22は既に眼中に有りません。
まだ自宅ではプリにマッキンのC40を使っていますが、更なるグレードアップの為の「ネック」は現在の所このC40です。ここが変われば爆発的に「グレードアップ」すると確信しています。現在は一息ついている状態ですが、密かに「プリアンプ」の素材を探しています。
管球アンプで「XLRの入出力」のものは極端に少ないのです。殆どがRCA対応のみでXLR(バランス回路)に対応した物がないのが実情です。こうなると自分で作るしか手は有りません。
手持ちのプリではWE310Aを使ったプリが最も性能が高いのですが、目指すのは更にその上のサウンドを出せるプリアンプです。既に次の目星はつけていますが、その前に「真空管」を集めておかなくてはなりません。
「ルシファー」が手持ちのケーブルでは最強ですが客観的に考えればそれでも「伝送ロス」は有ると思います。でもこのケーブルが全ての部分で使える訳でも有りません。物理的にサイズと硬さの問題でアンプの中や小型SPの中では使えません。
それでも「今自分に出来る最高の音質」の機材にして行きたいと願っています。