今日は朝からオリンパスを鳴らしています。自宅のサウンドと比べると明らかに「キレとヌケ」が落ちます。しかしこれは「鳴らしこみ不足」の症状です。全体的に「詰まった」ような感触を受けます。
オリンパスシステムはオールルシファーケーブルです。この伝送能力にまだアンプが対応できていません。「活眼(覚醒)」していない状況です。この為ひたすら鳴らしこむだけです。この感覚は経験した者でないと理解できない事です。通常の方の場合「音が悪くなった」と云ってすぐに元に戻してしまいます。ここが我慢のしどころです。過去シリウスケーブルのグレードアップに伴い何度も経験した質感の変化です。
アキュのアンプでマルチを組んでいた時のサウンドはすでに超えています。音の厚み、リアリティ、鮮度、音数、質感等比べるまでも有りません。何度も戻してはトライして来ました。
アンプがルシファーの「大容量」をこなせるようになれば自宅のシステムに比肩するようなサウンドになります。おそらく上になるでしょう。今でも中域音の厚みと低域のドライブ力は上を行っています。苦行ですね。
昨日は高域のキレ・ヌケが悪いな?と思ってアンプの後ろを確認したらSP端子が相当緩んでいました。締め直したら元のキレ・ヌケに戻りました。SP端子の増し締めは大切な作業です。一度セットすると「完全に接続した」と思いたくなるのはだれでも常です。しかし、翌日や1週間後確認しますと「何でこんなに緩んでいるの?」と自分の仕事を信じられなくなります。緩まなくなるまで根気よく増し締めを繰り返します。
ケーブルの接続部は「ゆるむ」と認識しておいた方が利口です。この辺のノウハウがないばかりに新しい機器を次から次に買い替えなければならない羽目になります。
ゆるまさせない方法も有りますが後は引っ越しを予定していますのでその後にしっかりと対策したいと思います。