今日は良いお天気にもかかわらず、昨夜の夜更かしが効いてぐったりの土曜日でした。午前中はチョッと仕事が有りましたが午後からはゆっくりとオリンパスシステムを聴きながら転寝をもくろんでいました。
ラトルのマーラー6番を聴きながら気持ち良さそうに聴いていたら「定位」が右にずれている事に気付きました。「なぜ?」とアンプの方を見渡して見ると、中音用のVT-62ppモノラルアンプの左chのVT-62の2本のうちの1本が点灯していません。
やむなく、全てのアンプの電源を落とし、不具合のVT-62を交換しました。プッシュプルですので2本の特性が揃っていなくてはならないので2本交換になります。
交換後、早速全てのアンプの電源をONにして「お楽しみ」続行となりました。特に不具合なく従来と変わらないサウンドになりました。
今回のVT-62の球の寿命については不明です。何故なら「中古アンプ」に付いてきた物だからです。当方で実際の使用は約1年くらいでした。VT-62は「電気の球」のように「突然」寿命が来ます。
これに対してKT66やEL34、6L6は少しづつ劣化していきます。その点寿命が長そうです。交換したVT-62と未交換のVT-62の球の光具合を比較すると、新品の光りかたはやっぱり明るいですね。もう片方(ch)もそろそろ交換時期かもしれません。
球の価格が1本¥15000で2本だと¥3万円になります。もう片chも交換だと更に3万円。合計¥60000円の出費となります。厳しい財政状況の中では痛いです。もっとも予備を3セット程はいつも持っていますので、使えなくなることは有りませんがそのうちに穴を埋めておかなくてはなりません。