Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

新しいトレール

2008年10月25日 | ピュアオーディオ

Stm241 続々と新しいトレールが生まれています。

今回は三菱 2S-3003 モニターSP専用のトレール STM-24 です。実は2S-3003用には既にSTH-12と云うものが有りましたが、よりコンパクトになるようにデザインを変えました。

Stm243 解き放たれたようなSPの鳴り方をユーザー様に体験していただきたいと願っています。


私のグレードアップの仕方

2008年10月25日 | ピュアオーディオ

200810153 1セットのシステムをグレードアップするのはなかなか難しいものが有ります。なぜなら「比較」する対象がないからです。

私の場合もオリンパスシステムだけだったらこれだけ短期間で今の音質に仕上げるのは出来なかったと思います。2つのシステムを常に追い込んで行ってこそ到達したのだと思います。

Photo メインは「オリンパスマルチアンプシステム」です。こちらに物量を投じてきます。それとは反対に出来るだけシンプルにネットワークシステムの自宅SP-707Jシステムを競わせてきました。

例えばオリンパスの方で新しいケーブルを導入して良い結果が得られた場合、水平展開として707Jシステムにも導入します。しかし、システムの違いから全く同じものが導入できるとは限りません。そのつど「工夫」が必要です。その工夫の過程で「新しいノウハウ」を手に入れます。同じケーブルやノウハウを使っても微妙に結果は違います。当然「修正」作業も入ります。

オリンパスと707Jシステムでは目指す「表現の世界」を変えています。オリンパスは「生演奏」の再現、707Jシステムは私が好む「耽美な世界」。当然使う機器も違うモノとなります。

4033l 先月までは3B252Bアンプを導入した自宅の707Jシステムを聴くとオリンパスシステムのサウンドが面白くなくすぐにSWを着る有様でした。

どうしてもこの音質を上回るには同等のアンプが必要と考え、Trail仕様の管球アンプを3セット揃えて交換するしか有りません。やっとの事で3セット揃えて交換した現在、「オリンパスシステム」が1番の高音質になっています。(現在)

Trail仕様の管球アンプに交換して一番変わったのは「低域」の鳴り方です。箱臭さがほとんどなくなり、LE15Aウーハーの「重い低音」がD130の様な「軽い反応の良い低音」に変わりました。再生帯域はそのままですのでLE15Aのポテンシャルに目を見張るばかりです。

こうなると次は707Jシステムで「音の重心」を下げる事がテーマとなって来ます。・・・とこんな風にテーマを次から次と解決していかないと「追い越す事」は出来ません。進歩は「立ち止まることを許さない」厳しさが有ります。

これからはRCA箱システムも加わり三つ巴の「音質アップ」競争です。頭の中で考えているだけでは解決はできません。今できる最善の方法から手を付けて行きます。実践しないと「変わり」ません。

毎日事務所と自宅に帰ってからも聴きますので、辛くなるシステムを早く解決しないといけません。


一番「エポック」なシステム

2008年10月25日 | ピュアオーディオ

200810251 SP内配線の「ルシファー化」とTrail仕様管球アンプのシステムが続々と出来上がりつつあります。現在はそれらの鳴らし込みに専念しています。

オリンパスシステムも管球アンプにして更に良くなりました。RCA箱システムもTrail仕様のプリ+パワーアンプで良くなっています。それらより更に良い出来上がりが SP-LE8Tのシステムです。

200810252_2 サンスイ SP-LE8T-Hの内部配線は「ルシファー」です。これに組み合わせているシステムはCDP:SD-9200+Trail仕様マランツタイププリ(XLR出力)+Trail仕様6L6シングルアンプでXLR入力とSPケーブル:SCS-34です。CDPからパワーアンプまではSCR-15とSCX-23の「化け物シリーズ)を使っています。

200810253 このシステムのサウンドには私もチョッとビックリです。シンバルの音などはオリンパスの#375のサウンドと間違う程です。スケール感も音量をちょっと上げれば後ろのRCA箱システムが鳴っているんではないかと思うくらい。低音の伸びも量感も信じられないくらいのサウンドです。日頃LE8Tを使っている方が聴いたら目を白黒させる事間違いありません。

200810254 LE8Tを使ったサウンドの最大の特徴は「バランスの良さ」です。このバランスの良さをそのままに38cmクラスのサウンドがすると想像いただければご理解できると思います。それで先ほど述べましたシンバルの質感などコンプレッションドライバーを彷彿とさせるサウンドです。これが1セット有れば大概の音楽をこなせます。高域もツィーターの追加が不要だと思うくらい伸びています。

これから先の当社のTrail仕様のSPは「小型で超高性能」なモノに特化して進めてまいります。