昨日は電源タップを4セットも「伝送ロス」対策しましたので「効果の確認」も大変でした。昨日中に出来なかったモノは本日確認しています。いろいろなCDをかけて確認しています。
何から報告したら良いのだろうかと迷うほどです。
まず最初は「オリンパスシステム」の電源タップ「e-TP-60」の内部配線を「化け物ケーブル」でやったモノから報告します。
オリンパスシステムには2セットタップを使っています。小電流用とパワーアンプ用です。このどちらも「化け物ケーブル」で内部配線を交換しています。このシステムが昨日の午前中に完了したモノでその後ずっと鳴らし込んでいましたので「馴染み」が一番進んでいると思います。
1)透明感と静寂感が随分と増しています。・・・電源関係が良くなると必ずこの項目が良くなります。
2)音の伸びと音数、スピード感が上がっています。・・・シンバルのアタック音の速さや余韻の長さ特にシンバルのジジジジジジジジジジ・・・・・と云う生でしか聴けなかったサウンドが出始めています。・・・・これまでも随分と出ていましたが今回は従来の比では有りません。
3)音色の品位が向上しています。・・・音色がより美しくなりました。
4)音のヌケとキレが上がり柔らかさも増える・・・ヴァイオリンのしなやかさとユニゾンの響きや弦でこする音や胴鳴りが鮮明に聴こえる。・・・しかし実はこれより上の再生音が有るのです。(後述)
言葉ではなかなか言い表せられないのですが「空気感」は確実に良い方向(生演奏側へ)変わりました。
次に自宅707Jシステム用にタップの内部配線を「ルシファー」にした物の評価。こちらは昨夜8時頃から電源投入と同時に小音量で馴らし運転を2時間ほどしてから聴きましたが、オリンパスほどはっきりした効果は最初は感じられませんでした。ただ「ルシファー」特有の「オフの音」が変化している事は判りました。音の目が詰まっているのです。弦のこする音や胴鳴りや余韻の出方はこれが1番ですね。やはり「ルシファー」の配線を使うとグレードが違うように思います。
その後夜中の2時くらいまで聴きこんで行きました。この時間になるとすべての音の伸びと鮮度の良さは感じますが、SPターミナルの交換を完了していないので一部の帯域で粗さを感じます。こちらは電源はそのままにしてSPターミナル交換が先決でしょう。
最後に自作電源タップにオヤイデ R1 コンセントに「化け物ケーブル」と組み合わせた場合のサウンド。
ヌケ・キレ、音の伸び、鮮度感、繊細感、力感のすべてで1種ビックリのサウンドになりました。こちらはモニタールームのUREI813 で聴きましたが、低音が幾分膨らんでいたものが、タップを交換しただけでタイトな質感やバランスに「激変」しました。欲しかった質感がいっぺんに揃った感じです。フルテックではどうなるんだろう?と比べて見たくなりました。
今日はフルテックのインレットプラグとコンセントFT-S20A-R,オヤイデ R1を注文しました。
正確には同一条件で比較したいと思います。来週には出来ると思います。
3つのシステムで現在最高に良い音を出しているのは オリンパス → 707J → UREI813 のシステム順になります。やはりシステムの総合力と「伝送ロス対策」が進んでいる順番になります。ここの処の理解が大切です。タップの内部配線やコンセントを交換したらすぐにオリンパスと同じ音質に出来ると考えるのは早計です。